CONSULTANT DIARY川﨑依邦の日々

[2021/4/29]川﨑依邦の日々「喪失と旅立ち」

4月29日(木)11,872歩、歩行距離8.6㎞。禁酒358日目。終日雨。

終日雨が降りしきる。

それでも朝は6:00からスロージョギングをする。

10:00~14:00 大阪CMOにて内務。

外へ出てみるとまだ雨が降っている。

「これではどこも行く気がしない。」

自宅にて録画してあった

映画「ニューシネマパラダイス」(NHK BSイタリア映画)を約2時間見る。

時代は第2次世界大戦が終わった1950年代。

とある田舎町が舞台。

主人公である少年トトの唯一の楽しみはニューシネマという映画館。

その映画館の映写技師アルフレードとトトの交流がメインの物語である。

トトはアルフレードから映写技術を手取り足取り教えてもらう。

トトは父親の顔を知らない。

父親は戦争で死亡。

トトにとってはアルフレードが父親みたいなものである。

ある日ニューシネマが火事になり、アルフレードはトトに助けられる。

しかしアルフレードは失明する。

それからトトはアルフレードの目の代わりとなる。

年月は過ぎ、青年となったトトは大失恋をする。

アルフレードは旅立ちをアドバイスする。

「田舎町にとどまるな。ローマに行け。夢を捨てるな。」

「成功しなかったらこの街に戻ってくるな。」

トトは旅立つ。

30年間戻ってこなかった。

戻ったきっかけはアルフレードの死去である。

葬式に戻ってきた。

…この映画のテーマのひとつは「喪失と旅立ち」である。

トトは故郷や家族を捨ててローマへ行く。

ローマでは経済的にも社会的にも成功する。

それでも30年間も戻らなかった。

アルフレードの死去の報を聞いて戻ってきたときに

喪った物の大きさに気づかされる。

アルフレードとの交流、家族の大切さ、故郷である。

葬式が終わるとトトは再びローマへと旅立つ。

作中で流れる音楽は優しく味わいがある。

人は誰でも喪失したものがある。

それを振り切って新たな道へと旅立っていく。

「ニューシネマパラダイス」を見ながら、

人は誰でも「ニューシネマパラダイス」のような

大事なかけがえのないものを持っていると思った。

私にとっての「ニューシネマパラダイス」は何か。失ったものは何か。

…そもそも「幸せな人生とは何か。」を教えてくれる映画であった。

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| 投稿日: 2021年04月30日 | 投稿者: unityadmin

[2021/4/28]川﨑依邦の日々「生きている」充実感

4月28日(水)18,389歩、歩行距離13.5㎞。禁酒357日目。曇りのち雨。

6:24発の新幹線にて東京へ向かう。

10:00 A社。

14:00 B社。

4:00過ぎに近くの公園をスロージョギングする。

さすがに暗い。

誰とも会わないと思っていたら、手を振る人がいる。

「久しぶりね。元気でしたか。」と問われる。

「そちらこそ朝が早いですね。」

「コロナなので誰とも会わないように4:00から歩いているのよ。」

私はいつも5:00過ぎにスロージョギングをしているので会わなかった。

それにしても4:00過ぎに歩き回っている人がいるのにはびっくりした。

スロージョギングもはまってしまうとそれなりに「狂気」に近くなる。

他人事ではない。

私の場合、雨が降っても雪が降っても台風が来ても傘をさして公園へ行く。

他の人から見ると「アホか。」「何が楽しいのか。」となるに違いない。

公園をスロージョギングしていて雨が降る場合もある。

その時に備えて草むらに傘を隠している。

今日会った4:00過ぎから歩き回る人、年の頃は60代の女性である。

(ひょっとすると70代かもしれない。しゃきしゃきと歩くスピードも速い。)

この人もはまっている。

5:00過ぎには外は明るくなる。

約60分スロージョギングをする。

「生きている。」という充実感を覚える。

この感じがするからはまってしまう。

日課のスロージョギングを終えて

6:24発の新幹線に乗って東京へ向かった次第である。

仕事も私にとっては「生きている」充実感をもたらす。

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| 投稿日: 2021年04月30日 | 投稿者: unityadmin

[2021/4/27]川﨑依邦の日々「緊急事態宣言」

4月27日(火)17,320歩、歩行距離12.3㎞。禁酒356日目。晴れ。

10:00 A社。

14:00 B社。

緊急事態宣言が出されている。

梅田の紀伊国屋書店は休業である。

阪急梅田は地下の食品売り場だけ開いている。

ホワイティ梅田の地下街のお店も閉まっている。

「これは大変なことになっている。」と実感した。

5月の連休(1日~5日)の過ごし方をどうするか。

①本の整理。ノンフィクション物、歴史物が沢山ある。

人の生き方に興味がある。

②資格試験の勉強(「事業承継アドバイザー」「事業性評価」)。

③朝のスロージョギング。

それと目立つことなくぶらりとあてもなく散歩に出たい。

さらに今読みかけの「父の肖像」を完読したい。

650ページもある。

作者は西武百貨店を大きくした堤清二である。

最低これぐらいはやり切ってみたいと思う。

5月の連休はそれぞれのやり方でリフレッシュすることである。

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| 投稿日: 2021年04月28日 | 投稿者: unityadmin

[2021/4/26]川﨑依邦の日々「スイーツ」

4月26日(月)14,358歩、歩行距離10.6㎞。禁酒355日目。晴れ。

7:30 社長とミーティング。

10:00 大阪CMOにA社来社。

14:00 B社。

「5月はどうなるか。」…先行きがはっきりしない。

近頃、公園や路上で酒を飲んでいるグループをよく見かける。

昼間の人の動きもあまり大きな変化はない。

昼食は中華料理店。定食Aで680円。野菜炒め定食、ごはん小である。

客の入りはいつもと変わらなかった。

座席は70%ほど埋まっていた。

昼のおやつはチョコレート3粒、

夜は杏仁豆腐のプリン(コンビニで買う。約210円)である。

こうなると日常の楽しみはスイーツくらいである。

スイーツは週に1回ぐらいたまに食べるとおいしい。

毎日食べるとあまり良くない。

「おいしい」という感動が薄れるうえに、ダイエットにも良くない。

私の感激するスイーツは焼き芋である。

小さいころから焼き芋が好きである。

30年くらい前、路上の屋台で1つ500円で買った。

「高い。」と思ったが、売っている人が見るからにあんちゃんだったので500円出した。

こんな遥か昔の些細なことがふと頭をよぎる。

ともかく、スイーツは毎日食べず、週1回ぐらいにする。

次にスイーツを食べる日は梅田の「幸せのパンケーキ」にする。

この店は緊急事態宣言で閉まっているので、連休明けになる。

ささやかな楽しみである。

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| 投稿日: 2021年04月27日 | 投稿者: unityadmin

[2021/4/25]川﨑依邦の日々「星影のワルツ」

4月25日(日)10,560歩、歩行距離7.6㎞。禁酒354日目。晴れ。

10:00~14:00 大阪CMOにて内務。

主として5月16日(日)の試験勉強をする。

「事業承継アドバイザー」の勉強である。

80点は取れるレベルは超えている。

6月6日(日)試験の「事業性評価」の試験準備もそろそろスタートする。

夕方は録画してあった「星影のワルツ」(4月24日NHKの番組)を見た。

主演は遠藤憲一である。

2011年3月11日の東北大震災で妻と一緒に津波に流された。

妻は行方不明でのちにバッグのみ見つかり、その中に二人並んでいる写真がある。

スマイルの写真である。

主人公の遠藤憲一は板の上に乗り3日間海を漂流するが、助かった。

真っ暗な海、空には満天の星である。

「星影のワルツ」を歌って生き抜いた。

「別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため

別れに 星影のワルツを うたおう

冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ

今でも好きだ 死ぬほどに

一緒になれる 幸せを 二人で夢見た ほほえんだ

別れに 星影のワルツを うたおう

あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに

涙がにじむ 夜の窓

さよならなんて どうしても いえないだろうな 泣くだろうな

別れに 星影のワルツを うたおう

遠くで祈ろう 幸せを 遠くで祈ろう 幸せを

今夜も星が 降るようだ」

真っ黒な海で心を励ましてこの「星影のワルツ」を歌ったのである。

妻と一緒に歌った歌である。

心に迫るものがあった。実話に基づくドラマである。

人生には

「別れることはつらいけど、仕方がないんだ君のため別れに星影のワルツを歌おう。

遠くで祈ろう幸せを。」という局面があるものである。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2021年04月26日 | 投稿者: unityadmin