CONSULTANT DIARY川﨑依邦の日々

[2021/11/28]川﨑依邦の日々「人の一生」

11月28日(日)12,729歩、歩行距離8.8㎞。禁酒571日目。晴れ。

9:00~13:00 大阪CMOにて内務。

各種資料作成及び当面の仕事の準備をする。

15:00 いつもの如く近所の銭湯に行く。

風呂上がりに牛乳を2本飲み、帰路たこ焼きを買う。

CMOの事務所に寄り近所の人のおすそわけ(おでん等)を持って

自宅に帰る。

大阪の味のたこ焼き。

粉もん文化は大阪の味の一つ。

夜は録画してあったアントニオ猪木の闘病ドキュメンタリーを見る。

「元気ですか。」と呼びかけるアントニオ猪木。

「燃える闘魂」のアントニオ猪木。

生まれてヨチヨチ歩き、

苦しい事、悲しい事、つらいことが色々あって…。

アントニオ猪木の車いす姿を見て

「人の一生」とはなんなのか考えさせられた。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2021年11月29日 | 投稿者: unityadmin

[2021/11/27]川﨑依邦の日々「千日回峰行」

11月27日(土)18,924歩、歩行距離13.2㎞。禁酒570日目。晴れ。

8:00~10:00 大阪CMOにて内務。

11:00 A社長と打ち合わせ。

16:00 B社。

スマホのヘルスケアデータによると

2020年12月~2021年11月の一日平均歩行距離は

11.5km(年間約4,200㎞)。

一日平均歩数は14,919歩である。

基本的に毎朝近所の公園を4周し、日中はあちこちに行っている。

1年間で約4,200km歩いており、

これはおよそ30年間続いている。

そうすると、4,200㎞×30年=126,000kmとなる。

天台宗大阿闍梨酒井雄哉師(2013年87歳にて死去)は

「千日回峰行」を2回行っている。

54歳の時と61歳の時である。

「千日回峰行」とは約7年かけて4万kmを歩く荒行である。

毎朝毎朝わらじを履いて出て行って

登り道10km、平坦な道10㎞、下り道10㎞の比叡山の中を歩く。

酒井雄哉師は生き仏として崇められている。

私は今まで約126,000㎞歩いてきた。

私にとっての「千日回峰行」を3回行ったことになる。

もちろん私の「千日回峰行」は酒井雄哉師の足元にすら及ばない。

酒井雄哉師曰く

「草履はボロボロになる。

今日の自分は草履を脱いだ時におしまい。

そこから明日生まれ変わる。」

…「今日を大切にしなかったら明日はないよ。

今が一番大切だよ。」

毎日の積み重ねである。

私の「千日回峰行」は一年間4,000㎞歩くとして

1回に10年かかる。

毎日コツコツと歩き続けることである。

生きることそのものが修行である。

人は誰でも生き続けることで

それぞれの「千日回峰行」をしているのである。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2021年11月29日 | 投稿者: unityadmin

[2021/11/25]川﨑依邦の日々「お守り」

11月25日(木)10,224歩、歩行距離7.4㎞。禁酒568日目。晴れ。

関東出張。

10:00 A社。

14:00 東京CMOにて関東物流経営講座(第311回)。

2021年1月に引いたおみくじは「大吉」で、

「災害は自然に去り、良い事があります。」とあった。

このおみくじをずっと「お守り」として手帳に挟んで

2021年を一日一日過ごしていた。

はたして「お守り」の効果はあったか?

新型コロナが落ち着いてきたことを考えれば効果はあったが、

飛び上がるほどの良い事が無かったことを考えれば効果はなかった。

それでも「お守り」はありがたい。

なんとなく守ってもらっている気持ちになる。

心が安らかになる。

さらにこのおみくじの願事の欄に

「金銭のことをはじめ、全て望みのままになります。

油断しないことです。」

とあった。

気分がいい。

商売は「売買共に損はありません。」

学問は「安心して勉強しなさい。」

実にいい事ばかり。

そろそろ2022年の足音が近づいている。

そこでこの「お守り」は11月25日に感謝しつつゴミ箱に捨てた。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2021年11月26日 | 投稿者: unityadmin

[2021/11/24]川﨑依邦の日々「生きる」

11月24日(水)23,699歩、歩行距離19.7㎞。禁酒567日目。晴れのち曇り。

9:00 A社。

11:00 大阪CMOにてB社来社。

14:00 C社。

17:00 大阪物流経営講座(第380回)。

新藤兼人(映画監督)のエッセイ(「小さな窓から」朝日新聞社)を読む。

広島出身である。

シナリオライター出身であるだけに文章がうまい。

彼の映画のテーマの一つが「生きる」ということである。

人はなぜ生きるのか繰り返し問いかけている。

「愛妻物語」等々の名作がある。

新藤兼人と乙羽信子のパートナーぶりも見事である。

田中絹代と溝口健二監督コンビに匹敵する。

新藤兼人が幼いころに彼の実家は倒産した。

それでもシナリオライナーになりたい一心で

努力を重ねて日本を代表する映画監督になった。

乙羽信子がいなくなっても90歳を超えてもメガホンを取り、

100歳近くまで生きた。

生きようとするエネルギーが凄い。

「生きる」ことへの意味を我々に問いかけてくる。

京都にてまったく芽が出ない新藤兼人は師である溝口健二に

「これはシナリオではありません。

これはストーリーに過ぎません。

東京へ帰った方がいい。」

と突き放される。

ところが

「東京へ帰っても何も待ってはいません。

そんな切羽詰まった気にならないでやり直して

もっと良いものを書いたらいいじゃありませんか。」

という妻の一言で踏みとどまる。

昭和18年8月7日にその妻が「お世話になりました。」と言い、

重い病気のため亡くなる。

その朝、初めて一つの朝顔が咲いた。

「愛妻物語」である。

つくづく「生きる」ことの重さを感じる。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2021年11月25日 | 投稿者: unityadmin

[2021/11/23]川﨑依邦の日々「頭の中の消しゴム」

11月23日(火)14,413歩、歩行距離9.7㎞。禁酒566日目。晴れ。

9:00~13:00 大阪CMOにて内務、読書。

読書は「飛田ホテル」(黒岩重五)。

大阪の飛田が舞台の切ない物語。

学習本は担保、保証に関する本である。

内務は資料作成。

夜は韓国映画「私の頭の中の消しゴム」を見る。

若い女性(27歳)がアルツハイマーとなる物語。

記憶が消えていき、彼氏(夫)の事も忘れる。

映画のラストシーンは心に残る。

女性と彼が初めて出会ったのはコンビニ(ファミリーマート)であった。

アルツハイマーが進行し施設に入った彼女をそのコンビニへ連れて行く。

そのコンビニには彼女の家族(両親、妹)、

彼の母や彼女の主治医がいる。

暖かく彼女を迎える。

「ここは天国ですか。」

彼女は彼に尋ねる…。

人が生きるとはどういうことか。

人は一人で生まれて一人で死んでいく。

それでも周りの人に支えられている。

ラストシーンはそのことを示唆していると思う。

さらに名セリフがある。

「頭の中は消しゴムで消えても心はある。」

頭の中に消しゴムがあり、全ての記憶は消えていく。

それでも「心の中の彼女は消しゴムでは消せない。」

という意味のセリフである。

それにしても主人公の彼は歌手の福山雅治によく似ていて二枚目であった。

女性ならうっとりすること間違いない。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2021年11月24日 | 投稿者: unityadmin