[2021/11/9]川﨑依邦の日々「夢の跡」
11月9日(火)14,946歩、歩行距離10.7㎞。禁酒552日目。曇り。
8:40 大阪発の特急サンダーバードにて金沢へ。
そして上越新幹線に乗り換えて新高岡へ。
11:40着。
A社長と合流し、
ホテルの6階の富山湾が一望できる席で昼食。
曇っているが遠くに能登半島が見える。
刺身や天ぷらなどの魚の特別和定食を食す。
13:00~15:00 A社。
帰りは新高岡から金沢を経由し、
19:30頃大阪にたどり着く。
上越新幹線の車中に備え付けてある
トランヴェールという雑誌を手に取る。
沢木耕太郎の“旅のつばくろ”というエッセイが目に入る。
沢木氏は1947年生まれ。
私は沢木氏の文章が好きで時々読んでいる。
「深夜特急」は叙情溢れる作品である。
エッセイの題は「夢」。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」という芭蕉の句を引用している。
横須賀線の衣笠駅で降りて衣笠城址まで歩いていた時、
兵どもの夜見る「夢」ならぬ野望としての「夢」が
揺らめいているかのようだったと沢木氏は言う。
また、その時にたまたま道案内してくれた
高校生の「夢」についても記している。
高校生の「夢」はサッカー選手になる事である。
高校を卒業してもサッカーは続ける。
「長友さんだって高校時代は無名だったし。」
沢木氏は「そうさ。頑張って。」と声を掛ける。
そういえば、前日の川﨑依邦の日々は「いつでも夢を」。
吉永小百合と橋幸夫のデュエット曲の題名でもある。
「星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘はいつも 歌ってる
声が聞こえる 淋しい胸に 涙に濡れた この胸に
言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を
星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘はいつも 歌ってる」
この歌は私が中学生、14歳の頃耳にした。
自転車に乗って風を切りながら「いつでも夢を」
と口ずさんだことを思い出す。
あれから月日が流れた。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」という句が心に沁みる。
[2021/11/8]川﨑依邦の日々「いつでも夢を」
11月8日(月)8,434歩、歩行距離6㎞。禁酒551日目。晴れのち曇り。
10:00 A社。
終了後、すぐさま大阪へ取って返す。
15:00 大阪CMO着。内務をする。
新幹線の乗客はコロナ前の水準の60%ぐらいまでは戻りつつある。
いよいよアフターコロナ時代の幕開けである。
どんな時代になるだろうか。
家に閉じこもっていた人が外に出て、街は活気を取り戻す。
とはいっても年内はぼちぼちである。
それでも時代の空気は閉塞感(閉じこもる)から
窓が開いてくる感じになるのではないだろうか。
とにかく一歩一歩、一日一日生き抜いていくことである。
「あなたの夢は何ですか。」と問われて
「特にない。」と答えた人がいた。
「あなたの希望はありますか。」
これまた「ない。」と答えた人がいた。
どんな些細なことでも夢を持ってほしい。
明日の希望を持ってほしい。
苦しさや悲しさに耐えていく力は夢や希望を持つことにある。
アフターコロナの時代こそ
自らの夢、希望を持っていくことである。
私は週末にいつもの銭湯(お風呂屋)に行くことを楽しみにしている。
こうしたささやかなことが生きる力になることもあるのである。
“いつでも夢を”
と心で歌いつつ一日一日乗り切っていくことである。
[2021/11/7]川﨑依邦の日々「人生相談」
11月7日(日)15,099歩、歩行距離13.3㎞。禁酒550日目。晴れ。
10:00~13:00 大阪CMOにて内務。
13:30 人生相談に赴く。
人生相談とは、
私が(株)シーエムオーを設立して独立する前に勤務していた
会計事務所の上司Aさんに
私の事でいろいろとアドバイスを受けることである。
私は1988年9月に独立してから今日まで
折に触れてAさんにお会いし、
色々とアドバイスを受けてきた。
私の仕事は経営コンサルタントである。
日頃は私の方がアドバイスをする立場である。
「こうしてお声を聴いて安心しました。
何故かしら心が晴れてきました。」とか
「お顔を見て何故かしらやる気が出てきました。」と
たまに相談相手から言われることがある。
私にとっては過分な言葉である。
Aさんに会うと私はいつも反省する。
「まだまだ修行が足りない。未熟である。もっとしっかりしないと。」
と自己を振り返るのである。
Aさんの私に対するアドバイスは
人生の生き方や考え方に関することである。
師匠と思える人を持つことは大切なことである。
Aさんは私にとっては師匠である。
人は一人では生きていけない。
周りのいろんな人に支えられている。
感謝の気持ちを持つことである。
Aさんがリードしていた会計事務所は今では巨大グループとなっている。
マネジメントの基本は会議システムである。
月~金まで各拠点にて早朝会議(6:30もしくは7:30スタート)
を行っているとのことである。
仕事の中で人を成長させている。
正に企業の成長は人の成長にある事を教えられる。
Aさんとの会談終了後、
改めて「人の生き方」について考えさせられた。
京セラの稲森会長の生き方に通じるものがAさんにあると思った。
「世の為、人の為に尽くしていく」ということである。
それに比して私は足元にも及ばない。
とはいっても、
一日一日生涯現役で行けるところまで行ってみようと覚悟した。
[2021/11/6]川﨑依邦の日々「てるてる坊主」
11月6日(土)15,464歩、歩行距離13.9㎞。禁酒549日目。曇り。
8:00~10:30 大阪CMOにて内務。
13:00 A社。
西尾市まで来るとどんより曇っており、
小雨まじりである。
大阪の朝は晴れていたのに…。
秋の天気は目まぐるしく変わる。
確かにいつも晴れの日ばかりではない。
土砂降りの日もある。
雨が降り続くとてるてる坊主に祈りたくなる。
「てるてる坊主、てる坊主、明日天気にしておくれ」
と言いたくなる。
私も5~6歳の幼いころ、てるてる坊主を作ったことがある。
新聞紙を丸めて色を塗って顔を作って、紐につるした。
幼いころから知らず知らずに祈る事の大切さを教えられていた。
雨がやんで晴れてくると、天に祈りが通じたと思ったものである。
アフターコロナの時代が続いている。
いつになったら自由に海外に行けるようになるのか。
マスクの光景はいつになったら平常に戻るのか。
「てるてる坊主」に祈りたい。
「てるてる坊主、てる坊主、明日はコロナが飛んでいけ。」
…人は祈ることで救われたり、癒されたりする。
無心に両手を合わせて祈ることで心が平和になってくる。
祈ることには人生を切り開き、
困難に打ち勝っていくパワーがある。
[2021/11/5]川﨑依邦の日々「幸せのパンケーキ」
11月5日(金)22,956歩、歩行距離19.4㎞。禁酒548日目。晴れ。
10:00 労基署。
14:00 大阪弁護士会館。
16:00 大阪CMOにB社長来社。
昼12:00前、梅田の地下街(ホワイティ梅田)にて
「蜜芋とチーズクリームたっぷりのパンケーキ」を食す。
見た目が綺麗で、皿一杯に盛り付けられており、
皿の回りには鳴門金時芋がちりばめられている。
パンケーキの上にも東京タワーの如く芋がそびえたっている。
パンケーキは4段重ねである。
ふと店内を見ると、男は私一人。
あとは女性客が20人ばかり。
女性客は2人連れが多く、おしゃべりに夢中である。
フォークとナイフを使って四段重ねのパンケーキを細く切って食す。
口の周りにはチーズクリームがべっとりとつく。
時々紙ナプキンで口を拭う。
価格は1,300円で、お店で一番高いパンケーキである。
3/4ぐらい食べて後は残す。
久しぶりに甘いものをたらふく腹に入れた。
お皿一杯の鳴門金時芋も美味である。
一言「おいしかったです。」
まさに「幸せのパンケーキ」である。
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