［2021/3/1］川﨑依邦の日々「卒業式は出発式」
3月1日（月）16,393歩、歩行距離11.7㎞。禁酒299日目。晴れ。
終日大阪にて活動する。
卒業式の高校生と父兄の姿をちらほらと見かけた。
「卒業式か。人生はこれからや。」と心の中でエールを送る。
卒業式は出発式でもある。
出口をくぐると入口がある。
終着駅は始発駅でもある。
恥ずかしながら、私は高校の卒業証書を無くしている。
卒業式に出ることが出来ず、
あとで卒業証書を学校まで取りに行ったのである。
その帰り道に本屋に寄ってそこで落としたか忘れたらしい。18歳である。
あれから人生においていろんな卒業と出発を繰り返して今日に至っている。
街ですれ違う卒業生を見ると「人生」というものを感じる。
いろんな「人生」がある。
負けるが勝ちという人生もある。挫折によって学ぶこともある。
勝ち続けることは不可能である。
倒れることもある。七転八起である。
街ですれ違う卒業生に
「体は大事にしてくださいよ。次の入口が待っているよ。」
と心の中で呟いた。
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