2022/11/7川﨑依邦の日々「心の若さ」
11月7日(月)7,805歩、歩行距離5.3㎞。水中ウォーク60分(71回目)。晴れ。
6:00 新大阪始発にて東京へ。
自由席で行く。
満員で指定席が取れなかった。
10:00 埼玉県草加市にてA社ミーティング。
13:30 西日暮里にてB社と面談。
17:00過ぎ プールにて水中ウォーク60分(71回目)。
ガイロク(街録)(NHK番組)第63回を見る。
中でも夫に先立たれて87歳でシャンソンを始めた人Aさんは、
はつらつとインタビューに答えていた。
1人になった時、中島みゆきの「雪」をたまたま耳にする。
雪 気がつけばいつしか
なぜ こんな夜に降るの
いま あの人の命が
永い別れ 私に告げました
あの人が旅立つ前に
私が投げつけたわがままは
いつかつぐなうはずでした
抱いたまま 消えてしまうなんて
「雪」は天国へいった人の事を情感たっぷりに心の底からの淋しさ、辛さを歌い上げている。
「よし、この歌を覚えよう」とAさんは発心する。
シャンソンの先生に師事する。
ガイロク(街録)第63回では89歳のAさんが「雪」を歌っているシーンがある。
「これは絶品だ」と感心する。
プロの中島みゆきより違った意味で「すごい」と思わせる。
思わず私はウルウルした。
人は年齢だけではない。
心の中が若ければいつでも「青春」である。
「よし、この歌を覚えよう」と悲しみのどん底で発心したAさん。
世の中にはいつまでも心の若い人がいるものである。
人生での1番のピンチを生きる力に変えていったAさん。
「よし、やるぞ」とチャレンジしていく心の若さは大事にしていくことである。
2022/11/6川﨑依邦の日々「森山良子のこと」
11月6日(日)15,131歩、歩行距離10㎞。晴れ。
4:30 公園4周。63分。
10:30 京都の宇治市にてA社の「創立70周年記念行事」に出席し、スピーチをする。
スピーチ内容は「次の100周年に向かって」として
京セラフィロソフィの「考え方×熱意×能力」の公式を話す。
考え方としてA社の経営理念を堅持していくことを力説し、
熱意としては誰にも負けない努力をすることの大切さを述べる。
12:00から14:00まで懇親会となる。
バイオリンの奏者が出てくる。
5曲バイオリンを奏でる。
内4曲はクラシックであり、最後の曲は情熱大陸の曲であった。
内1曲はBEGIN作曲、森山良子作詞の「涙そうそう」であった。
「涙そうそう」のメロディーに乗せて自然と歌詞が頭に浮かぶ。
古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた
いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ
晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても おもかげ 探して
よみがえる日は 涙そうそう
この歌は森山良子の亡くなった兄のことを哀悼している。
悲しみに溢れている。
しみじみと心に伝わってくる。
森山良子の感性の瑞々しさ、非凡さを実感させてくれる。
私は〝この広い野原いっぱいに咲く花をひとつ残らずあなたにあげる〟という歌も良いと思っている。
恋する女心の奥深さがよく分かる。
それと〝あの あれ それ〟と言って物忘れが進行して名前の出てこないコミカルソングも面白い。
懇親会での美味しいフランス料理を食べながらひと時、森山良子のことが頭をかすめる。
「彼女はまだ元気でいるだろうか。ボケていないであろうか」
2022/11/5川﨑依邦の日々「旅立ちの日」
11月5日(土)13,742歩、歩行距離9.7㎞。水中ウォーク60分(70回目)。晴れ。
7 :00 公園4周。
約60分。
10:00~15:00 大阪CMOにて内務。
15:00過ぎ 扇町プールにて水中ウォーク60分(70回目)。
19:00 自宅にてBS3の録画してあった「旅立ちの時」(アメリカ映画)を約2時間見る。
1人の青年(17歳)が自分の好きな道へと家族(父と母、弟《10歳》)と離れて
旅立っていく青春ストーリーである。
好きな道とは音楽、ピアノである。
親は子供のやりたい事を困難があっても許すものだ。
私も18歳の時両親が東京へと送り出してくれた。
広島出身の高校生(国泰寺高校)であった私は旅立っていった。
あれから55年。
73歳になった。
映画「旅立ちの時」の青年はあれからどうなったのであろうか。
幸せに暮らしているのであろうか。
いくつになっても旅立ちの朝はやってくる。
私はこれからも新しいページを開く為に旅立っていく。
後ろを振り返ると今まで辿ってきた曲がりくねった道や険しい山、波立っている海、川が見える。
それでも「遠くまで行くんだ」と人生の道を歩き続ける。
2022/11/4川﨑依邦の日々「流転」
11月4日(金)18,921歩、歩行距離12.8㎞。水中ウォーク60分(69回目)。晴れ。
4 :30 公園4周。
真っ暗な公園を1人歩く。
約65分。
7:15発にて広島へ行く。
10:00 広島市A社にてミーティング。
その後取引銀行2行回る。
14:00 広島市にてB社長と面談。
17:00過ぎ プールにて水中ウォーク60分(69回目)。
自宅にて録画してあった人形劇「平家物語」「流転」の章を見る。
いつもながら人形劇とはいえ、生きているようである。
目の動き、手足の動き、悲しみ、怒り、嬉しさ等の表情が生き生きしている。
「流転」の章は平清盛亡き後の平家が源氏に負け続けていくところである。
鵯越にて源義経の奇襲が成功し平家は大敗する。
「流転」とは平家の運命の事でもあり、源義経の事でもある。
義経は平家打倒の大手柄を立ててもやがて源頼朝に追われていく。
「流転」の一生となる。
更にテレビ番組、脳科学者の娘が認知症の母と生活するドキュメンタリーを見る。
認知症の母(71歳)は65歳の時、認知症と診断されてそれから徐々に症状が重くなっていく。
この母は料理が上手く几帳面にノート1冊にびっしりとレシピを書き残している。
このレシピ通り娘が茶碗蒸しを作る。
箸も使えない71歳の母。
スプーンで口に運ぶ娘。「美味しい?」と聞く娘。
何も答えない。
無表情にただ一言「はい」。…
この認知症の母の人生も流転である。
この母だけではない。
人は誰でも川が流れていくように流転していく。
202/11/2川﨑依邦の日々「人生には予期せぬ出来事がある」
11月2日(水)13,855歩、歩行距離10㎞。快晴。
5 :30 東京CMOに出社。
6 :30過ぎ 東京CMOを出発する。
10:00 川崎市A社。A社長と一緒に取引銀行に行って打合わせ。
13:00過ぎ 足利市駅着。B社にてB社スタッフと個人面談。
予期せぬ出来事が人生には起こることもある。
朝地下鉄東西線、葛西駅近くまで行く。
改札口に入る前にズラーっと約100m乗客の行列ができていた。
初めて見る光景である。
改札口の近くまで来て構内放送が聞こえる。
「中野駅で7:30頃ポイント故障が発生しています。申し訳ありません。」
どうなることかと心配する。
それでも行列が動き何とか東西線の超満員の車内に入り込む。
身動きが取れない。
苦しい。
一瞬ソウルの群衆雪崩のことが頭をかすめる。
何とか大手町で下車することが出来た。
人生には予期せぬ出来事もある。
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