[2022/6/9] 川﨑依邦の日々 [おんぶに抱っこ]
6月9日(木)21,495歩、歩行距離 18.2㎞。禁酒764目。晴れ。
5:00 いつもの如く公園を4周、約60分、約9km。
10,000歩余りのウォーキングである。
「おはよう、元気だね。あまり無理しないでね」
とすれ違う顔見知りに声を掛けられる。
「ありがとう。別に無理していませんよ」と声を返す。
傍から見ると無理をしているように見えるのかもしれない。
マスクは外しているので草木の独特な匂いがよく分かる。
名も知らぬ花が散ってもまた別の花がひょっこりと顔を出している。
私としてはジョギングしているつもりであるが、
傍からはウォーキングに見えるのであろうか。
年月の流れでジョギングからウォーキングへと自然に変化している。
心の中ではかつてのハワイのホノルルマラソンを走った時のように
「走れ、走れ」と発破をかけている。
10:00 A社 打合せ
17:00 大阪CMO オンラインにて経営相談(九州の運送会社)
途中電話にて経営相談を受ける。
詩画作家の星野富弘さん、1970年の事故で体が動かなくなる。
口に筆を咥えて花の絵を描く。
当年76歳。「現在の楽しみは何ですか」
答えて云く
「赤城の山を見るとほっとする」
「これからしたいことは何ですか」
「何かしようと思ったことは一度もない。
生きていればそれでよし。
神様におんぶに抱っこです」
毎日公園をウォーキングできることに感謝する。
生きることは何者かに支えられておんぶに抱っこである。
私の場合の何者とは
息子の川﨑晃弘(2016年2月13日、34歳5ヶ月で突然死)のことである。
[2022/6/8] 川﨑依邦の日々 [日帰り出張]
6月8日(水)5,951歩、歩行距離 4.2㎞。禁酒763目。曇り。
6:00発の新幹線にて東京へ。
11:00 A社 経営ミーティング
17:30 B社 役員会議
23:30 新大阪着。
新大阪駅を出てタクシー乗り場へ行くと客が10人ばかり並んでいた。
ふといつもの電光掲示板を見上げると気温20℃と表示されており、少し涼しい。
タクシー待ちの行列はビジネス帰りの男性がほとんどで
2人だけ観光客らしい女性が混じっていた。
長い一日を過ごして最終の少し前の新幹線で新大阪に辿り着いた。
(最終便は23:45新大阪着である)
世の中便利になっている。
関東は日帰り出張が当たり前になっている。
便利にはなったけれど何か忘れ物をしている気がする。
旅情といった想いはどこかに忘れている気がする。
時々は日帰り出張ではなく、ゆとりをもった旅をしてみたい。
「そんなに急いでどこへ行く」との声が聞こえてくる。
[2022/6/7] 川﨑依邦の日々 [すぐ前のことは忘れる]
6月7日(火)16,906歩、歩行距離 14.8㎞。禁酒762目。曇り。
5:00 公園4周、約60分。
7:30 健志社長とミーティング
11:00 大阪CMOにてA社長とミーティング
13:00 A社 役員会議
15:00 B社 役員会議
終了後B社の荷主を訪問し、
運賃値上げの交渉をする。
18:00 大阪CMOへ戻る。
途中90歳代の経営者より、経営者自らの会社から私の携帯に連絡が入る。
移動中だったので改めて連絡してほしい旨を伝える。
「誰もいないところで連絡してください」と、
私の携帯番号を2回繰り返して伝えた。
ところが折り返し連絡が無い。
この90歳代の経営者はすぐ前のことは忘れてしまう状態となっている。
それでも自分の会社の事務所には出勤している。
90歳代にしては大したものである。
誰もいないところで連絡してほしいと言ったのには訳がある。
誰にも聞かれたくない事業承継の相談だからである。
昨年何回か会って相談に乗った。
車も運転していた。
ところが面談スケジュールを忘れる、
なかなか決断しない、
同じことを何回も説明しなければならないといった状態であった。
昨日は5ヶ月振りに会社から私に連絡をしてきた。
何かのきっかけで私のことを思い出して連絡してきたのであろう。
力になれるものなら力になりたい。
それでもすぐ前のことは忘れる。
昨年何回か会った時はスタスタと歩き、
毎日5分ストレッチを欠かさず、
会社に出勤していた。
ところが・・・正常に生きていく上でどうやら限界となっている。
[2022/6/6] 川﨑依邦の日々 [紫陽花が咲き誇る]
6月6日(月)13,653歩、歩行距離 10㎞。禁酒761目。小雨が降りしきる。
5:30 東京CMO出社。
いつもの如く川﨑晃弘社長の遺影に手を合わせて
今日一日の無事を祈る。
9:00 千葉県A社。
打合せ後A社の取引銀行に行く。
13:30 埼玉県B社。
B社長と共にB社の管理者一人と個人面談をする。
終了後新大阪に戻る。
18:00着。
ワンルームマンションから東京CMOの事務所まで小雨の中を歩く。
川沿いに色とりどりの紫陽花が咲いている。
およそ300mくらいに渡って咲き誇っている。
薄い紫や薄いピンク、白、青と鮮やかである。
いつもは脇目も振らず歩を進めていたが、
小雨の中ふと目に入った。
「こんなに紫陽花が咲いている」と気付く。
どこからか「やっと綺麗に咲きました」
と紫陽花の声が聞こえる気がする。
いつの間にか季節は梅雨。
真夏の足音もすぐそこまで来ている。
[2022/6/5] 川﨑依邦の日々 [一人ぼっちの一日]
6月5日(日)6,616歩、歩行距離 4.6㎞。禁酒760目。曇り。
6:00発の新幹線にて東京へ。
総武線と京成線を乗り継いで成田へ行く。
10:00 A社の家族会議
13:00に終了し葛西のワンルームマンションへ。
15:30頃到着する。
洗濯用洗剤が無くなっているのでコンビニへ買いに行く。
その後古本屋へ。
夕食は定食屋でカットステーキとミックス定食(1020円)を食す。
食事を終えるとワンルームマンションに戻り
19時のNHKニュースを観る。
その後1時間ばかり文庫本
「あるキャッチボール屋さんの悲劇」
(つかこうへい・作)を読む。
21:00 ワンルームマンションにて就寝
「今日は楽しい一日でしたか」
「・・・」
川の流れのように一日が過ぎていく。
A社での家族会議、
いろいろと乗り越えていかねばならないことがある。
「あきらめない『もうだめだ』のちょっと先に
もう一つ『もうだめだ』があるのだよ」
とA社の頑張りを促す。
心から楽しかった一日はいつ頃のことであろうか。
記憶には直ぐ浮かんでこない。
それでも川は流れていく。
一人ぼっちの一日が過ぎていく。
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