CONSULTANT DIARY川﨑依邦の日々

2023/4/18 川﨑依邦の日々「『ファイト』と生きていく」

4月18日(火)18,881歩、16km、水中ウォーキング60分(132回)晴れ、曇り。

4:00過ぎ 公園4周、65分。

5時前になると外が明るくなり、

吹く風も気持ちがいい。

この調子だと上衣なしでもいいかもしれない。

6:00 大阪CMO出社。

日報のチェック等。

7:30発の新幹線にて名古屋へ行く。

10:00 愛知県西尾市A社。

経営ミーティング、経営業績は上向いている。

11:30 A社の取引銀行に行き、経営状況を説明する。

14:00~15:30 名古屋市にて

名古屋物流経営講座(267回)開催。

テーマは『労務トラブルを防ぐ給与・人事改革の進め方』。

セミナー終了後、

1人の参加者(女性、60才)が近づいて話しかけてくる。

「いつも『川﨑依邦の日々』のブログを見ていますよ。

“幸せの黄色いハンカチ”

は胸に突き刺さってきましたよ」

「はあ…」と答える。

「どうして東京へ帰らなかったのですか」

と問われ、

一瞬答えに詰まる。

「今は幸せの赤福なのですね」

これ又「はあ…」

と返答に詰まる。

「この本にサインして下さい。ファンなのです」

この本とは本日のセミナーで贈呈していた

私の著作『労働審判・組合トラブル解決記録』(日本法令)

副題は―ある中小運送会社社長の勝利報告。

本のキャッチコピーは

“経営コンサルタントでありながら経営者として

中小運送会社の立て直しを引き受けた筆者の、

実体験に基づく労務改善の手法を実録形式で生々しく紹介”。

戸惑いつつ本に

“ファイト!川﨑依邦”

とサインをする。

嬉しそうに本を受け取ってくれた。

「又セミナーに来ます。会ってくださいね」

と手を振ってくれた。

帰りの新幹線の中で反芻する。

「どうして東京へ帰らなかったのか」

人は誰しも口が裂けても言えない

秘密の1つや2つは持っている。

東京での生活は心の奥深く封じ込める秘密

―悲しい事や辛い事がある。

だからこそ徳島の地で、

前を向いて生きていくしかない、

ここで生きる、

と覚悟していた。

人生にはif(もし)がある。

徳島の地で踏み留まった。

東京へ帰っていたら今の私は無い。

「今は幸せの赤福なのですね」、

今の私は幸せかどうか分からない。

それでもここまで生き抜いてきた自分に対して

褒めてあげたい気がする。

それにしても

「どうして東京へ帰らなかったのですか」

「今は幸せの赤福なのですね」

の質問にはグサリと刺さるものがあった。

直接答えることは出来なかった。

その代わり『ファイト』と一言添えてサインした。

17:30 近所のプールにて水中ウォーキング(132回目)。

セミナーでの参加者の質問が蘇ってくる。

シンガーソングライターの加藤登紀子の曲に

『帰りたい帰れない』がある。

 

淋しかったら 帰っておいでと

手紙をくれた 母さん元気

帰りたい 帰れない

帰りたい 帰れない

もしも 手紙を書きたくなっても

僕は書かない 母さん

 

破れたコートの ポケットにいつも

リンゴの花の 想い出をいれて

帰りたい 帰れない

帰りたい 帰れない

一人ぼっちが つらくなっても

僕は鳴かない 母さん             ※一部抜粋

 

帰りたくても帰れないことがある。

破れたコートのポケットに

リンゴの花の想い出を抱いて生きていく。

歌詞が頭に浮かび、

思わずメロディーが出てくる。

これからも『ファイト』と生きていく。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2023年04月20日 | 投稿者: unityadmin

2023/4/17 川﨑依邦の日々「『神の木』に祈る」

4月17日(月)20,846歩、17km、水中ウォーキング60分(131回)晴れ、曇り。

4:00過ぎ 公園4周、65分。

背筋を伸ばし遠くを見て早歩きをする。

外斜視の為、相変わらず遠くに建つホテルのネオンが二重に見えるが、

心なしか二重に見える感じが薄れている。

自然治癒力である。

その代わりか右目の視界がかすんでいる。

このままいくと白内障の手術を決断しなければならないのである。

次に眼科に行くのは6月下旬、

その時手術をするかどうか決断をする。

その頃には自然治癒力で視力が回復するのを祈っているのである。

2019年10月21日、酒に酔って自転車から転げ落ちた。

公園の溝に仰向けに倒れたのである。

その時、雨が降りしきっていた。

倒れた際、腰を強打したのである。

痛くて痛くて歩くのもままならなかった。

その時は分かりませんでしたが、

2020年1月人間ドックに行くと

「圧迫骨折の痕がある」

と言われたのである。

公園で、あまりの痛さにしがみついた一本の木がある。

直径2mもある大木である。

この木にしがみついて

「助けてください」

と祈ったものである。

なんと自然治癒力で圧迫骨折は治っていたのである。

その公園には、しがみついた木が今でもある。

「あの時はありがとう」

と心の中でお礼を言っているのである。

「外斜視を治して下さい。視力を元通りにして下さい」

とも祈っているのである。

7:30~8:30 健志社長とミーティング。(役員会議)

13:00 大阪CMOにてA社の経営ミーティング。

15:00過ぎ 近所のプールにて水中ウォーキング60分、131回目となる。

私がしがみついた一本の大木の前を通った。

私にとっては『神の木』である。

木いっぱいに青々とした葉が広がっているのである。

しがみついた頃、葉は枯れていた。

こうして『神の木』をしみじみと見上げる日が来るとは

有り難いことである。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2023年04月18日 | 投稿者: unityadmin

2023/4/16 川﨑依邦の日々「近所の公園でバラが咲く」

4月16日(日)17,179歩 14.4km、水中ウォーキング60分(130回)晴れ、曇り。

6:30過ぎ 公園4周、60分。

バラの樹に赤い蕾が出ている。

あと1週間もすれば花開く。

9:00~14:00 大阪CMO出社、内務。

5月号の「シーエムオーニュース」の原稿を書く。

14:00過ぎ 近所のプールにて水中ウォーキング60分、130回目となる。

水中ウォーキングの効用は足腰が鍛えられ、

体重のコントロールができる。

夜中に何回も起きない、

起きてもせいぜい一回ぐらいである。

そしてプールから上がる時、

爽やかな気分になる。

17:00以降、自宅にて過ごす。

テレビニュースを観たり、

一日を振り返り明日の予定を確認したりする。

「今日は早く寝よう」と20時前には床に就く。

目下の楽しみは

近所の公園のバラの花が咲くことである。

4月下旬か5月初めには咲くに違いない。

その頃には爽やかな風が吹いている、

薫風である。

バラの青葉と花の香りを含んだ風が吹く。

歌手のマイク眞木が歌ったフォークソングに

『バラが咲いた』がある。

 

バラが咲いた バラが咲いた まっかなバラが

淋しかった僕の庭に バラが咲いた

たったひとつ咲いたバラ 小さなバラで

淋しかった僕の庭が 明るくなった

バラよバラよ 小さなバラよ

いつまでもそこに咲いてておくれ

バラが咲いた バラが咲いた 真っ赤なバラで

淋しかった僕の庭が 明るくなった

 

バラが散った バラが散った いつの間にか

ぼくの庭は前のように 淋しくなった

ぼくの庭のバラは散ってしまったけれど

淋しかった僕の心に バラが咲いた

バラよバラよ 心のバラ

いつまでもここで咲いてておくれ

バラが咲いた バラが咲いた 僕の心に

いつまでも散らない まっかなバラが

 

バラが咲いて

“淋しかった僕の心にバラが咲く”。

実際、淋しいことはいつまでも淋しい。

朝の公園でのウォーキングでは、

いつも川﨑晃弘社長の事を想っている。

私は2016年2月13日の朝もここでジョギングをしていた。

2016年2月13日の朝、川﨑晃弘は34歳5ヶ月で突然死した。

あれから間もなく7年になる。

今年も近所の公園でバラが咲く。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2023年04月17日 | 投稿者: unityadmin

2023/4/15 川﨑依邦の日々「幸福の黄色いハンカチ」と「幸福の赤福」

4月15日(土)7,560歩 5.1km、水中ウォーキング60分(129回)、雨。

4:00 起きると雨の音がする。

本日は公園でのウォーキングはやらないこととする。

6:00 大阪CMOに出社。

1週間の未決事項を整理する。

8:13発の近鉄特急に乗って三重県伊勢市駅へ行く。

10:00~12:00 伊勢市A社、

事業承継がテーマです。

12:00 A社長に連れられ、昼食をご馳走になる。

握り寿司の上である。

舌の上でのトロとエビが甘くて美味しかった。

赤福を8個(800円)買い求める。

「明後日までに食べてくださいね」

と言われる。

15:30 近鉄特急にて大阪着。

そのまま鞄を肩に掛け近所のプールへ行く。

朝からの雨は降り続いている。

水中ウォーキング60分、129回目。

プールから出ても、雨は降っている。

17時過ぎ、いつもの温泉へ行き、帰宅は18時半頃。

録画してあったNHK番組

―アナザーストーリー『高倉健と「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」』

を、赤福を頬張り観る。

「刑期を終えて、待っていてくれるだろうか」

健さんが不安を抱えつつも妻(倍賞千恵子)

の下に帰って行く。

出所直後の網走から、妻に

「もし、まだ1人暮らしで、俺を待っていてくれるなら、

鯉のぼりの竿に黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ。それが目印だ」

と葉書を出していた。

山田洋次監督は、

青空にたなびく黄色いハンカチのシーンにこだわる。

青い空になるまで待つ。

1977年10月公開の映画である。

この映画のテーマは、

「ただいま」と「お帰り」である。

帰って行く場所があって

「お帰り」と言ってくれる人がいる。

健さんは自らの台本の「お帰り」の箇所に

赤い線を引いている。

「ただいま」と言って「お帰り」。

これこそ幸福というものである。

公開された1977年、私は20代、

徳島にてサラリーマン生活を送っており、

1人で映画を観た。

ラストシーンは思わず泣けてきたことを思い出す。

当時の私は、帰るところも無く、

故郷広島は遠く、

今更東京にも戻れず

・・・青空にたなびく幸福の黄色いハンカチが目に沁みた。

1977年から46年経った。

口に頬張っている伊勢名物の赤福は

『幸福(しあわせ)の赤福』である。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2023年04月17日 | 投稿者: unityadmin

2023/4/14 川﨑依邦の日々 「生きることそのものが現役」

4月14日(金)16,956歩 14km、水中ウォーキング60分(128回)、曇り(黄砂)

4:00 公園4周、66分。

5時過ぎには明るくなり、

小鳥の鳴き声も活発となる。

ツツジの花も、

ピンク、白、赤と

鮮やかに目に飛び込んでくる。

チューリップは大きく花開き、

乙女の可愛らしさから熟女の如く変貌し

咲き誇っている。

黄砂のせいか、

空が曇っている。

7:00 大阪CMO出社。

日報のチェック等。

10:00~11:00 京都市A社にてミーティング。

3月の売上状況のチェック等。

終了後、京都駅まで行く。

マスクをしていない外国人観光客が戻ってきている。

京都駅から新幹線にて広島駅へ行く。

14:00~15:30 広島市B社にてミーティング。

3月の経営実績チェック等。

終了後は新大阪へ取って返す。

18:00 近所のプールにて水中ウォーキング60分、

128回目となる。

顔見知りの男性(70歳)と何気ない会話をする。

「まだ現役ですよ。仕事があるということは良い事です。

明日もプールに来ますよ」

「私も現役ですよ。明日は三重の伊勢まで行きますよ」と返す。

自宅にて、録画してあったNHK番組

『ドキュメント72時間 岡山 24時間営業のドライブイン』を観る。

中でも、2人の長距離運転手の会話が心に残る。

1人は男性。

「トラックドライバーはいいですよ。

父もトラック運転手でした。

父に憧れていたのです」。

もう1人は女性。

「ある日突然閃きました。

トラックに乗りたい、と。

トラックが好きなのです」。

この2人も現役バリバリである。

この『ドキュメント72時間』は、

いつも人生というものの味わいを感じさせてくれる。

生きていることそのものが現役である。

現役引退は『あの世』へ行くことである。

それにしても、黄砂で気分がパッと晴れてくれない。

カテゴリー: 川﨑依邦の日々
| 投稿日: 2023年04月17日 | 投稿者: unityadmin