2023/5/1 川﨑依邦の日々「次のページがある」
5月1日(月)15,350歩、13.2㎞。曇り、晴れ。
4:00 起床。いつも通り、公園を4周する、64分。
6:00 大阪CMO出社。
関東出張の準備をする。
7:30~8:30 健志社長と役員会議。
M&A案件の打ち合わせ等。
13:00~15:00 東京都江東区にてA社、調印会。
M&Aの調印式である。
A社はCMOグループ入りすることとなる。
A社の加入でCMOの100%出資の子会社は11社となる。
様々な感慨が交錯する。
A社の役員は、ほっとすると同時に淋しい、
と言っていた。
約25年間、事務を担当された役員が
「私は淋しいです」
と涙を流して
「よろしくお願いします」
と言う。
A社の経営をバトンタッチされた私は、
身の引き締まる思いである。
旧A社の社長には
「人生はこれからですよ」
と声を掛けた。
本は、読み終えると次に開くページはない。
しかし、人生には
『終わった』
と思っていても、
次に開くページがある。
淋しさ、辛さ、悲しさ
を繰り返し、
生きている限りは次のページがある。
2023/4/30 川﨑依邦の日々「風呂屋で赤井英和に会う」
4月30日(日)16,124歩、11.6㎞、水中ウォーキング60分(136回)。雨、夕方のち曇り。
5:00 起床。
いつもの如く、
公園にてウォーキング63分。
公園の周りを4周する。
公園にある小高い山も歩く。
8:00~10:00 大阪CMOにて内務。
クライアントの『経営改善計画』の作成等。
11:00~13:00 A社の『創立15周年パーティーのバーベキュー大会』に行く。
A社長(72歳)は周りの人に気を遣って
せっせと肉を焼いていた。
私は勧められるまま肉を(恐らく300g程)
たらふく食す。
おこわのおにぎり、豚汁、
デザートにはアイスクリームも食す、
腹一杯となる。
朝からの雨も上がって楽しいバーベキュー大会となる。
2~3歳児や小学1,2年生の子も居て、
和やかな催しである。
14:00過ぎ いつものプールにて水中ウォーキング60分、
136回目である。
15:00過ぎ クラブ温泉へ行く。
なんと浪花出身の元ボクサー、
赤井英和がいた。
デビュー作、
阪本順治監督の『どついたるねん』
で主役を務めた、
あの赤井英和である。
また『どついたるねん』では、
逞しく生きる大阪の庶民の味が良く出ていた。
ミーハーの如く「赤井英和さんですか」と、
声を掛けようとしたが止めた。
その代わり、風呂上がりにチラチラ見た。
ズボンは履いておらず、
赤いパンツ一丁である。
腹は大分ダブつくも逞しくガッチリとしている。
靴下を履く時、
少しよろけていた。
確か、赤井英和は60歳を超えている。
番台のおばさんに「じゃあ」と声を掛けて、
タオルを持たず、
颯爽と出ていった。
私の行きつけの風呂屋は大阪のど真ん中にある。
時々、吉本の芸人も来ている。
銭湯は熱い湯で、
これがリラックスする。
ぐっと我慢して熱い湯に入る時
「これだ。この幸せ」と、なる。
夕食はバーベキュー大会で腹一杯になったので、
抜きにした。
2023/4/29 川﨑依邦の日々「五臓をなくした安藤忠雄―永遠の青春を生きる」
4月29日(土)18,541歩、15.6㎞、水中ウォーキング60分(135回)。曇り、雨。
5:30 起床。6時過ぎより公園4周、64分かかる。
公園に咲く薔薇の真紅が目に沁みる。
薔薇の花言葉は、
感謝・上品・恋の誓い、
薫風にぴったりの言葉である。
9:00~15:00 大阪CMOにて内務。
日報チェック、
クライアントの『経営改善計画』の作成等。
『安藤忠雄 仕事を作る』(日本経済新聞出版)を読む。
安藤忠雄さんは、1941年大阪生まれ。
“五臓なくとも人生は諦めない”
― 癌の為、68歳の時に胆のう・胆管・十二指腸を、
73歳の時には膵臓と脾臓を全摘する。
内臓は空っぽとなる。
それでも日々の運動から食事の仕方、
睡眠まで病院の助言通りの生活ペースに切替え、
建築を通じて社会と繋がる緊張感こそ人生の充実、
と仕事にカムバックする。
因みに、この病院とは大阪CMOの近所にある北野病院である。
病気(癌)ぐらいで人生を諦めるわけにはいかない
・・・凄い気力の持ち主である。
ぐっと心に迫ってくる。
人間が人間らしくある為に絶対に必要なのは、自分なりの生きる目標『いつか、そこに辿り着くのだ』という希望の光だけだ。いくつになろうとも、どんな状況に身を置こうとも、この光を目指して前を向いて歩き続ける。人生の幸せの為に必要なのは、知力でも腕力でもない。挫けない心の強さと、それをいつまでも保ち続ける持続力なのだ 。(安藤忠雄の言)
希望の光 ― 私にとっては、
川﨑晃弘社長から引き継いだ志。
挫けない心の強さ
― 私にとっての人生のキーワード、
持続力は私の行動信条である。
五臓をなくした安藤忠雄の顔写真が本のカバーに載っている。
男の私が見ても、
実にいい顔をしている。
目に力強さを感じる。
人生に立ち向かう闘志が滲み出ている。
私なんか生きていても仕方がない、
と嘆く人もいる。
私にとって人生の幸せなんかもうない、
と心落ち込む人もいる。
安藤忠雄の生き様を見よ!
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
年を重ねるだけで人は老いない
頭を高く上げ希望の波を捉える限り、80歳であろうと人は青春にして已む
(サムエル・ウルマンの詩『青春』より)
病気(癌)ぐらいで人生を諦めるな、
“ファイト”である。
15:00過ぎ いつものプールにて水中ウォーキング60分、135回目。
水中を歩きながら、
安藤忠雄の生き様を思う。
永遠の青春を生きている。
2023/4/28 川﨑依邦の日々「楽しい食事」
4月28日(金)7,025歩、4.9㎞。晴れ、曇り。
4:00 起床。
5:00 大阪CMO出社、関東出張の準備をする。
6:02発の新幹線にて東京へ行き、
そこから上越新幹線に乗り、
高崎まで向かう。
車中は行楽客で溢れている。
私はA,B,C席のうち、C席に座る。
A,B席は若い男女の2人連れである。
2人とも弁当を広げており、
ちらと見ると深川めし弁当である。
たっぷりのアサリがご飯の上に乗っていて、
玉子とかまぼこが一切れほど添えてある。
「俺は明日23歳のバースデーを迎えるよ」
「金沢に泊まって、お祝いしようね」
一緒に弁当を食べながら
「楽しい」
と女性が言う。
「俺も楽しいよ」。
“美味しい”ではなく“楽しい”
の一言は食欲だけでなく、
心も満たされているからだろう。
私は1人食が多いせいか、
久しく“心から楽しい”
という喜びは味わっていない。
10:00~12:00 高崎市A社にて役員会議。
3月決算なので、決算分析をし、
今期の対策を立案する。
A社から次の仕事の為、
埼玉県越谷市を目指す。
昼食は車中にて昆布とおかかのおにぎり。
どうも楽しいとは言えないな、
と思いつつパクつく。
腹が減っては戦ができぬ、とパクつく。
14:00~16:00 埼玉県B社にて経営ミーティング。
直面している経営課題を整理してアクションプランを作る。
17:00 新幹線にて新大阪へ。
19:30着。車中では、スイートポテト(100g)を食す。
これは美味しい。
美味しいけれど、
楽しいと迄はいかない。
心から楽しいと言える食事をしてみたいものである。
2023/4/27 川﨑依邦の日々 「大阪のおばはんは、しゃべくりを楽しんでいる」
4月27日(木)18,922歩、15.9㎞、水中ウォーキング60分(134回)。晴れ。
4:00 起床。いつもの如くストレッチをし、
早朝ウォーキングに出かける。
ハワイで購入した帽子を被り、
いつもの公園へと歩く。
この時期のハワイは青い空が広がっている、
と思いつつ日本の一都市、
大阪にてウォーキングする。
7:00 大阪CMO出社、内務。
日報のチェック等。
9:30~11:00 大阪市A社にて役員会議。
ここのところ業績が振るわず、
赤字続きである。
ダメだ、とは言わない。
希望を持ち、
意欲をかき立てるようなアドバイスをしていく。
「ダメ、ダメ」
と言っても何もやる気が出てこない。
11:30 早めの昼食を1人とる。
変わった昼食を食べたい、
そこで目に飛び込んできたイタリアン風レストランに、
ふらりと入る。
20人程の客のうち、
私を除いて全てが女性、
しかも、いわゆる“大阪のおばはん”
ばかりが続々と入ってくる。
“ズワイガニとマッシュルームのトマトクリームリングイネ”
を注文する。
どんなものか分からない。
出された、いわゆるスパゲッティを箸でもくもくと食べる。
デザートはフランスのお菓子
“イチゴのクラフティ”。
「この“イチゴのクラフティ”とは何ですか?」
と店員に聞く。
この店員は分からず、
奥のマスターらしき人に確かめに行く。
聞いたことも無い名前のクラフティとは、
フランスの伝統菓子である。
クレープ生地に果物を加え、
型に流し込んで焼いた菓子で、
クリームケーキのような味である。
ふと見回すと、
店はお客でいっぱいになっている。
全て大阪のおばはん連中で、
しゃべくり全開である。
「私はこの前、60代70代ばかりのおばはんと一緒に旅行へ行ったのよ。
あの歳になると、若いのが居ないと
何があるか分からないでしょう。
旅館に行っても、
お風呂が遠くて、皆大変だったわ」
隣の席の会話である。
店を出る時、ちらっと見た会話の主は、
どうみても60歳は超えているように思えた。
13:00~14:30 大阪市B社にて役員会議。
「経営改善計画」
の作成がテーマである。
15:00 大阪の信用金庫へ行く。
M&Aの打ち合わせである。
16:00 大阪CMOへ戻る。
明日の関東出張の準備等をする。
17:00 いつものプールにて水中ウォーキング60分、134回目。
外は久しぶりの青い空である。
それにしても、
大阪のおばはんはパワフルである。
少し高めのランチへ行き、
しゃべくりを楽しんでいる。
その頃、旦那さんやお父さんは、
働いていることだろう。
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