2023/6/6 川﨑依邦の日々「人は変わるし、時代も変わる」
6月6日(火)晴れ、曇り。
4:00 起床。
ストレッチ6分した後、
公園ウォーキング4周、64分と日課をこなす。
7:00 大阪CMO出社。
9:00 大阪CMOにA社2名、来社。
『給与改革』について相談。
11:00 大阪CMOにB社長、来社。
『経営改善』について相談。
14:00 大阪CMOにC社長、来社。
『経営改善計画』について打ち合わせ。
18:00 JR桃谷にてD社長と合流し、
美味しい寿司屋にて懇談。
途中、電話にて経営相談が2件あり、
うち1件は30分にも及ぶ。
日課のウォーキングをしているとき、
若い男が公園に倒れていた。
「大丈夫か」と声を掛けるも反応なし。
通りがかりの人が
「酒を飲んで倒れている。声を掛けても無駄や」と言う。
公園は梅田の飲み屋街に近いせいか、
このようなシーンは度々見かける。
時には、若い女性が倒れていることもある。
一晩中飲んで、
明け方、公園までフラフラと辿り着いて力尽きたと思われる。
それに、よくスマホを拾う。
ここ1年のうち今まで3回も拾い、都度、交番に届ける。
泥酔して道端で寝るのは、
目が覚めたとき、体のあちこちが痛いと思われる。
中には溝の中にはまって、眠りこけている人もいたが、いずれも若い。
かくいう私も20代の頃、
かつて歌舞伎町にあった新宿コマ劇場近く、
噴水のある公園のベンチで寝たことがある。
そのときは、早慶戦か何かで、朝まで飲んで力尽きた。
若かりし頃のハチャメチャである。
・・・あれから50年、
今は修行僧の如く、4:00に起きている。
人は変わるし、時代も変わる。
21:00 就寝。
2023/6/3 川﨑依邦の日々「唐桑の七福神」踊り
6月3日(土)晴れ。
4:00 起床。
ストレッチ6分。
5:00 公園ウォーキング65分。
7:00~8:00 大阪CMOにて健志社長と打合わせ。
8:00~15:00 大阪CMOにて内務。
15:00過ぎ いつものプールにて水中ウォーキング60分、
150回目となる。
真っ青に晴れた公園の空。
台風一過とは、正に、このことである。
16:30過ぎ いつもの温泉に行く。
風呂上がり、牛乳2本をグッと飲み干す。
喉を通過していくのを実感する。
この程度のことで「幸せ」を感じる。
「ああ生きている。今日も無事だった。
明日もいい日でありますように」と牛乳を飲み干す。
自宅にて録画してあった、
よみがえる新日本紀行『唐桑の七福神―宮城県唐桑―』を観る。
宮城県気仙沼あたりの風景が映る。
漁に出る男は、1年のうち10ヶ月も海の上である。
留守の間、家を守る女性達が七福神の舞いを踊る。
テンポの良い太鼓の音が響き、リズム感たっぷりだ。
漁に出ている男達の無事と、大漁を祈願し、
七福神役7人を含む、総勢10人ばかりがカラフルな衣装を着て踊る。
『唐桑の七福神』の舞、1972年の映像である。
・・・あれから50年、2023年の今も紹介されている。
いつも“あれから今”の映像が良い。
50年前の七福神役の1人は健在で、
今は踊りのリーダーを務めている。
バックに流れる音楽も良い。
人の「幸せ」とは何かをしみじみと実感させられる。
春.夏.秋.冬を繰り返して50年、
2011年3月11日の東日本大震災も乗り越え、
今も『唐桑の七福神』踊りは健在だ。
人の「幸せ」とは祈りの中にあるのかもしれない。
お願いをして祈ることが生きている者の幸せなのかもしれない。
2023/6/2 川﨑依邦の日々「台風2号」
6月2日(金)雨。
4:00 起床。
台風2号のせいで、雨が降り続く。
6:30 大阪CMOにて内務。
10:00 大阪市A社にて役員会議。
土砂降りの雨。
JR京橋からタクシーにて新大阪まで約20分、料金は3000円。
以前は2000円くらいだったので、
タクシー代も確実に値上がりしている。
そこから広島へ行く。
広島は曇りで、少し晴れている。
15:00 広島市B社にてミーティング。
終了後B社長と面談。
台風2号のせいで、新幹線が動いていないとの情報が入る。
それでも広島駅へ行く。
16:30 新幹線に飛び乗る。
自由席なので空いている席に座る。
いつもは新大阪まで1時間20分くらいのところ、約3時間かかる。
19:30 新大阪に辿り着くと、駅の中は人で溢れている。
新大阪~東京間の新幹線は動いていない。
いつものタクシー乗り場は大行列。
JRで大阪梅田まで行こう、と梅田まで行く。
梅田から自宅まで歩く。
タクシーではなく、歩くのもたまにはいい。
寄り道が出来る。
商店街にて豚汁定食の店にふらりと立ち寄り、
豚汁とトンテキを食す(900円)。
さらに新潟県のアンテナショップに入って、
こしひかりの餅600gを2袋購入する(2200円)。
タクシーで帰っていると、
このような食事や買い物は出来なかった。
新幹線の車中3時間で、本を2冊読めた。
1冊目は『破綻』(林原靖)を完読する。
もう1冊は
『小説 民事再生の罠』(山草花鳥)を全308頁のところ、
60頁まで読む。
予期しない寄り道や、
長時間の車中で本を沢山読めたのも台風2号のお陰である。
とは言っても、
「台風2号よ、早く遠くに行ってくれ。明日天気にしておくれ」と願う。
21:00就寝。
2023/6/1 川﨑依邦の日々「どこでもよく寝られる」
6月1日(木)小雨、曇り。
4:00 起床。
5:30 大阪CMO出社、内務。
近鉄鶴橋駅8:13発の電車にて三重県伊勢市へ行く。
9:54着。
曇りである。
10:00 A社にて打ち合わせ。
10:30 A社スタッフと個人面談。
11:30~13:00 再度、A社長と打合わせ。
伊勢神宮のある三重県を代表する観光都市であり、
餅と肉の美味しいところである。
13:00過ぎ 松阪牛の美味しい焼き肉屋で昼食をご馳走になる。
お土産に伊勢名物“赤福”を貰う。
15:00近鉄松阪駅発の電車にて鶴橋駅へ、16:30着。
JRに乗り換え天満駅へ、17:00頃着。
昼食の焼き肉で食した、
松阪牛の上ロース、上ミノ等は、
柔らかい上に甘みもあり、美味だった。
ノンアルコールビール1本、小ライスも食す。
牛肉は、メスの肉が美味しいそうだ。
オスの方が体は一回り大きいが、肉は固く臭いもきつい。
松阪牛と言っても、実は宮崎で育てている。
松阪・神戸・近江が日本三大和牛のブランドである。
松阪のメイン通りは、
ステーキハウス、焼き肉店の大きな看板が並んでいた。
近鉄松阪駅で電車が来るまでの約40分間、
待合室の固いベンチにて腹一杯でウトウトした。
何処でもよく寝られるのは特技と言える。
お尻が痛かった。
男なので、お尻の肉は固いのだ。
近鉄特急電車の椅子は、柔らかくクッションが効いていて、
お尻は痛くなく鶴橋駅に着くまでも、よく眠れた。
どこでもよく寝られるという特技を遺憾なく発揮した。
20:00 就寝。
2023/5/31 川﨑依邦の日々「母に答える。こうして元気でやっています」
5月31日(水)小雨、曇り、晴れ、曇り。
4:00 起床。
ストレッチ6~7分。
公園にてウォーキング65分。
少し雨がぱらつく。
7:00~12:00 大阪CMOにて内務。
外へ出てみると曇り。
13:00過ぎの新幹線にて広島へ。
14:30過ぎ 広島駅着。
駅から出ると、真っ青な空が広がっている。
しかも暑い。
15:30 A社にて打ち合わせ。
17:25広島駅発の新幹線にて新大阪へ、18:30着。
大阪は曇りである。
車中では「破綻」(林原靖)を読む。
229ページのところ、74ページまで読む。
更に「長い命のために」(早瀬圭一)を完読。
板橋福祉事務所のケースワーカーが、
一人暮らしとなった老人の相談にのる過程を描いた
ノンフィクションである。
参考までに、要介護度の判定基準は概ね次の通りである。
1級―1人で身の回りの事が出来る → 養護老人ホーム
2級―体は健康である程度の事が出来る
3級―介助が必要な人 特別養護老人ホーム
4級―寝たきりの人
一人暮らしになっても、
なかなか老人ホームには入りたがらない。
しかも老人ホームには空きが無い。
待機者がズラリといる。
私の母は、
86歳で死去する(2006年9月27日没)前の10年間は特養に入っていた。
母の面倒を見ることが出来なかったので、
月一回は必ず広島に見舞いに行っていた。
今でも広島に来ると、そのことが思い出される。
母は要介護2級で体は健康、しかし呆けていた。
死ぬ直前は食事もままならず4級で死す。
特養での母の10年間はどんな暮らしであったのか。
静かに夕陽が落ちていくように生涯を終えた。
最後に会ったときは、
私の顔も分からず、きょとんとしていた。
「私には依ちゃんという賢い子がいたよ」と呟くのを聞き、
胸が塞がれる思いがした。
「親不孝だったなあ。
一緒に暮らすことも出来なくて、申し訳ない。
許して下さい」
と心の中で詫びた。
まだ、体が元気だった頃は
「依ちゃんか、元気にしているか」
と、いつも声を掛けてくれた。
面会を終えて帰るとき、
折りたたんだティッシュペーパーを私に渡す。
「これ、少ないけど持って帰りなさい」
母は私にお金を渡そうとする。
実際はティッシュペーパーである。
「ありがとう」と言って受け取る。
子を思う母の心である。
実に悲しくて切ない。
「人が呆けるとはこのことか」
真っ白い紙であるが、母の心が込められていた。
広島に来るたびに母の事が思い出される。
「こうして元気にやっていますよ」
と心の中で母に答える。
- 最近の投稿
- アーカイブ
-
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
- カテゴリー