2023/4/23 川﨑依邦の日々「自分の力を信じて生き抜いていく」
4月23日(日)13,004歩、11.7㎞、水中ウォーキング60分(133回)。晴れ、曇り。
6:30過ぎ 公園4周、63分。
早朝、爽やかな風が吹く。
太陽も顔を覗かせて、
いよいよ1日のスタートである。
9:00~14:00 大阪CMOにて内務。
明日からの仕事の準備。
ノンフィクションの
『クロスロードの記憶』(後藤正治)を読む。
「人とは、他者との交わり(クロスロード)
において自身をより表現するものであるかもしれない」
作者の言である。
この短編集の1つに心肺移植を待機している2人の女性
(仲田明美とアンドレア)
のクロスロードが描かれている。
「病室でベッドに縛り付けられていて退屈でしょうね」
と作者が口にする。
「そうでもないんですね。今日は、
窓から見える空の雲の動きをじっと見ていました。
動いていないようでも雲は少しずつ形を変えながら動いている。
ああ雲も生きているんだなあって思う。
こんな風になっても結局、
一日一日をきちんと生きるということしかないんですね。
後藤さん(作者)、
空を見上げる時ってあります?」(仲田明美)
一方アンドレアの言
「もし、私が健康な人に一つだけアドバイスできるものがあるとすれば、
未来ではなく今日の命を愛しなさいという事です。
今日、家族を愛していると言ってごらん。
今日入れたての香(かぐわ)しい紅茶を味わってごらん、
今日笑ってごらん、今日人に何か親切なことをしてごらん。
もちろん、私も明日が欲しい。
けれども、今日のすばらしさを犠牲にした上での明日は欲しくないです」
―2人とも移植は叶わなかった。
14:00過ぎ 近所のプールに向かう。
歩きながら、
ずっと見上げていた空は少し曇っていた。
「プールから上がったら、いつもの風呂屋に行こう。
風呂上がりには牛乳を2本飲もう」
「今日のすばらしさを味わおう」
と歩く。
15:00過ぎ いつもの風呂屋に行く。
人生は色々な出会いがある。
クロスロード―交差路。
他者と交差した人生のあれこれが思い浮かぶ。
確かに、風呂上がりの、
ゴクゴクと飲む牛乳2本(120円×2本)は美味い。
『今日の命を愛している』
と心に沁みる。
『ここまで生き抜いて来られたのは自分の力を信じてきたからだ。
自分の人生は自分の力で取り返してきたからだ』
と、自らを鼓舞する。
2023/4/22 川﨑依邦の日々「コロナ後の時代がやってくる」
4月22日(土)18,776歩、15.8㎞。晴れ、曇り。
5:30 起床
6:30過ぎ 公園4周、64分。
公園のバラが咲いている。
真紅、ピンク、黄色と花開いている。
桜は葉桜となっており、
季節は初夏へと移り変わっている。
今日も一日が始まる。
「いい一日でありますように」
と心の中で呟く。
9:00~14:00 大阪CMOにて内務。
机の上の書籍整理をする。
昼食は無し。
16:00~18:00 大阪市A社 経営ミーティング。
コロナ後の業績は絶好調となっている。
A社長に車にて
近くの駅(JR西九条駅)まで送ってもらう。
A社長83歳。
週一回はゴルフをして足腰もしっかりしている。
A社長云く「人生はこれからですよ」。
大阪梅田にて紀伊国屋書店に入る。
海外旅行の本の売り場(特にハワイ)には若い女性が群がっていた。
「アラモアナセンター(ハワイのショッピングモール)は
どんな所かしら。行ってみたいわ」
と近くの女性同士が話していた。
更に、阪急百貨店の地下の食品売り場に行く。
ぞろぞろと人でいっぱいである。
コロッケ屋の列に並び、
キャベツ入りコロッケ1つ(90円)を購入する。
コロッケ屋の店員が「1つですか」と言うので
「1つです」。
次いで「袋は要りますか」
「要りません」
「ポイントカードはお持ちですか」
「持っていません」
とのやり取りをした。
梅田の曽根崎商店街は、
歩いているだけでも肩が触れる程の人混みである。
殆どが20代位の若い人である。
大勢の人々が町に出ているのである。
いよいよコロナ後の時代が本格化している。
「明日も良い一日でありますように」
2023/4/21 川﨑依邦の日々「ストイックである」
4月21日(金)12,105歩、8.7㎞。晴れ、曇り。
4:00 東京のマンションにて起床。
ストレッチ6分
―内容は、腹筋30回、腕立て伏せ30回、
スクワット30回、片足立ち左右それぞれ30秒。
5:00過ぎ 東京CMOまで、30分かけて歩く。
東京は日の出が早い。
5時になると既に明るい。
5:30~6:30 東京CMOにて内務。
本日の仕事について準備等をする。
7:00 葛西駅前のジョナサンにて
朝食を摂る(スクランブルエッグ、ベーコン2切れ、
ウインナーソーセージ1本、トースト1枚/約700円)。
電車を乗り継ぎ、
茨城県守谷市まで行く。
車中で学習本『財務DDの実務』を
100ページまで読み進める。
全226ページなので、
約半分読んだことになる。
守谷市から迎えの車で坂東市まで行く。
約40分のドライブとなる。
11:00~13:00 茨城県坂東市A社の役員会議。
経営実績のチェック等。
昼食を摂る時間が無かったので、
移動中の14時頃、
ペコちゃん人形に誘われ不二家に入る。
黒糖蜂蜜入りの
あんみつ(約700円)を食べる。
すっかり甘党になっている。
最近のコンビニもスイーツが充実しているが、
不二家は、もっといい。
ペコちゃんが迎えてくれる。
15:00~17:00 埼玉県所沢市にてB社長と面談。
『2024年問題』等。
B社長と面談後、
地元の美味しい寿司屋にてご馳走になる。
上トロ、ネギトロ、鰻等々。
ノンアルコールビールを1本飲む。
東京駅19時48分発の新幹線に乗る。
新大阪駅着22時15分、22時45分頃帰宅。
一日を振り返る。
ストイックである。
3年前までは、酒を毎日飲んでいた。
酔って新幹線の中で眠りこけ、
新大阪を乗り過ごし、
岡山まで行ったこともある。
戻る新幹線は無く、
タクシーで大阪梅田まで帰る(タクシー代6万円)。
あの早朝の大阪梅田の印象が今もくっきりと残っている。
梅田の街はひっそりと、
人通りも無く、
客待ちのタクシーがずらりと並んでいた。
既に酔いは覚めており、
そのまま伊丹空港から韓国の釜山に向かった。
釜山での仕事である。
あの頃が懐かしい。
かつての自分―特に若かりし頃
『青春時代』が懐かしい。
今は、アルコールを止め、ストイックである。
ストイックに一日一日を生き抜いている。
2023/4/20 川﨑依邦の日々 「ファイト超バクハツ」
4月20日(木)9,891歩、7.2㎞。晴れ、曇り。
関東一泊二日の出張に出発。
6:15発の新幹線で新大阪駅から新横浜駅まで行き、
そこから鶴見まで行く。
9:30着。
9:30~12:00 A社にて役員会議。
『給与改革』と『経営改善計画』の作成がテーマ。
その後、昼食を抜きにして江戸川区の葛西駅まで行く。
13:15頃着。駅から東京CMOまで約30分歩く。
晴れた昼間は、
周りの景色がよく見える。
道の脇には
赤、白、黄色とツツジの花が
咲き誇っている。
ツツジロードである。
さらに道端に名も知らぬ小さな花が
「こんにちは」
と言っているかの如く
可憐に咲いている。
春にしてはポカポカというより
汗ばんでくるほどの昼下がりである。
吉田カバンを肩に背負って歩く。
13:50頃 東京CMO着。
14:00 東京物流経営講座。
セミナー終了後、
CMOグループの拠点会議。
事務所の外に自動販売機がある。
「元気を出して乗り切っていかねばならない。
セミナーでは1時間30分立ちっぱなし、
昼食抜きで大丈夫か」
と思いつつ、
キャッチコピーが気に入った一本が目に留まる。
リポビタンDとよく似たキャッチコピー
『―ファイト“超”バクハツ‼!』
『ドデカミン ストロング』である。
高麗人参やロイヤルゼリー、
ビタミンB6等含有とある。
「これにしよう」と100円を投入する。
『ドデカミン ストロング』
をゴクゴクと飲んで東京物流経営講座(328回)に臨む。
『ファイト“超”バクハツ』
の効果もあって無事務める。
15:40~17:00 CMOグループの拠点会議。
4月の売上実績の確認等をする。
17:30 葛西駅前の古本屋(ブックオフ)からやよい軒と、
足を運ぶいつものパターン。
古本屋では本を2冊
―会計学の本と北野武の小説『浅草迄』(計440円)を購入。
やよい軒では生姜焼き定食と豚汁、
卵焼き(900円)を完食する。
東京のマンションで『浅草迄』を読む。
浅草で芸人として出発するまでを描いた一種の自伝である。
20:00過ぎにはベッドに入る。
寝る前に『ドデカミン ストロング』
とは面白いネーミング、
特にストロングがいい。
オロナミンCより
ストロングというメッセージかもしれない。
更に『ファイト“超”バクハツ』
もリポビタンドリンクの
『ファイト一発』
とよく似ている。
『一発』より“超バクハツ”
としたところも面白い。
とにかく明日も
『ファイト超バクハツ』
で行こうと眠りにつく。
2023/4/19 川﨑依邦の日々「『生き抜く勇気』が伝わってくる」
4月19日(水)17,129歩、14.3㎞。雨、曇り。
4:00過ぎ 公園4周、68分。
曇り空からポツリポツリと小粒の雨が降ってくる。
公園の菜の花は可憐な黄色の花を咲かせている。春真っ盛りである。
7:00 大阪CMO出社。
10:00 A社役員が来社。
今後について打ち合わせ。
14:00~15:30 大阪物流経営講座(397回)開催。
セミナー会場から歩いて5分で大阪CMO事務所に戻り、内務をする。
星野富弘さんという詩人であり、
画家がいる。
1946年生まれで、
今年で77才。
1970年、中学校で先生をしている時、
クラブ活動の指導中に頸髄を損傷し手足の自由を失う。
1972年、入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。
以来50年以上、
作品を書き続けている。
私の机の前に星野富弘さんの作品“
菜の花”―『愛、深き淵より。』(1975年作)という絵がある。
その絵にはメッセージが書いてある。
「私の首のように
茎が簡単に折れてしまった
しかし菜の花は
そこから芽を出し
花を咲かせた
私もこの花と
同じ水を飲んでいる
同じ光を受けている
強い茎になろう」
重度の頸髄損傷にも関わらず
『折れた菜の花』
のように強い茎になろうと力強くメッセージを発している。
大きな挫折から立ち直ろうと
『強い茎になろう』と前を向いている。
私もこの作品が描かれた
1975年頃を思い出す。
あれから50年近くの月日が流れている。
星野富弘さんは口に筆をくわえて絵と文章を書いた。
生き抜く事の大切さを
“折れた菜の花”から
“新しく芽を出した茎”
で表現している。
そして傷病を乗り越えて生き抜いている、
『生き抜く勇気』が『折れた菜の花』から伝わってくる。
間もなく春から初夏へと季節が変わる。
『ファイト』あるのみ。
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