2026/7/2 川﨑依邦の日々「中小零細運送業を取り巻く環境」
7月2日(木)
本日は小雨のち曇りの中、出社。
本日はCMOニュース8月号の第1面記載の「中小零細運送業の経営環境」を載せる。
「405」事業という専門家の支援に基づいて「経営改善計画」の策定支援する補助金事業がある。
2026年4月からは申請要件が一段と厳しくなっている。
従来は緩やかな条件で金融支援としてリスケもやりやすかった。
ところが、どうも金融庁、中小企業庁の方針が変化したように思える。
数値基準として計画最終年度(5年後)には、債務超過は解消しキャッシュフローが10年未満であることを厳しく求められるようになった。
こうした実現可能性のある「経営改善計画書」になっていなければ補助金は対象外になったように思える。
これでは経営不振にあえいでいる、とりわけ中小零細運送業の多くは「405」事業は使えないことになる。
悪く言えば、国は見放している。
いわゆるゾンビ企業の存在は許されず、さっさと廃業するかスポンサーを見つけM&Aを進めるべきだと言っているようなものだ。
銀行にしても今まではリスケぐらいは簡単に条件さえ合えば認めていた。
しかし銀行の中には、今までの支払金利2%ぐらいを倍の4%にしようと求めるところもあるぐらいだ。
どうも経営不振にあえぐ中小零細運送業にとっては風向きが悪くなっている。
時間の猶予を与えて経営改善するのをじっくり待てないということだ。
少なくとも「405」事業はそうなっている。
もともと苦しい中小零細運送業は自力で「経営改善計画」は作成できないからだ。
したがって、個別に銀行交渉するしかない。
日頃の銀行とのコミュニケ―ションがものをいう。
中小零細をメガバンクは相手にしない。
さっさと保証協会に代位弁済させるかサービサーに売り飛ばす。
比較的に相手してくれるのは、信用組合か信用金庫、地方銀行ぐらいである。
これから益々、中小零細にとっては生きづらい世の中になる。
しかし強い気持ちを奮い立たせ石にかじりついても生き抜くことだ。
生き抜くという強い気持ちが決め手となる。
諦めるのはまだ早い。
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