2026/8/10 川﨑依邦の日々「中小運送業の経営現状と生き残る道」
8月10日(月)
本日は晴れの中、出社。
本日はCMOニュース9月号の第1面記載の「中小運送業の経営現状と生き残る道」を載せる。
中小運送業の約50%は、営業赤字かスレスレで喘いでいる。営業黒字も1~3%のところが大半である。
中小運送業は車両台数が20台未満の会社が約70%を占めている。
社長報酬も月100万円、年間1,200万円に届かないのが約半数である。
トラックも新車代替する力はなく、中古車・老朽車でなんとか凌いでいる。
従って、修繕費も重荷となっている。その上、タイヤ費・部品代等々アップし続けている。
言うまでもなく軽油代も高止まりである。こうした状況にあっても最低賃金は毎年上がり続けている。
一言で言って資金繰りは苦しい。中小運送業の中には、銀行借入金の重圧に呻吟している所もある。
据置していた返済も始まり、資金繰りは急速に窮屈になっている。やむを得ず廃業を考える中小運送業も増えてくると思われる。
廃業できるのはまだしも、倒産に追い込まれるところも出てくる。そして何より、一向に好転しないドライバー不足の現状がある。
ドライバーの高齢化も進む。70歳のドライバーも珍しくなくなった。ここの所の中近東、いわゆるイラン情勢も重荷である。
荷動きも活発化しない。対前年比の売上で現状維持はまだ良い方で、5~10%減の所が多い。
更に年々厳しさを増す法的プレッシャー、労働時間管理の厳格化などもある。しかも中小運送業の経営者の高齢化も進んでいる。
後継者不足は半数を超えていると言われている。銀行金利も上昇の一途である。果たして中小運送業の生き残る道はどこか。
50年前から続いている中小運送業の特徴は何か。50年前と比してトラック台数は現状維持の所が多い。
成長し続けるよりは、生存をテーマとして、いわゆる家族経営に徹して、小回りを生かしてしぶとくしたたかに生存している。
当たり前の事を当たり前にやり抜き、事故ゼロに挑戦している。
もう駄目だと諦めず投げ出さない事である。
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