[2021/11/4]川﨑依邦の日々「一言の重み」
11月4日(木)15,090歩、歩行距離13.5㎞。禁酒547日目。曇りのち晴れ。
9:00~12:00 大阪の銀行を2行回る。
終了後、インフルエンザの予防接種をする。
14:00 大阪CMOにA社来社。
16:00 大阪CMOスタッフミーティング。
一言の重みがある。
右に行くか左に行くか迷っているとき、一言発せられる。
「〇〇に行きなさい。」
あるいは心が暗く落ち込んでいるとき
「大丈夫。まだまだよ。」
時には多言を費やすより効果がある。
ずしんと心に届く一言がある。
病院で重い癌にかかっている患者さん曰く
「ドクターに
『病室に飾ってある花がきれいだね。』
と声を掛けられて気持ちが晴れたよ。」
言葉の持つ力は深い。
経営コンサルタントとしての経営アドバイスは
言葉の力によるところが大きい。
赤字続きの会社の経営者に対して「もうダメですね。」とか
「絶望しかないですね。」と経営コンサルタントが発した不用意な言葉が、
相手の経営者の心をグサッと突き刺すこともある。
一言で奈落の底に突き落とすことなりかねない。
寄り添う一言を発することである。
「打つ手はまだまだありますよ。」「〇〇社長、いつも頑張っていますね。」
「できるところまでやりましょう。」
あるいは、叱っていく一言もある。
「しっかりしなさい。」「こんなことでくじけてどうする。」
「やり直しはいつでもできる。」
一言の重みをかみしめていくことである。
[2021/11/3]川﨑依邦の日々「いつも通り」
11月3日(水)17,559歩、歩行距離15㎞。禁酒546日目。曇りのち晴れ。
10:00~12:00 大阪CMOにて内務。
今日は文化の日。
散髪に行く。
一段と髪は薄くなっている。
私の髪を整えてくれるのは90歳の主人である。
立ちっぱなしで丁寧にしてくれる。
「いつも通り。」と言うだけでスムーズに進む。
後ろから鏡を見せてくれるのも
「これでいいですか。」「いいです。」とこれまた「いつも通り」である。
切った髪はわずかで、白く埃のようである。
いっそのこと丸坊主にしようかと思うが、
わずかでも髪があるかぎり「いつも通り」でいく。
正に“いつまでもあると思うな、親と自分の髪の毛”である。
川の流れのように時は過ぎていく。
諸行無常である。
とはいっても月一回散髪に行くのはさっぱりする。
「いつも通り」がいつまで続くか。
90歳の主人と私の髪の毛の事である。
それでも「いつも通り」であり続けてほしい。
とはいっても諸行無常です。
髪の毛が薄くなり、
ピカピカの大地が徐々に広がっていくことを覚悟している。
それが人生というものである。
[2021/11/2]川﨑依邦の日々「読書の秋」
11月2日(火)18,486歩、歩行距離15.9㎞。禁酒545日目。曇りのち晴れ。
10:00 A社。
13:00 B社
16:00 C社。
今年に入って読んだ本は74冊。
1ヶ月約7冊のペースである。
1冊読むごとに手帳に記入している。
このペースだと2021年は90冊ぐらいだろうか。
100冊は読みたいと思っているが、未達である。
読書の楽しみは何か。
それは未知の領域やストーリーに触れることである。
私の読書のジャンルはノンフィクション、学習本、そして小説である。
どちらかと言うと手当たり次第である。
人の生き方に関することに興味を持っている。
学習テーマは経営に関することで、主として「事業再生」である。
面白い本を電車の中で読んでいると乗り過ごしてしまうこともある。
本に没入してしまうのである。
感動して泣くこともある。
かと思えば、眠気がやってくることもある。
本を持ったままウトウトするのである。
本をパタッと下に落としてハッとして目を覚ますこともある。
大概、学習本である。
やはり学習は「よしやるぞ。」と気合を入れないと眠くなるケースが多い。
いずれにせよ「読書の秋」である。
いろんな本を読んで一日一日大切にして生きていきたいものである。
[2021/11/1]川﨑依邦の日々「あっという間の人生」
11月1日(月)15,106歩、歩行距離13.5㎞。禁酒544日目。曇りのち晴れ。
7:30 社長ミーティング。
12:00 A社。
いよいよ11月に入った。
2021年もあと2ヶ月である。
月日が経つのも早いものである。
これから日に日に寒くなる。
風邪などひかないように2021年を乗り越えていく。
街はすっかりアフターコロナである。
人通りも戻っている。
新幹線の車中も人が多くなっている。
A社長は94歳である。
元気なものである。
いつものロイヤルホストにて
A社長はグラタン、私はステーキランチを食す。
「いままでの人生はどうでしたか。」
A社長曰く
「あっという間でしたよ。
人生は疾風の如く過ぎ去っていきますよ。
生き続けていくという事も…しんどい。
いまだに経営の事で悩んでいますよ。」
朝は4:00に起きて簡単なストレッチをし、6:00頃会社に着く。
車で30分の通勤である。
夕方は17:00頃迄会社にいて、19:00には布団に入る。
「毎日毎日その繰り返しですよ。それであっという間の人生でしたよ。」
A社長の身近な人は誰もいない。
奥さんは存命。
「それにしても19:00に布団に入るのは早いですね。」
「今更かかあの顔を見ても話すこともない。早く寝るのが一番です。」
…94歳のA社長に「あっという間の人生でしたよ。」
と言われるとなるほどと感じるものがある。
[2021/10/31]川﨑依邦の日々「名刺」
10月31日(日)14,870歩、歩行距離13.3㎞。禁酒543日目。小雨のち曇り。
9:00~12:00 A社。
前日は快晴だったのに本日はくずついた曇り空である。
昼食は美味しい洋食ランチ。
ステーキやてんぷらと色とりどりのお弁当である。
「山口組三代目 田岡一雄自伝」(徳間文庫カレッジ)を読む。
ヤクザ映画「仁義なき戦い」(菅原文太主演)も面白い。
広島弁が特に迫真力もあって、ヤクザ世界を描いている。
それでもそれ以上に田岡一雄の自伝は読ませるものがある。
極貧の中、両親を失い神戸に出てくる。
いわゆる孤児である。
それがヤクザの道に入り、頭角を現していく。
両手の指を相手の眼に突き刺す必殺技を持っていた。
いくたびかの服役を経て、戦後山口組三代目となる。
怒涛の勢いで興行界に進出する。
美空ひばりの親代わりとも言われている。
69歳で急性心不全で死去。
人は一人で生まれて一人で死んでいく。
私は20年ぐらい前、
神戸にて何かの物流業界の集まりで不思議な名刺をもらったことがある。
田岡満としか書いていない和紙作りの豪華な名刺である。
住所も電話番号も肩書もない。
「誰だろう。」と思ってある人に聞くと山口組三代目の息子とのこと。
名刺の一枚の迫力に感じ入ったものである。
名刺のすごみである。
- 最近の投稿
- アーカイブ
-
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
- カテゴリー