[2021/12/10]川﨑依邦の日々「古本屋」
12月10日(金)19,703歩、歩行距離16.5㎞。禁酒583日目。晴れ。
9:30 京都にて労基へ行く。無事終了。
11:00 A社。
14:00 B社。
ブックオフ(京橋店)に行く。
100円コーナーの文庫本を見る。
「流転の海」第2~6部(5冊)を購入。
あと3冊(7部~9部)だが、
まだ高い(1冊500円)ので今回は見送りとする。
そのうち100円コーナーに並ぶ日がくる。
それにしても同じ本が100円コーナーにあったり
200円や500円コーナーにあったりする。
別の古本屋に行くと50円コーナーの文庫本がある。
これは安い。
他の古本屋だと100コーナーや200円コーナーの本である。
時々掘り出し物もある。
100円で買った本が別の古本屋で
100円~200円になっている場合もある。
その時は得をした気分になる。
新刊本を買って古本屋に行くと
同じ本が定価の半分ぐらいで並んでいる場合もある。
「損した」と思う。
ネットで検索すると「1円」の場合もある。
そうすると配送料を入れてもおいしい単価となる。
専門書となると定価で5,000円~10,000円ぐらいのものが
100円~200円となっていたりする。
そうすると少々古くてもつい買ってしまう。
専門書とは破産法、民事再生法、会計、税務、M&Aなど。
「古本屋」巡りも色々発見があって楽しいものである。
[2021/12/9]川﨑依邦の日々「客引き」
12月9日(木)7,545歩、歩行距離5.3㎞。禁酒582日目。晴れ。
10:00 A社。
15:00 B社。
18:00 C社。終了後、寿司屋にて会食。
新大阪駅にたどり着くと24:00前。
タクシー乗り場には行列ができていた。
それとは別に遠方の客を一本釣りする客引きが立っていた。
約20年前からよく見る男である。
コロナ前は週3~4回も新幹線の終電近くに
新大阪駅にたどり着いており、
その時毎回のように顔を合わせていた。
ここのところ私の新大阪着はもっと早い。
久しぶりの24:00前着。
そこにその客引きの男がいた。
「いまだに客引きをしているのか。」
「寒風の中、よく立っているなあ。」
「本来は違法なのによく粘る。」
お互いに顔見知りである。
「久しぶり。」と手を挙げて通り過ぎる。
「旦那さんもよく頑張りますなあ。」
などと一言交わす仲である。
こちらもつい「頑張ってね。」と声をかける。
経済合理性から言えば客引きなんかせずに
コツコツやればもっと稼げるはずだ。
ところが初乗り680円ぐらいの近場の客にあたると
がっくりするらしい。
どうしても一発一万円以上の客を乗せたいとのこと。
それでじっとタクシー乗り場の物陰で獲物を待ち続ける。
売上ゼロの日もある。
魚釣りに行って一匹も釣れないようなものである。
それでも獲物がヒットするとなんとも言えない快感になる。
それが忘れられないとのこと。
ある猟師が木の株の横で
それにぶつかるウサギをじっと待ち続ける話がある。
この猟師と客引きの男はよく似ていると思った。
人それぞれの人生がある。
[2021/12/8]川﨑依邦の日々「流転の海」
12月8日(水)13,504歩、歩行距離9.6㎞。禁酒581日目。雨のち曇り。
5:00頃、強い雨の中30分かけて東京CMOの事務所に歩いて行く。
途中にはお寺があり、小さな川が流れている。
すれ違う人もいない。
7:00過ぎに東京CMOの事務所を出る。
てくてく一人で傘をさして葛西駅に向かう。
そこから東西線で大手町駅へ。
そして北陸新幹線に乗り東京から富山へ。
移動時間は約3時間。
富山に着き、A社長と打ち合わせをする。
北陸の空は重くどんよりとしている。
いまにも大雨が降り出しそうな空模様である。
終了後、金沢から特急サンダーバードに乗って大阪へと向かう。
約2時間45分。
大阪に着くと曇りであった。
本日の天気は大雨から小雨そして曇り。
移動時間は約7時間の旅。
「流転の海」第一部(宮本輝作)を読了。
宮本輝氏の半自伝的小説である。
なんと九部も続くという大作である。
完成までに10年かけている。
流転とは人生のさまを指している。
運命の波に時には逆らい、時には流されていく。
人生の儚さ、そして深い悲しみ、
人間の業がたっぷりと書き込んである。
九部も続く「流転の海」を書ききった宮本輝氏の執念に恐れ入る。
約7時間の車中で「流転の海」第一部を読み切る。
人それぞれ流転の人生を生きている。
自らの人生についても考え込まされる。
…暗い夜の中でも海で溺れたり
遭難したりしないように空に輝く星を目印に生きていく。
18:00頃、大阪CMOに戻る。
大阪は曇りで星は見えなかった。
[2021/12/7]川﨑依邦の日々「雨と傘」
12月7日(火)16,562歩、歩行距離11.2㎞。禁酒580日目。雨。
8:00~10:30 大阪CMOにて内務。
その後、関東出張。
15:00 A社。
朝から大阪は雨。
東京も雨。
一日中降りしきる。
この様子だと北国や山の上は雪が降り積もっていると思われる。
恒例の公園でのスロージョギングは傘をさして行う。
さすがに誰とも会わなかった。
傘を持って関東出張のために新幹線に乗る。
「傘を忘れたらいかん。」と思いつつも、
やっぱりふと気が付くと忘れていた。
品川駅で降りてJRに乗り換える時に「傘が無い。」と気が付いた。
新幹線の車中に置き忘れたのだ。
「仕方ない。今更無理だ。」
仕事が終わっても雨が降っている。
「明日も雨が降るのか。傘をコンビニで買おう。」
…どういうわけか傘をよく忘れる。
新幹線などの車中で読書に集中したり、
物思いに沈んだりして傘を忘れる。
それにしても雨が降ると心の中まで濡れてくる。
「いつになったらコロナはいなくなるのか。」とか
「もう2021年もあとわずか。月日が経つのは早い。」とか
しんみりしたりする。
「傘は忘れても人生の大切なものは忘れたりしたらいかん。」
とも思う。
人生の大切なものとは周りの人への感謝、
大切な人との思い出とかいろいろである。
[2021/12/5]川﨑依邦の日々「100冊の本」
12月5日(日)14,381歩、歩行距離9.8㎞。禁酒578日目。晴れ。
10:00~14:00 大阪CMOにて内務。資料作成等。
今年読んだ本の数は現在のところ89冊である。
今年も残すところあと1ヶ月弱。
100冊には届かないかもしれない。
ペースを上げて100冊をクリアーしたい。
それにしても年々本棚に本が増えてくる。
再び読み返したい本があっても追いつかない。
どこかで処分しないといけない。
そう思いつつ1年、また1年と過ぎていく。
「断捨離」には思い切りがいる。
あの世には何も持っていけない。
身一つ消えていって、灰になる。
金も名誉もいろんな思いもあの世には持っていけない。
とはいっても今は生きている。
そう考えると目の前の本も捨てにくい。
本の一つ一つに思い出がある。
欲というか、未練というか、
なかなか「断捨離」は踏ん切りがいる。
最期にひとつだけ持っていけるとしたら何を持っていくか。
これもすぐには思いつかない。
最期に食べる食事はどれにするか。
これも迷う。
まだまだ先があると思ってしまう。
とはいっても寿命というものがある。
運命がある。
あの世に行くその時までもがいていくしかない。
2021年もあと少し。
本100冊は読破したい。
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