2025/9/4 川﨑依邦の日々「生き抜く」
9月4日(木)
本日は10月シーエムオーニュースの一面を載せる。
大局的には、インフレ続く。
物価もまだ上がる。最低賃金も上がる。トランプ関税も本格化する。
銀行金利も上昇している。翻って運賃はどうか。
車両価格も上昇している。ドライバー不足は相変わらずだ。
中小運送業をとりまく経営環境は依然厳しい。
どうも不況の風が吹いている。日本の政局も不安定だ。どうなるのか先行きが見えない。
しかもコンプライアンスについて行政に厳しく問われる。
点呼はどうか。何よりも労働時間は正しく把握しているか。
時間外労働手当は適法か。労災は多発していないか。
セクハラ・パワハラはどうか。法的プレッシャーがある。
まずもって危機感を持つことだ。生き残り、生き抜いていくことだ。
社長を先頭にドライバーが一丸となって、このピンチを乗り越えていくことだ。
何をなすべきか。奇手はない。ひたすら一日一日「当たり前の実践」を貫くことだ。
「当たり前の実践」とはなにか。
「入るをはかって出ずるを制す」の実践である。
「入る」とは価格交渉、運賃アップのことである。
一台ごと一人ごとに数字を掴む。
その上で不採算であれば、運賃アップの適正化に取り組む。
もしできなければ、工夫する。撤退も視野に入れる。
「出ずるを制す」は経費をとことん切り詰めることである。
例えば、修繕費は合見積りをとっているか。事故を減らしているか。
車を大事にし、日常点検をしているか。
あるいは、不必要な交際費を使っていないか。
地代家賃は減額できないか。そしてコンプライアンス対応である。
就業規則、給与規定、雇用契約書をはじめとして、
諸規定をチェックし労働基準法に適合しているか確認することである。
当たり前のことを直ぐに実践することである。
一日一日、やり通すことである。強い気持ちで立ち向かうことである。
生き抜くのだと進むことである。
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