[2021/5/11]川﨑依邦の日々「巡礼」
5月11日(火)8,708歩、歩行距離6.3㎞。禁酒370日目。曇り。
6:15発の新幹線にて東京へ行く。
10:00 A社。
16:00 B社。
「慈雨」(柚月裕子作)という小説がある。
四国八十八か所巡りが出てくる。
その中で「ずっと晴れとっても人生はようないんよ。
日照りが続いたら干ばつになるんやし、
雨が続いたら洪水になりよるけんね。
晴れの日と雨の日がおんなじくらいがちょうどええんよ。」
巡礼の途中、人生の苦労話を語ってくれた
一人暮らしの農婦(70歳過ぎ)の言葉である。
「人生はお天気とおんなじ。晴れる時もあればひどい嵐の時もある。
それはお大尽さまも私みたいな田舎の年寄りもおんなじ。
人の力じゃどうにもできんけんね。」
巡礼する人は心に重いものを抱えている。
「若いころはなんで自分だけこんなに苦労するんじゃろ
なんて思ったこともあるよ。
生きとるのが嫌でいっそ命を絶とうかと考えたこともあるんよ。
でもねえ、長く生きとると自分だけが不幸じゃなんて
思わなくなってきたんよ。
ええことも悪いこともみな平等に訪れるんやなあと思うようになったんよ。」
巡礼する人は農婦の言葉で救われた思いになる。
私も時々巡礼しているような気持ちになることもある。
「雨にも負けず風にも負けず。」
と心で呟きつつ人生の旅を歩いているような気がしている。
[2021/5/10]川﨑依邦の日々「知らないところで私を見ている」
5月10日(月)14,233歩、歩行距離11.2㎞。禁酒369日目。
10:00 A社。
14:00 B社。
17:00 大阪CMOにてC社。
C社は私の本2冊を携えてくる。
「悩んでいるときはいつもこの本を読んで参考にしてきました。」
1冊は10年前に出版したものである。
ありがたいことである。
私の知らないところで愛読者が存在している。
知らないところで私を見ている人もいる。
応援している人もいる。
心していきたい。
自らの生き方を貫いていくことでささやかといえど、
勇気と励ましのエールを送り続けていく。
[2021/5/8]川﨑依邦の日々「人はそれぞれの人生を歩んでいる」
5月8日(土)11,720歩、歩行距離7.8㎞。禁酒367日目。晴れ。
9:00~12:00 大阪CMOにて内務。
21:00頃、約50年前の大学時代の友人から電話があった。
「今東京にいる。川﨑の事が話題になったので電話したよ。」
「元気か。」
「今でも現役か。」
「今度会おう。」とやり取りした。
20代の頃の友人である。
人はそれぞれの人生を歩んでいるのである。
[2021/5/7]川﨑依邦の日々「生きるという事はドラマがある」
5月7日(金)8,569歩、歩行距離6.2㎞。禁酒366日目。曇り。
関東日帰り出張。
10:00 A社。
13:00 B社。
16:00 C社。
新幹線の車中で試験対策(事業承継アドバイザー)をする。
5月16日(日)が試験日である。追い込みをしている。
勉強をするということは張りがある。生涯学習である。
学ぶことはこれで終わりということではない。
生き続ける限り学ぶものである。
21:00頃大阪の自宅にたどり着く。
ビデオに撮ってあった韓国の王朝物ドラマ「イ・サン」を見る。
王を中心とする物語である。
以前も見たが改めて見るとよくできている物語である。
権力に取り憑かれた男達や家族のこと。
そして、王様と女性達の愛と憎しみがよく描かれている。
大きなテーマは「生と死そして愛」であると思う。
いつの世でも生きるということは波乱に満ちたドラマがあるものである。
[2021/5/6]川﨑依邦の日々「トランキーロ」(焦るなよ)
5月6日(木)16,068歩、歩行距離11.3㎞。禁酒365日目。晴れ。
7:30 社長とミーティング。
10:00 A社。
14:00 B社。
昼食にふらりと入った小さな食堂で
「トランキーロ」と書いてある標語を見る。
「このトランキーロというのはどういう意味ですか。」
「ポルトガル語であせるなよという意味です。」
カウンターのイス席10席程度の小さな店である。
かつ玉定食(850円)を食べた。
- 最近の投稿
- アーカイブ
-
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
- カテゴリー