vol.40

現在の経営コンサルティング活動の状況を報告する。活動スタイルは「広域単身」。
一応は、大阪に本拠はあるが東京、名古屋にも宿泊拠点がある。1ヵ所での単身ではなく、広域の単身生活を続けている。時々「フーテンの寅」の映画が頭をよぎる。葛飾柴又を本拠として、かばん一つぶら下げて全国各地を飛び回る。行く先々での人情、景色に触れて、様々なドラマがある。定住することなくさすらうフーテンの寅の姿に日常生活を暮らす庶民にとってある種の親しみ、あこがれ、おかしさを感じさせる。笑いあり、涙ありの映画である。なにがしの日常のしがらみに縛られて暮らす庶民にとって、一見自由人の寅さん。翻って我が身に照らすと、なんとなく共通しているところもある。一つの企業に属しているわけでもない(もちろん一方においては、(株)シーエムオーグループの社長でもある。この方はなかなか大変である。なにしろ我が身一つではなく、グループメンバーの生活が肩にかかっている)。全国各地を訪問している。寅さんと違って、景色に深く触れたりすることはない。ちょっとだけ景色にも触れる。桜や花・草にも見とれることもある。人情も感じる。人生というものを考えさせられることもある。大げさに言うわけではないが、人生はなるようにしからならないものかもしれない。「広域単身」生活で、私なりに留意していることがある。まず運動である。朝は1時間ぐらい散歩するようにしている。宿泊拠点のある東京、大阪、名古屋では運動靴を履いてジョギングする。できるならハワイのホノルルマラソンでも走ってみたい気持ちがあるからである。東京では隅田川の岸をジョギングする。大阪では淀川。名古屋では行き当たりばったりのコースである。ゆっくりジョギングしていると、風にも匂いがある気がする。季節の香りとでもいえようか。走ったり歩いていたりすると「人生」のことを考えたりする。過ぎ去ったことは、取り返しがつかない。とは言うものの、ちょっとだけ反省したりする。あのときこうしていればとか、あのときは人生の分かれ目だったなぁとか想起するわけである。運命という言葉は、含蓄が深い。「運」と「命」で成り立っている。そろそろ「広域単身」で目にする寺や神社にも手を合わせることも必要かと一瞬反省することもある。