[2022/2/22]川﨑依邦の日々「本日はネコの日」
2月22日(火)10,321歩、歩行距離7.5㎞。禁酒657日目。晴れ。
5:30 大阪CMOにて関東出張の準備をする。
7:30 新大阪発の新幹線にて品川へ向かう。
新大阪の新幹線のホームにて売店に立ち寄ると見覚えのある人がいる。
「世の中には似た人がいるものだ。」と思って近づくと
CMOスタッフのAさん(女性)であった。
暖かそうなコートを着て
お菓子(150円ぐらいのチョコレート)を買っていた。
Aさんは名古屋へ出張である。
Aさんと「袖振り合った」わけである。
他生の縁どころかCMOのスタッフであった。
品川からA社の最寄り駅まで行き、
いつもならA社までタクシーで行くところを
約20分てくてく歩いて向かう。
11:00 A社。
帰りも約20分歩く。
昼食はファミマで買った
ナビスコのリッツチーズサンド一袋(9個入り)を食す。
さすがに電車の中では食べづらいのでホームに立って食す。
残り3つのところで電車がくる。
残った3つを周りに誰も座っていない優先席にて
5分ほどでパクパクと腹に入れた。
電車の床にリッツサンドの小さいかけらが落ちる。
3つでカロリー147kcalと表示してある。
9つだと441kcal。
高カロリー食品である。
電車は空いていた。
2歳ぐらいの男の子がママにだっこされている。
すると、何が気に入らないのか
この男の子は泣きながら両手を振りかざして、
ママのほっぺを繰り返し叩く。
親から子への虐待はニュースでよく見るが、
小さい子のママへの暴行は珍しい。
リッツチーズサンドをぼりぼり食べながら唖然として見る。
この親子は次の駅で下車した。
13:00 B社。
新横浜から新大阪へ。
それから大阪CMOまでタクシーで戻る(約10分)。
18:00着。
電車の中で見たママと息子のことが心に残る。
あの子はいつもママにほっぺを叩かれているのかもしれない。
あるいは保育園でほっぺを叩かれた子を見たことがあるのかもしれない。
どこでほっぺを叩くことを覚えたのか、ふと考えた。
あの小さい子はどこかで覚えたに違いない。
2022年2月22日。
ニャンニャンの語呂合わせか本日はネコの日でした。
[2022/2/20]川﨑依邦の日々「日常のひとコマ」
2月20日(日)14,476歩、歩行距離12.8㎞。禁酒655日目。晴れ曇り。
6:00過ぎ 近所の公園を4周する。
久しぶりに顔見知りの散歩者とすれ違う。
寒さが和らぎつつあるせいか。
9:00~15:00 大阪CMOにて内勤、読書。
その後、銭湯に行く。
風呂上がりにはオロナミンC(110円)と牛乳1本(120円)を飲む。
帰りはいつものたこ焼き屋にてたこ焼き12個(630円)を買う。
17:00頃自宅に帰ると健志社長が1人で来ていた。
夕食は茶粥を食す。
BSテレビで高倉健主演の「あなたへ」を観る。
東日本北大震災(2011年3月11日)の後の2012年の作品である。
メインテーマは家族(夫婦)の交流である。
53歳で亡くなった妻(田中裕子)の遺言で故郷(長崎・平戸)の海に散骨する為、
富山からキャンピングカーにて長崎まで行く話である。
旅の途中様々な人に出会う。
妻の遺言は「さようなら」の一言。
高倉健は寡黙で表情で演技する役者である。
「さようなら」の一言は万感の想いがこもっている。
小道具として種田山頭火の句が使われている。
人生の深い淋しさを伝える句である。
なるほど1人残されたものは深くズシンと淋しいものである。
それでも歩いていかねばならない。
妻との回想シーンは何気ない日常の息づかいが伝わる。
終末期ケアの女性の患者さんが
「心残りのことはありますか」
とナースに尋ねられる。
「洗濯物を畳まずにでてきたので洗濯物を畳みたい」。
この話をどこかで読んだことがある。
この話は日常のひとコマひとコマのさりげない中での
生きてる証を感じさせてくれる。
「あなたへ」の映画に通じるものがあると思った。
[2022/2/19]川﨑依邦の日々「回転寿司」
2月19日(土)13,087歩、歩行距離12㎞。禁酒654日目。曇りのち雨。
5:30過ぎ 近所の公園を4周する。
9:00~13:00 大阪CMOにて内務。
17:00 夕食はくら寿司(回転寿司)に妻と一緒に行く。
2人で2950円。
確かに安い。
すぐ食べられる。
トロ、貝柱、海老、玉子、アボカドサラダ、ウナギ等々である。
一皿125円である。
極上トロ皿は250円である。
茶碗蒸しも250円である。
デザートに大学芋と豆乳アイスを食す。
回る寿司を見てタッチパネルで画面にて次々と注文する。
するとサーと注文したものがやってくる。
IT化している。
席に着いたとき注文の仕方が分からなかった。
回る寿司を手で取ろうとしてもダメだった。
傍らのタッチパネルで注文することに気づいた。
街の寿司屋の店主と会話を楽しむという風情は皆無である。
食べ終えた5皿を投入すると画面がグルグル回る。
ガチャポンで「はずれ」と出る。
当たると何か景品をくれる事になっている。
それにしても目まぐるしく、
何を食べようかと迷う。
メニューが多すぎる。
ようやく決めてタッチパネルで注文する。
回転寿司の中では2人とも会話は殆ど無し。
無言である。
ひたすら画面を見て注文する。
サッとくる品物をすぐ食べる。
忙しい食事タイムである。
周りの客は広い店内で3~4組。
期せずして黙食タイムの回転寿司体験であった。
行くときも帰るときも雨の中タクシーを利用した。
サッと行ってサッと帰る。
タクシー代とあまり変わらない食事代であった。
[2022/2/18]川﨑依邦の日々「生きる」
2月18日(金)7,355歩、歩行距離5.2㎞。禁酒653日目。くもりのち晴れ。
6:00 始発にて新大阪から一路品川へ。
米原あたりは大雪のためノロノロといく。
定刻より45分遅れで東京着。
そこからJR山手線にて池袋へ、
さらに東武東上線にて目的地まで行く。
10:15着。
道中は「贋世捨人」(車谷長吉)を完読する。
私小説の名作である。
A社長と合流し打合せ場所に行く。
公民館のような所である。
12:00ぐらいまでA社長と向かい合う。
広い部屋(50人は入る教室)にて2人だけである。
労務トラブルの解決策について打合せする。
昼食はうなぎ屋でご馳走になる。
ランクは「松」のうなぎのお重と
名物料理の白焼きのうなぎ4切れに肝吸いである。
うな重のご飯は半分残す。
座敷での昼食なので座布団を2枚重ねる。
立ち上がるとき少々難儀する。
「よっこらしょ」と立ち上がる。
再び東武東上線にて次の目的地に行く。
14:00 B社長と合流。
B社長の車にて約10分にある打合せ場所に行く。
部屋に入ると仏壇がある。
数年前に先代が(B社長の父)急死したとのこと。
仏壇は先代が祀ってある。
B社長の母がお茶を持ってきてくれる。
打合せのテーマは「経営改善計画」の作成である。
帰りは最寄り駅から池袋駅へ、そして品川へ。
そこから新幹線に乗って新大阪へと帰り着く。
家に帰り着いて何気なく中井貴一主演の時代劇第6回分を観る。
題名は「雲霧仁左衛門」である。
雲霧一党のメンバーのそれぞれの個性が光っている。
服装とか町並みの雰囲気とか細部にもよくこだわっている。
雲霧一党のメンバーは生きていく中、
親分仁左衛門に助けられてきた。
親分仁左衛門と心の絆で結ばれている。
そこのところがよく表現されている。
原作は池波正太郎である。
今度原作で読んでみたいと思った。
テーマは「生きる」ことにある。
おそらく原作も「贋世捨人」も小説のテーマは「生きる」ことにある。
今日一日私も生きぬいてきた。
[2022/2/17]川﨑依邦の日々「真冬」
2月17日(木)17,001歩、歩行距離15㎞。禁酒652日目。晴れ。
10:30 大阪CMOにてスタッフミーティング。
13:00 大阪CMOにA社来社。
15:00 大阪CMOにB社来社。
朝5:00過ぎの公園でのジョギングは
今冬一番と言っていいほど風が冷たい。
頬がちぎれる感じがして、手も悴む。
それでも枯れ木を見ると小さな芽がでている。
小さな芽が冷たい風にさらされてじっとしている。
本日の最低気温は0℃。
体感では-1℃ぐらい。
さすがに散歩する人も見かけない。
その中を一人ジョギングする。
「雪でも降ればいいのになあ。」
と思っていると小さな雪が風に吹かれて舞ってくる。
ふと見ると公園の外の道路に人がいる。
背中に電球をつけて椅子に座っている。
70歳を過ぎている通行調査の人である。
一日の歩行数を調べている。
仕事とはいえ、大変なことである。
防寒着をまとっているとはいえ…。
思わず「おはようございます。ご苦労さんです。」
と声をかけた。
大阪の真冬も寒いが、もっと寒いところもある。
大雪のところもある。
「生きていくのはつらいことだなあ。」
と真冬のジョギング中にしみじみ思う。
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