CONSULTANT DIARY川﨑依邦の日々

[2022/8/15] 川﨑依邦の日々 「お盆その3 -人は生まれて死んでいく-」

8月15日(月)14,557歩、歩行距離 12.4㎞。水中ウォーキング60分(22回目)。曇り、晴れ。

5:00 公園4周。

8:00~9:30 大阪CMOにて内務。

そのままプール行き22回目の水中ウォーキングを60分行う。

ジャグジーに浸かり、隣の人と会話する。

「プールには週に何回来ているのですか」

「週6回は来ていますよ。

ウォーキング30分とスイミング1kmしています」。

聞けば年齢は78歳。

かつてはトライアスロンをやっており

64歳の時はフルマラソンを4時間切って完走したとの事。

「凄いですね。元気ですね」

「いや3年前に大病を患いましてね。

脳梗塞をしました。

家内が脳出血で入院していた時に見舞いに行った病院で脳梗塞ですよ。

病院で倒れたので助かったのですよ」

「後遺症は無かったみたいですね」

「いやそんな事はありません。

気が付いて目を覚ましても孫の名前は出て来ない。

携帯という単語も忘れていましたよ。

それからリハビリですよ。

家内は車椅子生活になり日々大変ですよ。

脳梗塞で倒れる前は胃がんの手術もしましたね。

トライアスロンのやりすぎかもしれません。

こうして生きているだけでも儲けものですよ」

14:00 自宅にて録画しておいたNHKのドキュメント72時間を

一気に5位から1位まで見る。

第3位の「海の見える老人ホーム」では

「80歳には80歳の悩みがある」

「呼びかけても誰も返事をしない」

「あたし淋しくて淋しくて」等の

短冊に書いてある一句が心に残る。

「恐山 死者たちの場所」と共通する何かがある。

人は生まれてそして死んでいく。

人生とは、幸せとは一体何か考えさせられる。

そして第2位の「大病院の小さなコンビニ」(2014年放送)。

私にとってはこの番組がベストワンである。

この番組に登場した産婦人科医(30歳、女性)は

コンビニの片隅で栄養ドリンクをぐっと飲み干していた。

日々ハードな勤務である。

医者になって4年。

4回泣いたと告白する。

しかも抱えている事が重くて不眠症気味とも告白する。

婚活も出来ないと嘆く。

それでも産婦人科医は「おめでとう」と言える職業であると

明るくニコニコしながら答える。

その後、この産婦人科医は2人の子どもに恵まれている。

2014年放送の1週間後、

病院のバーベキュー懇親会で知り合った人と

出会ってから6か月で結婚したとの事。

「大病院の小さなコンビニ」はそれぞれの人生を垣間見せてくれる。

人は生まれて死んでいく事について、

お盆の日はことさら深く、

重く心に沁みてくる。

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| 投稿日: 2022年08月17日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/14] 川﨑依邦の日々 「お盆その2 -静かな一日-」

8月14日(日)19,051歩、歩行距離 15.6㎞。水中ウォーキング60分(21回目)。曇り、晴れ。

5:00 公園4周。

8:00~10:00 大阪CMOにて内務。

そのまま墓参りに行く。

11:00 お寺に着く。

お盆なのでお寺はいつもより参拝者が多い。

昼前の為日差しが強い。

この墓には私の両親と晃弘社長が眠っている。

「元気でやっています」と手を合わせる。

NHKのドキュメント72時間の7位と6位の事が想起される。

7位の「桜の下のあなたへ」では樹木葬の事を取り上げている。

桜の下にそのまま人骨が埋められており、

お参りする人は桜の下の地面に手を合わせている。

インドには遺体をそのままガンジス川に流す水葬という風習がある。

樹木葬は墓石が無いのでその分安いとの事で

4人分で90万円ですとインタビューに答えていた。

6位は「長崎のお盆はド派手に花火屋で」。

精霊船を作ってド派手に花火で死者の魂を弔う風習である。

人によっては40~50万をパッと散っていく花火にパッと使って死者を弔う。

インタビューに答えた人の中には派手な花火を使いつつ涙ぐむ人もいた。

生きている者は死んだ人の事を思うと寂しく、悲しい。

「それでも残された者は生きていくしかありません」と答えていた。

墓の前で両親と晃弘社長に手を合わせる。

14:00~16:00 大阪CMOに戻り内務。

16:00 プールにて21回目の水中ウォーキング60分。

18:00 銭湯に行く。

いつもの何気無い当たり前の日々である。

夜に桃のショートケーキを食す。

私のお盆は静かな一日であった。

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| 投稿日: 2022年08月17日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/13] 川﨑依邦の日々 「お盆その1 -恐山 死者たちの場所-」

8月13日(土)18,581歩、歩行距離 15.3㎞。水中ウォーキング60分(20回目)。曇り、晴れ。

5:00 公園4周。

早朝の公園は既に季節が巡っているのを実感する。

あれほどやかましく力の限り鳴いていた蝉も

弱々しく道に転げ落ちている。

草むらから虫の鳴き声が聞こえる。

一日と言えど同じ風景は無い。

日々変化している。

8:00~12:00 大阪CMOにて内務。

12:00 プールにて20回目の水中ウォーキング。

14:00 義母(2018年2月14日87歳で死去)の墓参りに行く。

徳島から大阪に帰って1986年~1992年頃まで

6~7年同居した義母の墓参りである。

自宅から近いお寺である。

墓参りと言っても墓石は無く、

暗証番号を入力すると出てくる銀行の貸金庫のようなシステムである。

「お世話になりましたね。こうして元気で生きています」

信心深い人で毎日2~3時間も仏壇の前に座って

一心にお経(般若心経)を唱えてお祈りしていた。

願いの一つとして

「怪我や病気する事も無く健康に暮らすように」

と私の日々の無事も祈ってくれていた。

孫(晃弘社長を可愛がり社長はおむつを換えてもらい育児をしてくれた)の事や

自らの子ども(3人の姉妹がいる)の事など一心に祈ってくれていた。

夕方録画しておいたNHKのドキュメント72時間を

10位から8位まで見る。

この10年間の番組でのベストテンの紹介である。

人の生き方の有り様を実に上手く捉えている番組である。

私は10位の「恐山死者たちの場所」の回が心に沁みた。

生きている人が「じいちゃん」「ばあちゃん」と恐山に向かって叫ぶ。

死んだ人は恐山に魂が帰ってくると言われている。

死者を呼び寄せて生きている人と会話するイタコという人もいる。

色とりどりの風車が回る。

恐山は巨大なお墓のようなものだ。

お墓の前だけでなく生きている人は様々な場所で死者に語りかけている。

私はいつも心の中で

晃弘社長(2016年2月13日 34歳5ヶ月で死去)に語りかけている。

時には「晃弘!」と大声で心の中で叫ぶ時もある。

苦しい時や辛い時は思わず叫ぶ。

私の心の中でずっと晃弘社長は生きている。

お盆は死者が帰ってくる。

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| 投稿日: 2022年08月17日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/12] 川﨑依邦の日々 「胸が痛む」

8月12日(金)16,127歩、歩行距離 13.5㎞。晴れ、曇り。

4:30 公園4周。

8:04 新大阪発の新幹線にて広島へ行く。

お盆の帰省客で車中は混雑している。

指定席が取れずグリーン車で行く。

10:00 広島県A社 「経営改善計画」の作成打合せ。

13:00 広島県B社 「経営改善計画」の作成打合せ。

広島は私の郷里である。

18歳で上京する。

20代の学生の頃は帰省で広島駅に着くといつも胸が痛んだ。

両親の期待には充分に応えていない。

青雲の志を抱いて上京したものの大した事もしていない。

広島駅に着く度にそのような思いから胸が痛んだものである。

私の父は1976年12月16日に67歳で死去した。

その時も東京から広島に駆け付けた。

27歳の時である。

ろくに親孝行していないと胸が痛んだ。

私の母(86歳で死去)は晩年70歳を過ぎてから

ずっと特別養護老人ホームにいた。

この時は特別養護老人ホーム(広島県)に

毎月1回必ず見舞いに行っていた。

1985年から2000年9月27日(母の命日)の約15年間。

私は36歳から51歳。

母の晩年は認知症が進んだ。

それでも老人ホームの同居人との会話で

「私には依邦という息子がいてね。賢い子だったよ」

と自慢していた。

目の前でそれを聞いてつくづく胸が痛んだ。

今日は広島のA社、B社とも「経営改善計画」を策定する。

経営改善計画策定支援事業として行う。

モニタリングもあるので、

3年間の広島詣が始まる。

これも何かのご縁である。

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| 投稿日: 2022年08月17日 | 投稿者: unityadmin

[2022/8/10] 川﨑依邦の日々 「通販CM」

8月10日(水)17,363歩、歩行距離 14.5㎞。晴れ、曇り。

5:00前 公園4周、65分。

7:00~10:00 大阪CMOにて内務。

10:00 大阪府A社 役員会議。

14:00 兵庫県B社 「働き方改革プロジェクト」の打合せ。

本日は17時頃帰宅する。

録画してある韓国ドラマ「ヘチ 王座への道」を一挙に3話分観る。

録画なのでテレビCMは早送りするか、時々観る。

顔のシワをとるクリームの宣伝はリアルに見えるが、

シワシワのおばあさんがクリームによって見事に綺麗になるので

「ほんまかいな」と目を擦る。

私が女性であれば思わず買いたくなる程よくできたCMである。

それと足腰の弱った人をターゲットにしているCMも面白い。

足腰が弱っている人は思わず見とれてしまうに違いない。

階段の昇り降りに難儀している人(何故かおばあさんが多い)が、

サプリメントの効果によってスタスタと昇り降りしている。

この手のCMの出演者は流石プロである。

迫真の演技力である。

そして定価は大幅に安くなって

「今すぐお電話を」とくる。

恐らくこの手のものの材料費はトコトン安く、

広告宣伝費は売上の40%~50%は優にかかっていると推察する。

主なターゲットは中高年の婦人と思われる。

この手の通販のCMは私からすると実に良く出来ていて、

人の心を掴む術を心得ている。

いつも「うまい、リアル」と感心しているとは言っても、

私は今まで一回も通販CMによって買い物をした事が無い。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2022年08月17日 | 投稿者: unityadmin