2023/4/28 川﨑依邦の日々「楽しい食事」
4月28日(金)7,025歩、4.9㎞。晴れ、曇り。
4:00 起床。
5:00 大阪CMO出社、関東出張の準備をする。
6:02発の新幹線にて東京へ行き、
そこから上越新幹線に乗り、
高崎まで向かう。
車中は行楽客で溢れている。
私はA,B,C席のうち、C席に座る。
A,B席は若い男女の2人連れである。
2人とも弁当を広げており、
ちらと見ると深川めし弁当である。
たっぷりのアサリがご飯の上に乗っていて、
玉子とかまぼこが一切れほど添えてある。
「俺は明日23歳のバースデーを迎えるよ」
「金沢に泊まって、お祝いしようね」
一緒に弁当を食べながら
「楽しい」
と女性が言う。
「俺も楽しいよ」。
“美味しい”ではなく“楽しい”
の一言は食欲だけでなく、
心も満たされているからだろう。
私は1人食が多いせいか、
久しく“心から楽しい”
という喜びは味わっていない。
10:00~12:00 高崎市A社にて役員会議。
3月決算なので、決算分析をし、
今期の対策を立案する。
A社から次の仕事の為、
埼玉県越谷市を目指す。
昼食は車中にて昆布とおかかのおにぎり。
どうも楽しいとは言えないな、
と思いつつパクつく。
腹が減っては戦ができぬ、とパクつく。
14:00~16:00 埼玉県B社にて経営ミーティング。
直面している経営課題を整理してアクションプランを作る。
17:00 新幹線にて新大阪へ。
19:30着。車中では、スイートポテト(100g)を食す。
これは美味しい。
美味しいけれど、
楽しいと迄はいかない。
心から楽しいと言える食事をしてみたいものである。
2023/4/27 川﨑依邦の日々 「大阪のおばはんは、しゃべくりを楽しんでいる」
4月27日(木)18,922歩、15.9㎞、水中ウォーキング60分(134回)。晴れ。
4:00 起床。いつもの如くストレッチをし、
早朝ウォーキングに出かける。
ハワイで購入した帽子を被り、
いつもの公園へと歩く。
この時期のハワイは青い空が広がっている、
と思いつつ日本の一都市、
大阪にてウォーキングする。
7:00 大阪CMO出社、内務。
日報のチェック等。
9:30~11:00 大阪市A社にて役員会議。
ここのところ業績が振るわず、
赤字続きである。
ダメだ、とは言わない。
希望を持ち、
意欲をかき立てるようなアドバイスをしていく。
「ダメ、ダメ」
と言っても何もやる気が出てこない。
11:30 早めの昼食を1人とる。
変わった昼食を食べたい、
そこで目に飛び込んできたイタリアン風レストランに、
ふらりと入る。
20人程の客のうち、
私を除いて全てが女性、
しかも、いわゆる“大阪のおばはん”
ばかりが続々と入ってくる。
“ズワイガニとマッシュルームのトマトクリームリングイネ”
を注文する。
どんなものか分からない。
出された、いわゆるスパゲッティを箸でもくもくと食べる。
デザートはフランスのお菓子
“イチゴのクラフティ”。
「この“イチゴのクラフティ”とは何ですか?」
と店員に聞く。
この店員は分からず、
奥のマスターらしき人に確かめに行く。
聞いたことも無い名前のクラフティとは、
フランスの伝統菓子である。
クレープ生地に果物を加え、
型に流し込んで焼いた菓子で、
クリームケーキのような味である。
ふと見回すと、
店はお客でいっぱいになっている。
全て大阪のおばはん連中で、
しゃべくり全開である。
「私はこの前、60代70代ばかりのおばはんと一緒に旅行へ行ったのよ。
あの歳になると、若いのが居ないと
何があるか分からないでしょう。
旅館に行っても、
お風呂が遠くて、皆大変だったわ」
隣の席の会話である。
店を出る時、ちらっと見た会話の主は、
どうみても60歳は超えているように思えた。
13:00~14:30 大阪市B社にて役員会議。
「経営改善計画」
の作成がテーマである。
15:00 大阪の信用金庫へ行く。
M&Aの打ち合わせである。
16:00 大阪CMOへ戻る。
明日の関東出張の準備等をする。
17:00 いつものプールにて水中ウォーキング60分、134回目。
外は久しぶりの青い空である。
それにしても、
大阪のおばはんはパワフルである。
少し高めのランチへ行き、
しゃべくりを楽しんでいる。
その頃、旦那さんやお父さんは、
働いていることだろう。
2023/4/26 川﨑依邦の日々 「今日こそは傘を忘れず、しっかりと持って帰ろう」
4月26日(水)7,352歩、5.1㎞。雨、夕方雨があがる。
4:00 起床。
小雨の中、大阪CMOの事務所へ急ぐ。
5時着。
東京出張の準備をした後、
日報のチェックをする。
しっかりと傘を持ち、
「今日こそは傘を忘れずに、
しっかりと持って帰ろう」
と固く決意する。
新大阪から品川に出て、川崎市へ行く。
9:30~11:00 A社にて役員会議。
『給与改革』について打ち合わせをする。
3月の経営実績のチェックを行う。
川崎駅前のお店にて昼食をとる。
サバフライと鶏肉の定食を食す。
店内は12時前にもかかわらず、
お客は2~3人と、
まばらである。
小雨の中、
傘を差してJR川崎駅へ行く。
13:30~15:00 横浜市にてB社の役員会議。
会議が終了し、外へ出る。
ふと気付くと傘を持っていない。
「やっぱり忘れたか・・・まあ仕方ない」
と思っていると、
小走りにB社の人が傘を持って追いかけてくる。
「傘を忘れていますよ」
思わず頭を下げて
「ありがとう」。
15:00過ぎ 新横浜から新幹線に乗り、
自由席に座る。
手元にしっかりと傘を置く。
無事、傘と一緒に新大阪に辿り着く。
「やれやれ傘は無事に新大阪に帰り着いた」
と、ほっとする。
タクシー乗り場に並ぶと、
既に雨は止んでいた。
「雨があがったか」
と周囲を見回す。
木々の緑がみずみずしい。
ところで傘は自宅まで帰り着いたのか
―ちゃんと持って帰ったのである。
朝の固い決意は、
他人の助けで何とか達成したのである。
2023/4/25 川﨑依邦の日々 「雨が降り続く、しかも寒い一日」
4月25日(火)20,911歩、17㎞、終日雨。
4:00 起床。
傘を差して降りしきる雨の中を歩き回る。
大阪CMO(梅田)の事務所から大阪駅まで徒歩で約15分、
8時19分発のJRにて明石へ行く。
そこから山陽電車に乗り換え、姫路方面へ行く。
駅から約15分A社まで歩く。
田舎道には人通りが無い。
とある教会の掲示板に
『春の陽ざしに感謝しよう』
『自然の中で生かされていることに感謝』
とある。
然しながら、
今は雨がしとしとと降り続いている上に寒い。
10:00 姫路市A社にて
「働き方改革」
をテーマとするミーティングに出席。
終了後、雨の中てくてくと駅まで歩く。
JR明石から尼崎に出て、
こうのとり11号に乗り柏原駅へ向かう。
車中では、
目の前に座っていたランドセルを背負った小学生の女の子が、
すくと立ち上がって、
席を譲ってくれる。
周りの人が「えらいね」と褒める。
背中のランドセルの方が体より大きく見える。
「ありがとう」と言って
傘をしっかり握って座り、
パンを2個、もぐもぐと食べる、
車中昼食である。
14:22 柏原駅着。
迎えに来ていたB社長と合流。
『経営改善計画』の作成について打ち合わせする。
その後、一緒にB社の取引銀行へ行く。
ドライバー採用の為、
ハローワークへも一緒に行く。
17:06 柏原駅発の電車にて大阪へ。
窓の外は田園地帯で農村風景が広がっている。
雨がしきりに降り続いている。
17:30頃 大阪駅着。
そこから自宅まで歩く。
帰り道、弁当を買い、
更に明日の関東出張の為の朝食用にパンを2個、
焼き芋1つ買う。
腰を90度に曲げてコンビニの袋を手に提げ、
よろよろと歩くホームレスの側を通り抜けていく。
雨の中のホームレス、歳は80歳ぐらいか、
傘も差さずによろよろと歩いている。
どんな人生を送ってきたのだろう―との思いが、
ふと頭をかすめる。
19:30頃 大阪CMOの入っているビルの6階は、
まだ明かりがついている。
ビルを見上げ、
通り過ぎる。
「ご苦労ですね」
と胸の中で呟いて自宅へ急ぐ。
相変わらず雨は降り続き寒い。
人生は雨の日も風の日もある。
この雨も必ずやむ日がやってくる。
今日の歩行数、20,911歩。
2023/4/23 川﨑依邦の日々「自分の力を信じて生き抜いていく」
4月23日(日)13,004歩、11.7㎞、水中ウォーキング60分(133回)。晴れ、曇り。
6:30過ぎ 公園4周、63分。
早朝、爽やかな風が吹く。
太陽も顔を覗かせて、
いよいよ1日のスタートである。
9:00~14:00 大阪CMOにて内務。
明日からの仕事の準備。
ノンフィクションの
『クロスロードの記憶』(後藤正治)を読む。
「人とは、他者との交わり(クロスロード)
において自身をより表現するものであるかもしれない」
作者の言である。
この短編集の1つに心肺移植を待機している2人の女性
(仲田明美とアンドレア)
のクロスロードが描かれている。
「病室でベッドに縛り付けられていて退屈でしょうね」
と作者が口にする。
「そうでもないんですね。今日は、
窓から見える空の雲の動きをじっと見ていました。
動いていないようでも雲は少しずつ形を変えながら動いている。
ああ雲も生きているんだなあって思う。
こんな風になっても結局、
一日一日をきちんと生きるということしかないんですね。
後藤さん(作者)、
空を見上げる時ってあります?」(仲田明美)
一方アンドレアの言
「もし、私が健康な人に一つだけアドバイスできるものがあるとすれば、
未来ではなく今日の命を愛しなさいという事です。
今日、家族を愛していると言ってごらん。
今日入れたての香(かぐわ)しい紅茶を味わってごらん、
今日笑ってごらん、今日人に何か親切なことをしてごらん。
もちろん、私も明日が欲しい。
けれども、今日のすばらしさを犠牲にした上での明日は欲しくないです」
―2人とも移植は叶わなかった。
14:00過ぎ 近所のプールに向かう。
歩きながら、
ずっと見上げていた空は少し曇っていた。
「プールから上がったら、いつもの風呂屋に行こう。
風呂上がりには牛乳を2本飲もう」
「今日のすばらしさを味わおう」
と歩く。
15:00過ぎ いつもの風呂屋に行く。
人生は色々な出会いがある。
クロスロード―交差路。
他者と交差した人生のあれこれが思い浮かぶ。
確かに、風呂上がりの、
ゴクゴクと飲む牛乳2本(120円×2本)は美味い。
『今日の命を愛している』
と心に沁みる。
『ここまで生き抜いて来られたのは自分の力を信じてきたからだ。
自分の人生は自分の力で取り返してきたからだ』
と、自らを鼓舞する。
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