CONSULTANT DIARY川﨑依邦の日々

2025/7/29 川﨑依邦の日々「シーエムオーとして中小運送会社のM&Aに役に立ちたい」

7月29日(火)

本日は9月シーエムオーニュースの一面を載せる。

会社の寿命は30年説がある。

とりわけ中小零細企業の運命は、

30年しかないとする説が広く流布されている。

特に中小運送業は深刻である。

現経営者の高齢化が進み、しかも後継ぎがいない。

後継ぎ候補として息子や娘がいても、本人にはその気がない。

現経営者がいけるところまでいくしかない。

そこで、経営者は如何にして会社をたたむか思い煩う。

世間でよく言われているM&Aはどうか。

果たして自分の作り育ててきた会社に事業価値はあるのか。

ところが、自分の会社には銀行の借金があり連帯保証もしている。

しかも、コロナ以降会社の業績は芳しくない。

営業赤字が続き、キャッシュフローも生み出していない。

消費税の支払いがきつい。

このままだといつか資金繰りがショートする。

まさに進むも地獄、退くもままならない。

どうしたらいいであろうか。

その上、会社の財務状態は債務超過である。

ニッチもサッチもいかないとはこのことか。

ここでシーエムオーが登場することがある。

経営コンサルタントとして知恵を発揮することがある。

大まかに言って、ひとつは株主になることである。

100%株を持ち、旧経営者の連帯保証を解除する。

100%株を持って、シナジー効果を出せるかどうか検討することになる。

「入るをはかって出ずるを制す」

の経営原則を貫けるかどうか見極めることになる。

今ひとつは、㈱シーエムオーのグループ会社のひとつを受皿会社として、

旧会社の事業(ドライバー、トラック、荷主など)を引き継ぐことである。

そうすることで、旧会社は借金だけ残り、もぬけの殻となる。

その後の手続きは、事業譲渡代金で可能な限り銀行借金を減らし、

残余の借金はカットしてもらう。

経営者保証は経営者保証ガイドラインを活用するか、

旧経営者の財産がなく70歳を超える場合はそのままにする。

中小運送業のM&Aにシーエムオーは力不足でありつつも

役に立ちたいと願っている。

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| 投稿日: 2025年07月29日 | 投稿者: 川﨑依邦