[2017/10/13]人間万事塞翁が馬
『人間万事塞翁が馬』
この言葉は紀元前2世紀に書かれた「淮南子」という本にある有名な言葉である。
北の国境近くに老人が住んでいた。
ある日、老人の飼っていた馬が逃げた。
人々は慰めるが老人は「いや、結構、結構」と言う。
すると、何ヶ月か経って逃げた馬が隣の国(胡)の駿馬を連れて帰ってきた。
人々は祝うが、老人は「困った、困った」と言う。
馬に囲まれて育った息子は馬好きとなるが、
落馬して足が不自由になる。
人々は慰めるが老人は「いや、結構、結構」と言う。
1年後に隣の国(胡)の大軍が攻めてくる。
戦争に駆り出された多くの若者が戦死した。
足の不自由な息子は戦争に駆り出されることなく生き残った。
福は禍となり、禍は福となる。禍福は糾える縄の如し。
[2017/10/12]コストカッター
収益向上の決め手はコストカッターになることが王道である。
日産のカルロス・ゴーン社長しかり。
昨日、坪内寿夫氏(佐世保重工を再建した人)の伝記を読んだ。
絶好調の時は200社の会社グループをつくった人である。
(99% M&Aで手にした会社グループ)
四国 松山の人である。
85歳で亡くなり、そのときはハダカであった。(財産ゼロという意味)
再建王と呼ばれた人である。
最後は佐世保重工を救う為、私財3,000億を投入してハダカとなった。
これも人生である。
再建の決め手はコストカットに求めた人であるが、
造船不況の直撃を受けて3,000億の私財提供となった。
[2017/10/11]とにかく前へ!!
今年(2017年)に入って74冊の本を読んだ。年内には100冊突破したい。
新幹線が私の読書室である。
1ヶ月どのくらいの交通費を使っているのか、50万近い月もある。
新幹線の定期代が必要である。
私の人生とは…
いつまでこのペースで働けるのか…
今のところ私には走り続けるしか道はない。
人生のトライアスロンを走っている。
何が楽しいのか、自分でもよく分からない。
とにかく前へ!!
[2017/10/10]敗れざる者たち
沢木耕太郎(ノンフィクション作家)の「敗れざる者たち」を読む。
「三人の三塁手」ジャイアンツの長嶋、同期の難波、土屋の運命をかいている。
超ヒーローになった長嶋の陰であと一歩のところ、
「もし…」の差でレギュラーになれなかった者の運命をかいている。
紙一重の差で人生は命運を分けるということをしみじみ実感させる。
[2017/10/5]逆境は人を育てる
10月5日(木)は館林泊。
ビートたけしの作詞・作曲の「浅草キッド」を聞いた。
売れない芸人が夢を持って生きている。
それを支える女の人がいるというトーンのしみじみとした歌である。
ビートたけしは浅草出身である。いい味の歌だ。
そして、矢沢永吉作の「成りあがり」という本も読んだ。
「浅草キッド」に通ずる味わいのある作品である。
矢沢永吉はおばあちゃん子で、両親のいない家庭で育ったとのこと。
(母は矢沢永吉を産んで、そのまま消えた。父は小学1年生の時に亡くなった。)
彼のエネルギーの源は、こうした少年時代にある。
小学5年生の時からアルバイトをしていたそうだ。
逆境は人を育てる見本である。
「ピンチはチャンスなり」
「企業・事業再生ハンドブック」
446ページもある本であるが、4回読んだ。
読むたび新たな発見がある。
勉強はしないといけない。1日1ページでも読み続ける。
次は「中小企業再生支援のスキーム」205ページであるが、2回目である。日々勉強。
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