[2022/8/25] 川﨑依邦の日々 「辿り着く」
8月25日(木)11,201歩、歩行距離 8.1㎞。曇り空(時々晴れる)。
関東1泊2日の旅に出る。
6:00 新大阪発の新幹線で東京へ。
電車を乗り継いで千葉県に辿り着く。
10:00 A社にて家族会議。
終了後、12:30頃葛西駅に着く。
てくてくと約30分かけて東京CMOに辿り着く。
14:00 関東物流経営講座。
15:30 B社 役員会議。
17:00 関東のCMOグループ各社の
実務担当者とミーティング。
終了後は往き道と同様に葛西駅まで歩く。
今にも雨が降ってきそうな空模様であった。
途中でいつもの大衆食堂に寄り、
A定食(蒸し鶏、ポテトサラダ、味噌汁、ご飯/750円)を食す。
私が店に入るとすぐ店のおばさんに
「半ライスですね」と声を掛けられる。
私は「半ライスの人」として
おばさんの頭の中に記憶されているらしい。
20:00頃 ワンルームマンションに辿り着く。
ある日の経営指導の現場を思い出す。
私が着席する。
相手を仮にC社とする。
C社は夫婦2人で経営をしている。
夫が社長で妻が安全管理担当。
車両台数は30台。
「もう疲れました。会社を畳むしかないです」
と夫が口を開く。
いきなりの言葉である。
疲れてしまった理由を聞く。
・・・「そこで奥さんは会社を畳みたいのですか」
「私は続けたいです」
疲れてしまっているのは心である。
心が折れてくるのである。
心というものは折れたとしても元気になるものである。
元気になるのは周囲の励まし、
支え、使命感を感じた時である。
「奥さんは支えると言っておられますよ。
大丈夫。何があっても大丈夫」
C社はその後立ち直って優良会社へと蘇った。
倒産する事無く10年後に息子へ会社を譲るところまで
辿り着いたのである。
人生の旅は様々な想いを抱えて辿り着くのである。
[2022/8/23] 川﨑依邦の日々 「水中ウォーキングは身体と心に良い」
8月23日(火)20,165歩、歩行距離 17㎞。水中ウォーキング60分(27回目)。曇り、時々晴れ。
4:30過ぎ 公園4周。
「いつも早いね」とすれ違う人と声を掛け合う。
7:00~8:30 大阪CMOにて内務。
9:00 大阪府A社 役員会議。
11:00頃 大阪CMOに戻り
スタッフミーティング約30分。
14:00 兵庫県B社 打ち合わせ。
17:30頃 プールにて27回目の水中ウォーキング60分。
右膝に人工関節を入れている男の人(82歳)と
水中ウォーキングしながら会話する。
この人の生活リズムは毎日夕方に水中ウォーキングして
19時過ぎに家に帰る。
夕食を食べながらビールを飲む。
このビールがたまらなく美味しく、
毎回「生きてる証だ」と感じるとの事。
そして20時30分過ぎにベッドに入る。
「プールとビールのお陰か、よく眠れる。
貴方は酒も煙草もやらないの」
「そうです」
「それはそれは残念です。
一杯一緒に飲みたかったのに・・・」。
この人はいつもプールで300mばかりクロールで泳ぐ。
「平泳ぎは膝の関節に負担がかかるので
医者から止められているのです」。
「お互い行けるところまで行きましょう」と
それぞれの健闘を祈る。
プールで歩く事は
「よく眠れる」「高血圧予防になる」
「足腰が鍛えられる」「血流が良くなる」と
この人との会話で確認した。
元々私はいつもよく眠れているし、
高血圧でも無いし、足腰も鍛えている。
それでも水中ウォーキングは
確かに身体と心に良いと実感している。
色々な悩みやストレスは水中ウォーキングしている時には忘れられる。
水中ウォーキングは身体と心に良い。
[2022/8/20] 川﨑依邦の日々 「一日一生」
8月20日(土)10,225歩、歩行距離 7㎞。水中ウォーキング60分(24回目)。曇り、晴れ。
4:00 ビジネスホテルにて起床。
5分間ストレッチ(腹筋、腕立て伏せ、スクワット)をし、
シャワーを浴びる。
5:00~6:30 9月号CMOニュースの原稿作成や
「落日の宴」(著:吉村 昭)を完読する。
主人公川路聖謨は中風(今で言う脳溢血)で
左半身麻痺となり寝たきりになる。
徳川の世が終わる時、
動く右手で古風のしきたりに沿って切腹し、
それでも死にきれず喉にピストルの銃口を当て
引き金を引いて自死する(66歳で死去)。
幕吏としての最期を自死で終える。
同じ幕吏でも勝海舟のように転向して
明治政権に協力した者もいる。
川路聖謨はやはり中風で倒れた事が
自死に繋がった面もある。
毎朝刀の素振りを欠かさずに行い足腰を鍛えていた。
60歳頃には側女に女の子を孕ますほど元気であった。
それでも中風になる。
人の寿命は一寸先は闇である。
6:30過ぎ ホテルにてブレイクファスト洋定食。
パンにバターを付ける時誤ってズボンにバターが付いた。
我ながら不器用である。
7:44 特急りょうもうに乗って一路新大阪へ戻る。
12:00 新大阪着。
13:00過ぎ 24回目の水中ウォーキング60分。
15:00 クラブ温泉に行き、牛乳を2本飲む。
18:00頃 自宅にて録画しておいたNHK番組、
サンドウィッチマンの「病院ラジオ」の
「高齢医療専門病院編」を見る。
病院の患者と家族がラジオのマイクに立つ。
認知症の妻に付き添う夫や
家族の死によって引きこもりから立ち直った
90歳のおばあさんなど様々な人が出演する。
ある31歳の女性は26歳の時に
「スティーブン・ジョンソン症候群」という
徐々に体が動かなくなり目も見えなくなる珍しい難病にかかった。
サングラスをしていてファッショナブルな見た目である。
話し方はたどたどしいが、
元美容師としてよく見えないながらも
病院の患者の髪を一生懸命セットする姿は
実に生きていく希望を感じさせた。
「明日や将来の事は分からない。
今を精一杯生きる」
・・・サンドウィッチマンは味のあるタレントである。
会話のテンポ、間の取り方は流石「プロ」である。
自死する人もいれば懸命に生きようとする人もいる。
31歳の元美容師はボランティアで髪をセットしている。
「セットして綺麗になったと喜ぶ姿に接すると本当にうれしい」と
明るくニコニコと語っていた。
彼女を支えているものは何であろうか。
必ずいつかは目も完全に見えなくなり
歩く事も喋る事も出来なくなる。
それでも明るく生き抜こうとしている。
寄り添っているお母さんの存在も大きい。
支えているものは一日一生の心の強さである。
[2022/8/19] 川﨑依邦の日々 「館林出張」
8月19日(金)14,817歩、歩行距離 13.1㎞。曇り、晴れ。
4:30過ぎ 公園4周。
吹く風は既に涼しく、
日中の猛暑は和らいでいる。
6:30~7:30 大阪CMOにて内務。
10:00~11:30 名古屋A社(CMOグループ会社)にて経営会議。
終了後、新幹線で東京へ。
更に久喜から東上線の特急りょうもうで館林へ行く。
16:00 B社長と面談。
ビジネスホテル泊。
この地は人口約8万人足らず。
明治の文豪である田山花袋の出身地で、
文化庁日本遺産として認定された里沼がある。
つつじの花とうどんが有名であり、
猛暑の地でもある。
東京(浅草)までは特急で約1時間。
城もある。
市内見物をしたいところであるが、
今回はどこへも行かなかった。
B社長との会談終了後、
夕食をとってそのまま20時頃ホテルに入る。
「落日の宴」(著:吉村 昭)を読む。
全539ページのところ456ページまで読む。
明日には完読する予定である。
この小説は幕末の歴史物である。
軽輩の身から勘定奉行にまで登りつめて
日露和親条約締結の立会者となった川路聖謨の伝記本でもある。
人の生き方について学ぶところの多い本である。
それにしても館林という地は静かな地方都市である。
夕食後B社長の車で市内をひと回りする。
「ここが市役所」
「ここが上皇后美智子様の出身である正田家の邸宅」
「宇宙へ行った向井千秋さんの実家」
・・・生憎外は薄暗くぼんやりとしていたので
はっきりとは見えなかった。
今度昼間にじっくりと見学したいものである。
[2022/8/18] 川﨑依邦の日々 「行ったり来たりしてプールの中を歩く」
8月18日(木)14,815歩、歩行距離 11㎞。水中ウォーキング60分(23回目)。曇り。
4:30 公園4周、約65分。
蝉の鳴き声も弱々しい。
草むらから虫の鳴き声が聞こえる。
いつの間にか秋が忍び寄ってきている。
7:30~8:30 社長とミーティング。
そのまま大阪CMOにて内務。
13:00 A社の経営ミーティング。
15:00 オンラインにて福岡県B社長と面談。
16:30 CMOの取引銀行の担当者と面談。
18:00頃 プールにて23回目の水中ウォーキング60分、1km。
プールの窓越しに真っ赤な夕陽が沈んでいく。
25mプールを20往復する。
ふと気付くと夕陽は雲に隠れ沈んでいる。
沈む夕日は一日の終わりを知らせてくれる。
なぜか寂しい感じである。
真っ赤な夕陽は一日の別れの色である。
・・・やがて朝が来る。
行ったり来たりしながらひたすらプールの水をかき分けて歩く。
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