[2021/7/4]川﨑依邦の日々「木下大サーカス」
7月4日(日)18,428歩、歩行距離15.4㎞。禁酒424日目。曇り。
8:00~10:00 大阪CMOにて内務。
13:00 大阪城公園の野外テントにて行われている
木下大サーカスを見に行く。
入場列に約30分並んだ。
後ろの親子連れらしき若い夫婦は二人とも全身に入れ墨をしていたが、
会話は優しく穏やかであった。
とても全身に入れ墨があるような怖い人には思えなかった。
人は見かけでは判断できない。
ふと、どれくらいの利益になるのか考えた。
定員は約1,800人。
入場料は大人3,300円、子ども2,000円。
指定席は入場料にプラス約2,000円。
客が全員大人と仮定すると、
一回の興行で1,800人×3,000円=5,400,000円(540万円)。
+αで指定席分1,000人×2,000円=2,000,000円(200万円)。
合計で740万円である。
一日2回興行で1ヶ月25日として売上は3億7,000万円である。
出演者30人としてスタッフを足すと60人ぐらいである。
設営費も入れるとどれくらいの利益になるのだろうか。
…イベントは利益をあげるのが大変だなと思った。
過去に木下大サーカスは潰れかけたこともある。
復活したのである。
[2021/7/3]川﨑依邦の日々「心のねじ」
7月3日(土)6,085歩、歩行距離4.2㎞。禁酒423日目。
10:00~12:00 大阪CMOにA社長来社。
散髪に行く。
その後、銭湯に行く。
2回目のワクチン接種の影響は無し。
「文芸春秋」6月号を隅から隅まで読む。
週刊版2冊分の価格960円である。
平成を揺るがした事件物や
地下水脈と題する昭和史物は特に興味深く読んだ。
「文芸春秋」は文芸書と言うよりノンフィクション本である。
早速7月号(特別定価980円)も本屋にて購入した。
女性週刊誌もいろんなスターのゴシップが読めて面白いが、
硬派のノンフィクション雑誌も読みごたえがある。
平成を揺るがした事件物では
相模原のやまゆり園の大量殺人の犯人の事が心に残った。
母は小学校の教員である。
本人は大学(帝京大学)に進んで特に変わったこともなく
(女性にもよくモテたとのこと)どこにでもいる若者である。
それがやまゆり園に就職してコロっとキャラが変わったとのことである。
どうしてコロっとキャラが変化したのかそれは謎である。
人間の奥深く不思議なところである。
犯人は死刑となった。
三重県出身で二人の幼児(2歳と4歳)を
ネグレクトして餓死させた犯人(25歳)についても考えさせられた。
この犯人は30日以上も家に帰らず、
男と遊び歩き二人の我が子を餓死させた。
犯人の父親は三重県で有名な高校の教師でサッカーの監督であった。
「娘のSOSに気が付かなく悔いが残る。」
とこの父親はインタビューに答えている。
この犯人は懲役30年の判決となった。
50歳をすぎて社会に出ることになる。
この犯人の人生とは一体どのようなものなのか。
考えさせられるのである。
人は本人も気が付かないところで心が病んでしまう。
相模原のやまゆり園の犯人も、
二人の幼児を餓死させた犯人もどこかで心のねじが壊れたのである。
心のねじが壊れないように一日一日を大切に生きていきたい。
[2021/7/2]川﨑依邦の日々「雨晴海岸とサンダーバート42号」
7月2日(金)17,736歩、歩行距離14.6㎞。禁酒422日目。晴れのち大雨。
2回目のワクチン接種(7月1日)の次の日は北陸富山への出張。
8:40 大阪駅からサンダーバード9号に乗って金沢へ。
そして北陸新幹線に乗り換えて新高岡駅に11:41着(約3時間)。
A社長と合流し、昼食は名物のカレーうどんをごちそうになる。
暑い。快晴である。
雨晴海岸を見物する。目の前は日本海である。
キラキラと輝いており美しい海である。
雨晴海岸は源義経が東北に落ち延びていくとき雨宿りしたことで有名である。
道の駅の前に「奥の細道」で有名な松尾芭蕉や大友家持の句の石碑がある。
ここの道の駅でA社長より
「お孫さんに渡してください。
このがま口でお小遣いを貯めて
ドラえもんのマジックを使って大金持ちになってください。」
とドラえもんのがま口財布をお土産として頂く。
ドラえもんの作者「藤子・F・不二雄」は高岡出身とのこと。
その後、A社へ行く。
17:06 新高岡から金沢へ。
そして17:54発のサンダーバード42号に乗る。
福井まで行くと列車が止まる。
大雨のせいである。
しばらくして動き出すが、敦賀で止まる。
記録的大雨である。
大阪には日付が変わった0:00過ぎにようやくたどり着く。
ここまで来るのに約7時間。
「行きは良い良い帰りは恐い。」である。
昼間の快晴の雨晴海岸と夜の大雨のサンダーバード42号の中、
人生を暗示している。
良いことはいつまでも続かないし悪いことも続かない。
晴れの日もあるし嵐や大雨の日もある。
人生いろいろである。
生きていることについてありがたく思う事である。
[2021/7/1]川﨑依邦の日々「2回目のワクチン」
7月1日(木)17,817歩、歩行距離15.5㎞。禁酒421日目。曇り。
10:00 A社。
14:00 B社。
本日は2回目のワクチンを接種する。
特に副作用はない。ひとまず安心である。
「銀行とつきあわない法」(邱永漢)を読む。
面白い本である。
昔(約20年前)の大手S銀行のどぎつさ、がめつさを描いている。
雑誌に文章を載せただけですぐに営業がやってきて
「預金してくれ」とうるさく言う。
定期預金を月30万していても借金を申し込むと「NO」と言う。
なかなか個人には金を貸してくれないS銀行。
昔のS銀行は確かにがめつかった。
邱永漢氏によると、銀行は信用するな、騙されるということである。
いろんな見方があるものである。
とにもかくにも本日は2回目のワクチン接種で一安心である。
[2021/6/29]川﨑依邦の日々「浅草キッド」
6月29日(火)11,158歩、歩行距離8.2㎞。禁酒419日目。曇り。
9:00 A社。
11:00 大阪CMOにB社長来社。
14:00 C社長と打ち合わせ。
18:00 D社長と会食。
北野武の浅草キッドという歌は心に沁みます。
新幹線の階段をはあはあ言いながら登っているときに
ときどき思い出す。
売れない芸人の悲しさ、
それでもいつかみておれとの想いが伝わってくる。
タケシの不遇時代を忍ばせる。
人間はだれしもつらい時代がある。
色々な人に助けられて支えられていくものである。
「お前と会った 仲見世の 煮込みしかないくじら屋で
夢を語ったチューハイの泡にはじけた 約束は 灯の消えた
浅草の コタツ1つのアパートで
同じ背広を 初めて買って
同じ形のちょうたい作り 同じ靴まで 買う金は無く
いつも 笑いのネタにした いつかうれると 信じてた
客が2人の 演芸場で
夢をたくした100円を投げて真面目に 拝んでる
顔にうかんだ おさなごの
むくな心に またほれて 1人たずねた アパートで
グラスかたむけ なつかしむ
そんな時代も あったねと 笑う背中が ゆれている
夢はすてたと 言わないで 他にあてなき 2人なのに」
この歌をNHKの紅白歌合戦でタケシが歌ったとき深く感動したものである。
2019年の紅白歌合戦ではなかったかと思う。
その時、コロナはなかった。
今のコロナの時代で「浅草キッド」の歌を思い出すと心に沁みてくる。
いつかはきっとよくなると希望が湧いてくるのである。
新幹線の車中で「ゴミと呼ばれて」(中林和男)を完読した。
前科11犯。
覚せい剤の常習犯で17歳から45歳まで入出所を繰り返した
獄中生活20年の男の告白である。
今は58歳。
きっぱりとクスリをやめて立派に更生している。
この人も獄中生活で
タケシの「浅草キッド」を聞いて涙を流したとのことである。
心に沁みて、人間の情を感じるとのこと。
「浅草キッド」はいい歌である。
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