vol.22

経営コンサルタントの資質は何か。今回からこのテーマで連続していく。前提としてファームとか大組織に属する経営コンサルタントに求められる資質ではなく、一匹狼型の経営コンサルタントとする。(私も後者タイプである。)

◆ 運の大切さ ◆

運というものがある。省りみて私が経営コンサルタントとして生きてこられたのは、運の力が大きい。考え抜いて現在があるのではなく、行きあたりばったりというか、出会いの連続で今日まできている。物流業界に特化しているだけで、あとは自然体である。例えば東奔西走、全国各地を飛び回っている。このことも計算してそうなったのではない。きっかけの一つは全国各地のトラック協会とか中小企業大学校等で講演したことである。この経験をもとに自らの会社((株)シーエムオー)で「全国セミナー」と称して全国行脚するようになった。このプロセスで様々の物流企業の経営者、経営幹部と出会い経営指導を展開するようになった。「全国セミナー」の会場参加者は最少で1人ということもある。5年前に北海道の旭川で講演したセミナーの参加者は、1人であった。事情の許す限り、1人でも行う。すると心境の変化がある。たくさんの受講者が参加して頂くことを願いとするが、例え1人でも参加して頂くことは、ありがたいことだと思うわけである。こうした感謝の気持ちで行わないと1人の参加者のセミナーは出来るものではない。そしてこの1人が後々いろいろなつながりに発展する。目先の収支で言えば、会場費はおろか交通費も出ないこともある。それでもやるときはやることで、繋がりが出てきた。正に運の力ではなかろうか。運を大事にすること、長持ちさせるにはどうすればいいのだろうか。私にはわからない。ただ諦めず努力し続けていくことである。人生は一回限りである。生きているうちが花、活動しているうちが花と思って続けていく。