CONSULTANT DIARY川﨑依邦の日々

2026/5/12  川﨑依邦の日々「抜本的給与体系の大道」

5月12日(火)

本日は晴れの中、出社。

6月号のCMOニュースの第1面を載せる。

 

価格インフレの勢いは止まらない。軽油代の高止まり、車両代のアップ、部品代もしかり。

消耗品も上がっている。更に、銀行の借入金の金利もじわじわと上がっている。それに比してドライバーの賃金はどうか。

平均的に2tドライバーで25万~30万円、4tドライバーで30万~35万円、大型ドライバーで35万~45万円といったところか。しかも固定給と変動給の構成割合は50対50。

変動給は時間外手当とか歩合給である。運送収入が上がらないと変動給は上がらない仕組みとなっている。固定給は最低賃金ベースとなっている。

したがって運賃がアップしないと賃金はアップしない。今のインフレ下、平均20%ぐらい運賃が上がらないと実質賃金は目減りする。

ところが、コンプライアンスの重圧の下、時間外労働時間は短縮している。インフレが進行しても労働時間は減っている。これでは賃金は上がらず苦しい生活が続く。

果たして賃金が対前年比20%上昇した零細中小運送業はどれくらいあるか。全体で10%にも満たないのではないか。

その上、コンプライアンスの強化で労働時間の把握が必須となっている。労務トラブルとして時間外未払問題が多発する由縁である。

労務トラブルの嵐に抗していける零細中小運送業は少数派である。正に存続か否かの岐路に立っている。この時にあたり、どう進路をとっていくか。

抜本的給与体系の大道を進むべきである。大道とは何か。生産性(売上)と連動する給与体系である。

売上(運送収入)が下がっても、良い時と変わらない給与を払い続けていけるか。かといって給与を下げてドライバーが集まってくれるか、続けてくれるか。

進むも地獄、退くも地獄である。今は希望の光は見えないようにも思える。だからこそ、抜本的給与体系の大道に光を見出していくことだ。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2026年05月12日 | 投稿者: unityadmin