CONSULTANT DIARY川﨑依邦の日々

[2022/8/20] 川﨑依邦の日々 「一日一生」

8月20日(土)10,225歩、歩行距離 7㎞。水中ウォーキング60分(24回目)。曇り、晴れ。

4:00 ビジネスホテルにて起床。

5分間ストレッチ(腹筋、腕立て伏せ、スクワット)をし、

シャワーを浴びる。

5:00~6:30 9月号CMOニュースの原稿作成や

「落日の宴」(著:吉村 昭)を完読する。

主人公川路聖謨は中風(今で言う脳溢血)で

左半身麻痺となり寝たきりになる。

徳川の世が終わる時、

動く右手で古風のしきたりに沿って切腹し、

それでも死にきれず喉にピストルの銃口を当て

引き金を引いて自死する(66歳で死去)。

幕吏としての最期を自死で終える。

同じ幕吏でも勝海舟のように転向して

明治政権に協力した者もいる。

川路聖謨はやはり中風で倒れた事が

自死に繋がった面もある。

毎朝刀の素振りを欠かさずに行い足腰を鍛えていた。

60歳頃には側女に女の子を孕ますほど元気であった。

それでも中風になる。

人の寿命は一寸先は闇である。

6:30過ぎ ホテルにてブレイクファスト洋定食。

パンにバターを付ける時誤ってズボンにバターが付いた。

我ながら不器用である。

7:44 特急りょうもうに乗って一路新大阪へ戻る。

12:00 新大阪着。

13:00過ぎ 24回目の水中ウォーキング60分。

15:00 クラブ温泉に行き、牛乳を2本飲む。

18:00頃 自宅にて録画しておいたNHK番組、

サンドウィッチマンの「病院ラジオ」の

「高齢医療専門病院編」を見る。

病院の患者と家族がラジオのマイクに立つ。

認知症の妻に付き添う夫や

家族の死によって引きこもりから立ち直った

90歳のおばあさんなど様々な人が出演する。

ある31歳の女性は26歳の時に

「スティーブン・ジョンソン症候群」という

徐々に体が動かなくなり目も見えなくなる珍しい難病にかかった。

サングラスをしていてファッショナブルな見た目である。

話し方はたどたどしいが、

元美容師としてよく見えないながらも

病院の患者の髪を一生懸命セットする姿は

実に生きていく希望を感じさせた。

「明日や将来の事は分からない。

今を精一杯生きる」

・・・サンドウィッチマンは味のあるタレントである。

会話のテンポ、間の取り方は流石「プロ」である。

自死する人もいれば懸命に生きようとする人もいる。

31歳の元美容師はボランティアで髪をセットしている。

「セットして綺麗になったと喜ぶ姿に接すると本当にうれしい」と

明るくニコニコと語っていた。

彼女を支えているものは何であろうか。

必ずいつかは目も完全に見えなくなり

歩く事も喋る事も出来なくなる。

それでも明るく生き抜こうとしている。

寄り添っているお母さんの存在も大きい。

支えているものは一日一生の心の強さである。

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| 投稿日: 2022年08月22日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/19] 川﨑依邦の日々 「館林出張」

8月19日(金)14,817歩、歩行距離 13.1㎞。曇り、晴れ。

4:30過ぎ 公園4周。

吹く風は既に涼しく、

日中の猛暑は和らいでいる。

6:30~7:30 大阪CMOにて内務。

10:00~11:30 名古屋A社(CMOグループ会社)にて経営会議。

終了後、新幹線で東京へ。

更に久喜から東上線の特急りょうもうで館林へ行く。

16:00 B社長と面談。

ビジネスホテル泊。

この地は人口約8万人足らず。

明治の文豪である田山花袋の出身地で、

文化庁日本遺産として認定された里沼がある。

つつじの花とうどんが有名であり、

猛暑の地でもある。

東京(浅草)までは特急で約1時間。

城もある。

市内見物をしたいところであるが、

今回はどこへも行かなかった。

B社長との会談終了後、

夕食をとってそのまま20時頃ホテルに入る。

「落日の宴」(著:吉村 昭)を読む。

全539ページのところ456ページまで読む。

明日には完読する予定である。

この小説は幕末の歴史物である。

軽輩の身から勘定奉行にまで登りつめて

日露和親条約締結の立会者となった川路聖謨の伝記本でもある。

人の生き方について学ぶところの多い本である。

それにしても館林という地は静かな地方都市である。

夕食後B社長の車で市内をひと回りする。

「ここが市役所」

「ここが上皇后美智子様の出身である正田家の邸宅」

「宇宙へ行った向井千秋さんの実家」

・・・生憎外は薄暗くぼんやりとしていたので

はっきりとは見えなかった。

今度昼間にじっくりと見学したいものである。

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| 投稿日: 2022年08月22日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/18] 川﨑依邦の日々 「行ったり来たりしてプールの中を歩く」

8月18日(木)14,815歩、歩行距離 11㎞。水中ウォーキング60分(23回目)。曇り。

4:30 公園4周、約65分。

蝉の鳴き声も弱々しい。

草むらから虫の鳴き声が聞こえる。

いつの間にか秋が忍び寄ってきている。

7:30~8:30 社長とミーティング。

そのまま大阪CMOにて内務。

13:00 A社の経営ミーティング。

15:00 オンラインにて福岡県B社長と面談。

16:30 CMOの取引銀行の担当者と面談。

18:00頃 プールにて23回目の水中ウォーキング60分、1km。

プールの窓越しに真っ赤な夕陽が沈んでいく。

25mプールを20往復する。

ふと気付くと夕陽は雲に隠れ沈んでいる。

沈む夕日は一日の終わりを知らせてくれる。

なぜか寂しい感じである。

真っ赤な夕陽は一日の別れの色である。

・・・やがて朝が来る。

行ったり来たりしながらひたすらプールの水をかき分けて歩く。

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| 投稿日: 2022年08月19日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/17] 川﨑依邦の日々 「ひょっこりひょうたん島」

8月17日(水)5,469歩、歩行距離 3.9㎞。曇り、時々雨。

4:00 いつも通り起床する。

雨音がするので恒例のウォーキングは中止とし、

代わりにNHKテレビを見る。

4:20~5:10 平家物語の人形劇を見る。

後白河法皇と平清盛の政治的戦いや

母と子(義経とその母)の愛情などを実に上手に描いている。

原作者は吉川英治である。

今度活字で平家物語を読んでみる事にする。

遥か1000年以上前の平安の世の事でありながら

今に生きる人間の心にも通じるものがある。

人間の心とは悲しみ、辛さ、嘆き、驕り、愛する事等々である。

人形とは言えど仕草が生身の人間のようにリアルで

まるで生きているように見える。

「ひょっこりひょうたん島」という

井上ひさし作のNHK番組の人形劇を思い出す。

遠い昔、私が小学生だった頃の番組である。

“ひょっこりひょうたん島”と

テーマ曲を口ずさんでいたものである。

 

波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて

雲をすいすいすいすい追い抜いて

ひょうたん島はどこへ行く

ボクらを乗せてどこへ行く

丸い地球の水平線に

何かがきっと待っている

苦しいこともあるだろさ

悲しいこともあるだろさ

だけどボクらはくじけない

泣くのはいやだ 笑っちゃお

進め!

ひょっこりひょうたん島

ひょっこりひょうたん島

ひょっこりひょうたん島

 

困難を乗り越えて色んな所に冒険の旅をしていく

イメージに溢れた歌詞に、

私は子供心にワクワクしたものである。

人生は旅である。

7:00 大阪CMOから迎えの車で兵庫県へ。

8:30 A社にて役員会議。

13:00 兵庫県のホテルにてB社長と面談。

16:30 大阪CMOにてC社役員と面談。

今日は雨が降ったり止んだりの一日。

人生は晴れの日ばかりでは無い。

雨の日や嵐の日もある。

「ひょっこりひょうたん島」のメロディが

思わず口をついて出てくる。

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| 投稿日: 2022年08月19日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/16] 川﨑依邦の日々 「お尻クッションの事」

8月16日(火)6,038歩、歩行距離 4.3㎞。曇り、晴れ。

6:00 始発の新幹線で東京へ向かう。

関東日帰り出張である。

車中は比較的空いている。

ちらほらと小さい子ども連れの家族を見かける。

約2時間30分座り続けるのはお尻に響く為、

お尻クッションがあればと思う。

実は先日8月12日の広島出張の時、

せっかく購入したクッションを車内に忘れたのである。

あまりに自然にお尻にフィットするので

広島で下車する時にクッションの存在を忘れてしまった。

「忘れてしまった事は仕方ない」と一度は諦めたが、

次第に「お尻クッションがあればなあ」と無念さが滲んできた。

そこで広島からの帰りに新大阪の忘れ物センターに行く。

「このクッションは鹿児島中央駅で保管していますよ」との事。

「鹿児島まで取りに行かれますか」と聞かれたが、

流石にお尻クッションを求めて何千里と鹿児島までは行けないので

「着払いでお願いします」と答えた。

お盆明けに届く予定であったが、

本日の関東出張には間に合わなかった。

10:00 茨城県守谷市A社。

15:00 神奈川県本牧ふ頭B社。

一旦無くしてしまうと妙に恋しくなる。

はるばる鹿児島まで新幹線に揺られて旅をしたお尻クッション。

「今度取り戻したら大事にしないといかん」と心に誓う。

実は7月11日にも別のクッションを

新大阪~名古屋駅の新幹線で忘れている為、

忘れたらアカンというこの「お尻クッションの誓い」は

心許ない気もする。

それでもはるばる旅をしたお尻クッションは大事にしたい。

新幹線でのお尻の友としてこれからも旅を続けていく。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2022年08月18日 | 投稿者: unityadmin