2024/2/27 川﨑依邦の日々 「今年の桜」
2月27日(火)
13時より大阪事務所にて来客対応をした。
星野富弘さんの文と絵を読む。
彼は1946年、群馬県勢多都東村(現みどり市東町)生まれ。
1970年、中学校教諭としてクラブ活動の指導をしている中で頸髄を損傷し、
手足の自由を失う。
1972年、入院中に筆を口にくわえて文や絵を描き始める。
彼の本を手にするといつも「生きるということは奥深い」と感動する。
たとえば「寒さの中に咲く花がどうしてこんなにあたたかい色をしているのか」
と絵に添えてこう問いかけている。
自然の素晴らしさとしか言葉が思い浮かばない。
厳しい寒さを乗り越えて、春が生まれる予感がする。
彼はまもなく78歳になる。今年の桜も見ることができるだろう。
明日2月28日~3月1日までは入院する。
入院の目的は障害の認定と消化器(大腸や膵臓など)の癌の有無である。
今のところ自覚症状はない。
2024/2/26 川﨑依邦の日々「一声の力」
2月26日(月)
11時 Zoomにて北関東A社の役員会議。
A社長(女性60歳)云く
「先生、前より一層元気になりましたね」
思わず嬉しさで「そうか」と頷く。
おそらく昨日散髪したので顔色がよく見えたに違いない。
それでも一声掛けられると嬉しいものだ。
一声の力というものもある。
2024/2/25 川﨑依邦の日々「ドーパミン」
2月25日(日)
本日は大阪マラソンの日。
小雨降りしきる中、自宅近くの界隈をマラソン選手が走る。
散髪の為に朝9時頃外に出ると、交通規制があり散髪屋まで行くのに難儀する。
散髪はいつものご主人が入院しているので、息子が担当する。
いつものご主人は腰の骨を骨折して入院中である。
寝たきりになるまいと階段の上り下り等、必死のリハビリ中とのこと。
目標は3月に92歳になるので、バースデーのお祝い会をすることである。
「気の持ち方も免疫力に関係します。たとえば何かに取り組んで達成感を抱くと、
脳内にドーパミンという神経伝達物質が分泌されて気持ちがポジティブになり、
ストレスが軽減されて自律神経が整っていきます。達成しやすい小さな目標を
リストアップし、毎日一つひとつ実行していくのはいい方法です。」
(散髪屋の2月号広報誌より)
なんとか散髪屋のご主人も自らのバースデーのお祝い会の目標を達成してほしい。
私も目標としては、春4月満開の桜の中久方ぶりに東京へ出張したい。
散髪が終わり商店街の喫茶店に入る。
久方ぶりのコーヒーをたしなむ。
古本屋で1冊50円の小説を2冊(100円)買う。
大阪マラソンの選手達は、いつしか小雨の中を通り過ぎて行った。
2024/2/24 川﨑依邦の日々「生きる勇気」
2月24日(土)
13時30分 大阪事務所にて来客対応。労務トラブルの相談に応じる。
「一日一生 亡き息子川﨑晃弘へ手紙」の読書カード(アンケート)を見る。
『亡くした息子への無念さがひしひしと伝わってくる。
事業への執念をすさまじく感じる。改めて経営の原点、基本を教えられた』
著者としては、ご協力ありがとうございます。
私の方こそこの言葉を聞いて生きる勇気をもらった気がする。
この本はネット等でじわじわと読まれているらしい。
2024/2/23 川﨑依邦の日々「なまりなつかし」
2月23日(金)
「ふるさとのなまりなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」
石川啄木の短歌である。
NHKのサンドウィッチマンの病院ラジオ、広島赤十字原爆病院のところを見る。
広島赤十字原爆病院のすぐ近くに私の実家がある。
18歳までいたが、それから東京へ行きアチコチと過ごしている。
この番組を見て実家のアレコレを思い出す。
番組の内容も生と死について胸を打つものがあるが、
出演者の広島弁(そ)に目が潤んできた。
故郷のなまりは懐かしく胸にしみる。
18歳で故郷の広島を出て人生の旅を過ごしてきた
「何があっても大丈夫じゃけん」と広島の声が聞こえた気がする。
1945年8月6日、原爆(ピカドン)から再生している。
廃墟の町から再生している。
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