2025/5/8 川﨑依邦の日々「ピンチはチャンス」
5月8日(木)
本日は晴れ。6月号のシーエムオーニュースの1面をメッセージとする。
普通に考えてトランプ関税は、経済的には日本にとってマイナスとなる。
トランプとの間で多少のディールが成立しても、
アメリカファーストなので日本にとってはマイナスとなる。
とてもウィン・ウィンの関係とはならないと思われる。
すでにアメリカでは予兆が出ている。とくに物流分野。
人員削減の嵐が吹いている。
物流大手企業UPS(日本でいえばヤマト運輸のような会社)
では2万人のドライバーを削減する。
港湾でもコンテナが大幅に減っているので、
港湾労働者の人員カットは避けられない。
日本では食料品をはじめインフレとなっている。
中小運送業では多少の賃上げでは追いつかない水準となっている。
日本にも人員リストラの嵐が吹くと備えておかねばなるまい。
身構えておくことだ。
トランプ関税は世界経済に打撃となる。
米欧日のGDPはマイナス成長となるのは必至である。
このときに当たり、中小運送業の経営者はどういう心構えでいるべきか。
それは「ピンチはチャンス」と捉えるべきである。
こうした状況では、ナニクソ精神のない企業は市場から去っていく。
倒れていく。
生き残った企業には「残存者利益」が生まれる。
チャンス到来である。
さしものドライバー不足も緩和するのではないか。
軽油代もピークと比して夏7~8月頃には、
1ℓあたり10円ぐらい安くなると予想する。
耐えるときだ。石にかじりついても「ナニクソ」と生きのびていく。
呪文のごとく「ピンチはチャンス」と唱えていく。
「明けない夜はない」マイナス成長は企業を鍛えていく。
筋肉質の体にする。
ピンチこそチャンスなのだ。
苦しさに直面すれば力が湧いてくる。
トランプ関税は続く。新しい世界になっている。
この現実に適応して生き抜いていこう。
「ピンチはチャンス」と肝に銘じて企業と人を鍛えていこう。
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