[2022/7/10] 川﨑依邦の日々 「元裁判官の生き様」
7月10日(日)3,799歩、歩行距離 2.5㎞。水中ウォーキング60分。晴れ、曇り。
9:00~14:00 大阪CMOにて内務
14:30~16:00 近所のプールにて水中ウォーキング60分
―これから週3回は水中ウォーキングをする。
定期券(1ヶ月3500円)を購入する。
ここのところ曇り空が続いている。
朝の公園では蝉が鳴いている。
昼間は蝉も本調子ではないようで、あまりやかましくありません。
5:00~6:00 NHKのEテレで、ある元裁判官(木谷明氏)の物語を観た。
この元裁判官は我が子を3人とも手にかけて殺してしまった母親を無罪とした。
この母親は重い鬱病を患っていたのである。
母親の言い分をじっくりと聞いて無罪としたのである。
判決文の補足意見で被害者は3人の子供だけでなく
この母親もまた被害者であると述べている。
これからの人生においてこの母親は
3人の子を手にかけてしまったことの十字架を背負っていくからである。
この母親は出所して重い鬱病から回復した。
後年、元裁判官はこの母親と再会した。
母親は胸の奥深くに、いつも3人の子供を抱えて生きている。
今ではボランティア活動をしている。
無罪となって社会復帰を果たすことができたからである。
この元裁判官は62歳で定年を迎え、
70歳の時、妻の死をきっかけとして弁護士になったのである。
今83歳である。
「体力、気力も衰えています。それでもこんな私でも必要とする人がいる限り働きます」
と述べている。
弁護士としては主に再審請求を手がけている。
裁判は黒か黒でないかの立場を貫いている。
疑わしきは被告人の利益とし、
冤罪をつくらないことを信条に弁護活動を続けていますが、負け続けているのである。
「人はどんな人でも改善することができる」
と言っている。
「絶望の裁判所と言う人がいるが、私はそうは思いません。
絶望的ではありますが絶望していません」
とも言っている。
人それぞれの人生に真摯に向き合っていく元裁判官の生き様は、
「せめて爪の垢でも煎じて飲みたい」
と思うほど、私の心にも沁みてくる。
それは信念を持って負けても諦めず勝つまでやろうという執念の強さのことである。
[2022/7/9] 川﨑依邦の日々 「1円玉と100円玉」
7月9日(土)16,655歩、歩行距離 14㎞。曇り。
5:00過ぎ 公園4周
8:00~10:00 大阪CMOにて内務
10:00~11:30 CMOグループのテレビ会議。
6月の経営実績と7月の取組についての確認。
16:00過ぎ 近所の温泉(風呂屋)に行く。
番台に風呂代として散ら(ばら)で500円を差し出すと
番台のおばちゃんが無言でピシリと1枚の硬貨を叩く。
「何事か」と思ってその硬貨をよく見ると1円玉である。
500円のつもりが401円であるのに気付く。
100円玉を出したつもりが1円玉であったわけである。
無言で1円玉を回収し100円玉に変える。
「恥ずかしい」と我ながら情けなく思う。
番台の片隅には
「日本の500円玉によく似た韓国の500ウォン玉に注意!」
として韓国の500ウォン玉が置いてある。
以前、番台のおばちゃんも思わず受け取ってしまったらしい。
1円玉と100円玉は間違えるわけがない。
うっかりと間違えて差し出した私の方がどうかしている。
ついこの間、ハワイ旅行から帰ったばかりである。
まだ時差ボケが続いていたと思われる。
[2022/7/8] 川﨑依邦の日々 「日々コツコツ」
7月8日(金)9,987歩、歩行距離 7.2㎞。曇り。
8:00 大阪CMOにてCMOの役員会議
11:00 A社 役員会議
14:00 B社 就業規則と給与について打ち合わせ
17:00 大阪CMOに戻る
何事もコツコツが大切である。
物事が苦も無く一気に達成されることはない。
むしろ“困難の時こそ目標を達成”
に至るものである。
困難に直面してへこたれず、挫けず、一歩一歩いく。
このプロセスで目標に近づいていく。
そしてついに達成する。
“事の成るのは困苦の時”との言葉がある。
困難にぶち当たり、もうここまでかと諦めてはならない。
勝負は下駄を履くまで分からない。
CMOグループの決算は10月である。
あと4ヶ月。
ここからが正念場である。
とにかく日々コツコツ、やるべきことをやり抜くことである。
[2022/7/7] 川﨑依邦の日々 「七夕の日、星に願いを」
7月7日(木)19,320歩、歩行距離 15.6㎞。曇り。
本日は七夕である。
笹の葉に吊るす短冊に願いを書く日である。
道端にある短冊を手に取ってみる。
小学生や小学校に上がる前の子のものが多い。
それぞれの願いが書いてある。
「〇〇のスポーツが上手くなりますように」
「算数の計算ができますように」
「ママのお手伝いができますように」
・・・まさに星に願いである。
5:00 久しぶりに公園を4周する。
顔見知りに「久しぶりですね」
と声を掛けられる。
蝉の鳴き声を聞く。
いよいよ蝉の登場、本格的な夏がやってくる。
10:00 A社 役員会議
14:00 B社長と面談
私だったら短冊になんと書くであろうか。
星に何を願うだろうか。
人はそれぞれ生きていく中でいろいろな願いを抱く。
叶う願いもあれば、叶わぬものもある。
生きていく上で叶わなかった願いが積もっていく。
それでも人は星に願いをかけていくのである。
[2022/7/1-7/6] 川﨑依邦の日々 「ホノルルより無事に帰りました―7/6 21時頃関空着」
1.
ハワイ時間 | 歩行数 | スイミング時間 |
7/1(金) | 9,778 | 60分(ワイキキの海) |
7/2(土) | 18,776 | 60分(プール) |
7/3(日) | 15,942 | 60分(プール) |
7/4(月) | 22,041 | 60分(プール) |
7/5(火) | 18,579 | 60分(プール) |
合計 | 85,116 | 360分 |
一日平均 | 17,023 | 60分 |
予定通りよく歩いた。
毎朝5:00過ぎにカピオラニ公園(カラカウア通り)を1周した。
時間にして1日約90分、ウォーキングの日々である。
スイミングも1日平均約1時間続けた。
本は3冊読了。
1.「魂がふるえるとき」(宮本輝・編)
2.「事件の年輪」(佐野洋)
3.「引き継いだ赤字企業を別会社を使って再生する方法」(高山義章)
2.印象に残ったこと
①こけたこと―池ポチャ事件
ホノルル空港で、動く歩道が途切れる所で、
60代くらいの女性がドスンと大きな音をたててこけていた。
「こりゃ痛そうや」と他人事として見た。
ところが7/1に張り切ってワイキキの海へ行き、
ひっきりなしに打ち寄せてくる波に足をさらわれてドスンと尻もちをつく。
起き上がろうとしても、次々と波が来るのでなかなか立ち上がれない。
見知らぬ50代くらいの男性(アメリカ人)が手を貸してくれ、
なんとか起き上がる。
「こりゃ海はアカン」と次の日からプールにする。
そこで池ポチャ事件(7/3)である。
夕方17:00ごろロイヤルハワイアンセンターの入口にある池のほとりで
「よいしょ」と立ち上がろうとしたもののヨロヨロと池にポチャリである。
周りの人が一斉に「オゥ」とびっくりする。
私もびっくりする。
池ポチャで左腕と肩の3か所に擦り傷ができる。
これくらいの怪我で済んでよかったとつくづく思う。
2019年10月21日雨の扇町公園で自転車でこけたショックを思い出す。
こけることは他人事ではない。
②ハワイに行く前より体重が1kg減る
朝食はハレクラニホテル(2回)と
ハイアットリージェンシー(1回)でビュッフェを食す。
7/2の夕食はワイキキウォークでステーキを食し、
小瓶のキリンビールを1本飲む。
禁酒は785日目にしてピリオドとなる。
7/4は千房にてお好み焼きを食す。
あとの朝食はローソンでおにぎりを1つ、
夕食はフードコートで焼きそば等で簡単に済ます。
その結果帰ってから体重計に乗るとハワイへ行く前より1kg減っていた。
ハワイではコロナ前よりあちこちにフードコートが出来ている。
アメリカ本土からの観光客が大勢来ている為と思われる。
日本人目当ての寿司屋や和食屋は閉店していた。
道行く人はほとんどマスク無しである。
3.ハワイの現状
- コロナ前と比して、ハワイの景気は回復している。
消費税徴収もコロナ前の2019年と比して回復している。
アメリカ本土からの観光客が殺到している。
- ところが日本人観光客はチラホラしかいない。
帰りのハワイアン航空で私が座ったところの4席のうち2席は空いていた。
3つ分の席を利用して体を横にして寝ることができたほどである。
4.プールでのこと
毎日ひたすらプールを歩く。
すると7/4にナンパ?をされそうになる。
アメリカ人の女性(40代)で
ドッジボールのような巨乳である。
「一緒に歩こう」と20分ばかりプールを一緒に歩く。
「ビールはどうか」と勧められる。
「NO」と答える。
「年はいくつか」と聞かれて
「63歳」とサバを読む。
「誰と一緒に来たのか。息子か、娘か?」
「ワイフ」と答える。
「どこから来たの」
「大阪」と答える。
なんとなくしか分からない英語での会話が苦痛になり、
早めにプールから上がる。
よく考えてみると変なジャパニーズのおっさんが
ひたすら歩いている姿を見てナンパ?をしかけられたのかもしれない。
5.毎日ワイキキの海を見て考えたこと―「生々流転」
泊ったシェラトンワイキキホテルはオーシャンビューである。
青い海と空が広がっている。
ダイヤモンドヘッドも見える。
「生々流転」という言葉が浮かぶ。
はるか大昔にこの海を渡ってきた人がいる。
人が生きるということは「生々流転」、
人の一生は生まれてから死んでいくことの繰り返しである。
ハワイの天気は日本と違い涼しい風が吹く。
ときどき小雨が降る。
日本の猛暑よりはるかに過ごしやすい。
結局、私個人としては、写真の1枚も取るわけでもなく、
お土産を買うわけでもなく、
ウォーキングとスイミングに明け暮れた毎日であった。
人生は「生々流転」である。
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