[2021/3/15]川﨑依邦の日々「富士山」
3月15日(月)8,503歩、歩行距離6.2㎞。禁酒313日目。晴れ。
関東出張。
新幹線の車中にて雪をかぶった富士山を見る。
さすが日本一の山である。雄大である。
遥か大昔から存在している。それに比すと人の一生なるものは一瞬である。
一瞬とは言っても生きるという事は大変である。
平凡に見える人生でも波乱がある。
沢山の喜び、怒り、悲しさ、つらさを繰り返していく。
富士山に向かって手を合わせお辞儀した。
特にお願いすることや祈ることはない。
無私の心で手を合わせたのである。
10:00 A社。
それにしても、朝の新幹線の車中でじっと見つめた富士山は心に残る。
美しい山である。
無言だが、生きることについて励ましてくれる。
「人生は何があっても大丈夫。」と語りかけてくれる気がした。
コンビニスイーツの「プリン」(250円)を食した。
甘く、香りもよく美味であった。
本2冊「JR上野駅公園口」(柳美里)、「医者の目に涙」(石川恭三)を読んだ。
[2021/3/14]川﨑依邦の日々「満天の星」
3月14日(日)15,155歩、歩行距離10.5㎞。禁酒312日目。快晴。
10:00~14:00 大阪CMOにて内務。
いい天気である。
昼間に近くの公園を散歩する。
数人のグループがござを引いてビールを飲みつつ食事をしていた。
新型コロナウイルスで自粛ばかりしていられないとあちこちでグループが食事をしていた。
公園の平和な光景を見ているとふと3月11日の東日本大震災の事を思う。
東北大震災の被災者に聞いた話である。
電気が消えて真っ暗な夜、絶望に打ちひしがれて空を見上げると満天の星空。
「あの星は〇〇さん。あそこの星は〇〇さん。」と涙を流して星空を見つめたという。
あれから10年である。
生きるという事は悲しくもつらいことだと平和な光景を見て感じるものがある。
平和の裏にはたくさんの悲しみ、つらさが隠されていると思う。
それでもつらいけれど前を向く。それが生きるという事である。
都会に住んでいると満天の星は見ることができない。
見ることはできないけれど、真っ黒になると見えてくるのである。
見えなくても満天の星は我々の生きざまをじっと見つめて励ましてくれている。
…たとえ1ミリでも前を向いて進んでいこう。
[2021/3/13]川﨑依邦の日々「不毛の地」
3月13日(土)16,538歩、歩行距離11.3㎞。禁酒311日目。曇り。小雨続く。
8:00 CMOグループの役員会。
10:00 CMOグループのテレビ会議(東京、名古屋、大阪)。
12:00 A社。
14:00 B社。
16:00 散髪屋に行く。少ない髪だが約60分。さっぱりする。
3,700円である。散髪中はいつもうつらうつらしている。
仕上がりについて鏡にて店の人に「これでどうですか。」といつも聞かれる。
「いいです。」と答える。
内心は「これでどうですか。」と聞かれても答えようがないと思っている。
頭のてっぺんは不毛の地となっている。
不毛の地の拡大はじわじわと進んでいる。
店の人も心得ているもので、鏡タイムはほんの一瞬5秒である。
ちらりである。
髪の仕上げの時「何をつけますか。」といつも聞かれる。
返答に困って黙っていると「ヘアトニックにしますか。」「それでいいです。」
パッパと手慣れた手つきで少ない髪に撫でつけてくれる。
不毛の地にいくら撫でつけても無駄とは思う。
それでもさっぱりした。
これでもかつては長い髪であった。
今は少ない髪と不毛の地を抱えて日々生きている
[2021/3/12]川﨑依邦の日々「合格」と「不合格」
3月12日(金)15,653歩、歩行距離11.1㎞。禁酒310日目。曇り。小雨。
7:30 社長とミーティング。
10:30 大阪社労士会。
14:00 A社。
16:00 B社。
一日中小雨が降りしきる。
3月7日に受験した「融資管理3級」と「経営支援アドバイザー2級」は
解答速報にて自己採点を行うと合格ラインを超えていた。
「融資管理3級」は74点、「経営支援アドバイザー2級」は80点である。
まずはホッとする。
次いで「事業承継アドバイザー」の勉強もスタートする。
人生においては未だ合格していない。
どちらかというと不合格の方が心に残るものである。
不合格とは失敗、挫折の事である。
人生は思うようにならないものである。
まさに人生いろいろである。
おそらく一生かかっても合格にはなかなかたどり着けない。
いくたびの不合格を乗り越えていくのが人生である。
[2021/3/11]川﨑依邦の日々「風の又三郎」
3月11日(木)16,620歩、歩行距離11.8㎞。禁酒309日目。晴れ。
九州宮崎日帰り出張。
宮崎空港から列車で約1時間。
駅に止まると菜の花が黄色く華やいでいた。
ふと見ると、遠くには青い海が広がっていた。
春である。黄色と青色が目に染みた。
日帰りで帰ると言うと「あわただしいですね。」と言われる。
「私は別名、風の又三郎と言われています。」と冗談を言う。
その心は風の如くやってきて風の如く去っていくからである。
宮沢賢治の名作「風の又三郎」はいい話である。
一つ所に定着しない。
漂泊。漂っていくのである。
風が吹いて風が去っていく。
まるで私の生き方、コンサルタントの人生の如くである。
漂泊といえば、有名な俳人種田山頭火という人がいる。
「分け入っても分け入っても 青い山」
「鴉啼いて わたしも一人」
「ついてくる 犬よおまへも 宿なしか」
行けども行けどもただ一人。
寂しさのにじみ出る俳句である。
人生の寂しさを感じる。
私は風の又三郎の如くかっこよく人々に記憶を残して去っていく。
これもまた一つの生き方である。
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