CONSULTANT DIARY川﨑依邦の日々

[2022/8/29] 川﨑依邦の日々 「大阪のおばさん2人の会話」

8月29日(月)19,131歩、歩行距離 14.1㎞。水中ウォーキング60分(30回目)。曇り。

4:30 公園4周。

7:30 社長とミーティング。

10:30 愛知県にてA社の取引銀行と打合わせ。

午後大阪に帰る。

14:00 30回目の水中ウォーキング、60分。

17:00 大阪CMOにてオンライン会議。

九州の運送会社との打合わせ。

ここのところ水中ウォーキングにはまっている。

25mプールを20往復する1kmのウォーキングである。

プールの中でのおばさん2人の会話が耳に入る。

「プールは良いわねえ。

膝を高く上げて歩くと膝関節に良いのよ」

「そうよね。

階段を降りる時痛くて痛くてどうしようもなかったのに、

ここのところスイスイと階段を降りられるのよ」。

テレビCMの富山の薬会社の

サプリメントを想起するような会話である。

サプリメントの名前はジョウシン○○である。

「膝痛の最大の原因は膝を伸ばす筋肉の衰えです。

放置しておくと軟骨がすり減って変形性膝関節症になります。

膝を伸ばす筋肉は人体で最も老化しやすく、

20歳を100とすると70歳で40まで筋肉量が減るのです。

でも大丈夫です。

きちんと対処すれば9割の患者は手術無しで治ります。

膝の痛みを改善する鍵は

体重コントロール、運動、生活習慣の3つです」。

これは週刊ポスト9月9日号の

『ひざの痛み スーッと消える40の方法』

総力特集からの引用である。

おばさん2人の会話が耳に残っており

大阪駅の売店で思わず週刊ポストの総力特集が

目に飛び込んできたので買ったのである。

プールから上がったおばさん2人は互いに

右足、左足を交互におへそのところまで上げて

片足立ちをしている。

「ほらこんなに上がるようになったのよ。

初めは膝が痛くて全く上がらなかったのにミラクルよ」

「そうよね。プールは良いわねえ。

帰りにタコ焼き一緒に食べようね」

大阪のおばさん2人の会話は

テレビCMの富山の薬会社のものより説得力があった。

私もプールの中で意識して

右足、左足を交互におへそのところまで

高く上げて歩こうと決意した。

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| 投稿日: 2022年08月31日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/27] 川﨑依邦の日々 「淀川の花火」

8月27日(土)20,258歩、歩行距離 14.9㎞。水中ウォーキング60分(28回目)。曇り、晴れ。

3年ぶりに淀川の花火を見る。

感無量で夜空を仰ぎ見る。

大輪の花火が夜空いっぱいに広がる。

広島の平和大橋にて父に肩車してもらって

花火を見た事をうっすらと思い出した。

4~5歳の頃か。

今淀川の花火を見ている。

人生も花火の如く、

パッと花開いてやがて消えていく。

暗い空には花火の残像が残る。

余韻がある。

夏も終わりつつある。

次の一ページは秋。

かくして時は流れている。

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| 投稿日: 2022年08月30日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/26] 川﨑依邦の日々 「すばらしき世界」

8月26日(金)12,637歩、歩行距離 9.1㎞。曇り、晴れ。

5:30 東京CMOにて内務。

10:00 群馬県A社 役員会議。

14:00 埼玉県B社 リーダー会議。

19:10 新大阪着。

TSUTAYAでレンタルしている「すばらしき世界」

(約2時間。監督:西川美和)を自宅で見る。

原作は佐木隆三の「身分帳」という小説で、

私は本で読んだ事がある。

「すばらしき世界」の主演は役所広司で、

前科10犯の元受刑者(28歳)を演じている。

この男が13年の刑期を終えて満期出所し

更生していく実話に基づいた物語である。

この男は幼い頃母に捨てられ、

以降少年院、ヤクザの道を辿る。

すぐカッとなり、前後の記憶が分からなくなる。

それでヤクザ同士揉め事を起こして相手を殺めてしまい

13年の刑を言い渡される。

持病(心臓病、高血圧)もある為、

出所後は生活保護を受給する。

一日も早く正業に就きたいと

ドライバーを目指すが免許の更新が出来ない。

刑務所の中でも懲罰の連続で

免許の更新どころでは無かった。

そんな彼を周りの人がサポートする。

題名「すばらしき世界」そのものである。

民生委員、役所の人、近所のスーパーの店長、

そしてフリーの物書き。

フリーの物書きは取材でこの元受刑者に近付き、

初めは彼をテレビのドキュメンタリー番組に

登場させようとする。

彼の犯罪歴を詳細に記した身分帳の写しは

1mの高さにもなる。

それを見たフリーの物書きは

本気になって彼を立ち直らせようとする。

28歳の元受刑者は何とか職を見つけようするが

ことごとく上手くいかず、

元の仲間(兄弟分)を頼ってヤクザの道に戻ろうとする。

ところが元の仲間は

「今はヤクザでは食っていけない」と言う。

彼は糖尿病で右足を切断している。

この元仲間が警察に逮捕されようとするシーンが

特に私の心に残っている。

元受刑者はこの逮捕現場に殴り込んでいこうとするが、

元仲間の女房が

「行ったら駄目よ。あんたが立ち直る最後のチャンスよ」

と必死になって止め、彼は踏み止まる。

正に「すばらしき世界」である。

それから元受刑者は役所の人に紹介されて介護職に就く。

協力雇用主の制度を活用する。

車の免許代30万は民生委員やスーパーの店長が用立ててくれる。

民生委員には

「働く中で腹が立つ事があっても辛抱しなさい、耐えなさい」

と言われており、

元受刑者は腹が立つ事があっても耐えた。

ようやくこれで「彼が更生した」と

誰しもがホッとする日々が訪れる。

ところが元受刑者は自宅のアパートで心臓が止まる。

彼の手には職場で一緒に働く同僚

(脳性麻痺の障がいを抱えている)から貰った

コスモスの花が握られていた。

人が生きていく世界は

果たして「すばらしき世界」であろうか。

それでも最後のシーンのコスモスの花は

「すばらしき世界」そのものであると思った。

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| 投稿日: 2022年08月30日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/25] 川﨑依邦の日々 「辿り着く」

8月25日(木)11,201歩、歩行距離 8.1㎞。曇り空(時々晴れる)。

関東1泊2日の旅に出る。

6:00 新大阪発の新幹線で東京へ。

電車を乗り継いで千葉県に辿り着く。

10:00 A社にて家族会議。

終了後、12:30頃葛西駅に着く。

てくてくと約30分かけて東京CMOに辿り着く。

14:00 関東物流経営講座。

15:30 B社 役員会議。

17:00 関東のCMOグループ各社の

実務担当者とミーティング。

終了後は往き道と同様に葛西駅まで歩く。

今にも雨が降ってきそうな空模様であった。

途中でいつもの大衆食堂に寄り、

A定食(蒸し鶏、ポテトサラダ、味噌汁、ご飯/750円)を食す。

私が店に入るとすぐ店のおばさんに

「半ライスですね」と声を掛けられる。

私は「半ライスの人」として

おばさんの頭の中に記憶されているらしい。

20:00頃 ワンルームマンションに辿り着く。

ある日の経営指導の現場を思い出す。

私が着席する。

相手を仮にC社とする。

C社は夫婦2人で経営をしている。

夫が社長で妻が安全管理担当。

車両台数は30台。

「もう疲れました。会社を畳むしかないです」

と夫が口を開く。

いきなりの言葉である。

疲れてしまった理由を聞く。

・・・「そこで奥さんは会社を畳みたいのですか」

「私は続けたいです」

疲れてしまっているのは心である。

心が折れてくるのである。

心というものは折れたとしても元気になるものである。

元気になるのは周囲の励まし、

支え、使命感を感じた時である。

「奥さんは支えると言っておられますよ。

大丈夫。何があっても大丈夫」

C社はその後立ち直って優良会社へと蘇った。

倒産する事無く10年後に息子へ会社を譲るところまで

辿り着いたのである。

人生の旅は様々な想いを抱えて辿り着くのである。

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| 投稿日: 2022年08月26日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/23] 川﨑依邦の日々 「水中ウォーキングは身体と心に良い」

8月23日(火)20,165歩、歩行距離 17㎞。水中ウォーキング60分(27回目)。曇り、時々晴れ。

4:30過ぎ 公園4周。

「いつも早いね」とすれ違う人と声を掛け合う。

7:00~8:30 大阪CMOにて内務。

9:00 大阪府A社 役員会議。

11:00頃 大阪CMOに戻り

スタッフミーティング約30分。

14:00 兵庫県B社 打ち合わせ。

17:30頃 プールにて27回目の水中ウォーキング60分。

右膝に人工関節を入れている男の人(82歳)と

水中ウォーキングしながら会話する。

この人の生活リズムは毎日夕方に水中ウォーキングして

19時過ぎに家に帰る。

夕食を食べながらビールを飲む。

このビールがたまらなく美味しく、

毎回「生きてる証だ」と感じるとの事。

そして20時30分過ぎにベッドに入る。

「プールとビールのお陰か、よく眠れる。

貴方は酒も煙草もやらないの」

「そうです」

「それはそれは残念です。

一杯一緒に飲みたかったのに・・・」。

この人はいつもプールで300mばかりクロールで泳ぐ。

「平泳ぎは膝の関節に負担がかかるので

医者から止められているのです」。

「お互い行けるところまで行きましょう」と

それぞれの健闘を祈る。

プールで歩く事は

「よく眠れる」「高血圧予防になる」

「足腰が鍛えられる」「血流が良くなる」と

この人との会話で確認した。

元々私はいつもよく眠れているし、

高血圧でも無いし、足腰も鍛えている。

それでも水中ウォーキングは

確かに身体と心に良いと実感している。

色々な悩みやストレスは水中ウォーキングしている時には忘れられる。

水中ウォーキングは身体と心に良い。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2022年08月25日 | 投稿者: unityadmin