vol.75

経営コンサルタントはどうあるべきか。自問している。答えは未だ模索中である。企業にはさまざまな状況がある。一口に「赤字で苦しんでいる」といっても原因は奥深い。確かに運送収入が伸び悩み、コストがかさむと収支は悪くなる。どうしてそうなるのかという事情もさまざまであり奥深い。経営コンサルタントの役割はどうあるべきなのか。

盲人ランナーに付き添う伴走者がいる。伴走者は盲人ランナーのペースに合わせて走る。なかにはパラリンピックにて優勝するほどの実力がある盲人ランナーもいる。市民マラソンのランナーもいる。主役である盲人ランナーに付き添う伴走者。目となって一緒に走る伴走者。あくまで盲人ランナーの実力、ペースに合わせて走る。力のある伴走者は盲人ランナーを励まして完走に向けて走る。脇役である。脇役であるが、主人公として自分1人でも十分走れるほどの実力も持っている。伴走者を見ていると、企業と経営コンサルタントの関係について想いが向く。経営コンサルタントの理想は伴走者である。企業の実力に合わせて、ときには実力を引きずり出して一緒に走る力を持っている。

チアリーダーは闘うチームを励ます。主として女性が担っている。チアリーダーは試合の中では闘わない。チーム一体となって応援していく。試合の中で闘っている者はチアリーダーによって勇気を奮い起される。チアリーダーを見ていると、これまた企業と経営コンサルタントの関係に想いが向く。企業を応援し勇気を与える。もう駄目だと思っている企業を励ましていく。経営コンサルタントの役割の1つは企業のチアリーダーである。

伴走者、あるいはチアリーダーの様な経営コンサルタントを目指している。経営コンサルタントはどうあるべきかに対する答えである。