vol.15

未知なことに取組むことは新たな発見がある。

私の場合は韓国語である。ここ1ヶ月ばかり毎日30分から1時間ばかりハングル文字と格闘している。正に格闘である。読んだり、しゃべったりできるとはとても想像すらできない。にも関わらず千里の道も一歩からと自分に言い聞かせている。かすかではあるが、いつしかわかるようになるのではないかと希望を持っている。一日の隙間の30分から1時間を捻出するにはどうするか。一つは夕刊紙や週刊誌を読まないことである。私はどうちらかというと活字中毒のところがあって、食事をしながらでも新聞を読みたいタチである。電車で移動中も寝る以外は何らかの活字がいる。そのせいか年間100冊程度の本は読んでいる。ところがこのペースがどうしてもその通りに進まない。ハングル文字のせいである。昔の人はよく言ったものである。『何かを得ようとすると何かを失う。』今のところハングルについては何も得ていないが、そのプロセス中ですら活字(夕刊、週刊誌)を捨てざるを得ない。夕刊や週刊誌を読む楽しさがなくなる。しかし一方未知なるものに取組むと今まで気にしなかったり、目に留まらなかったことがそうではなくなる。ハングルは結構街に氾濫している。新幹線にもある。こうしたハングルが目に飛び込んでくる。新たな発見である。今まで通りのやり方では見えなかったものが見えたりするのである。そうした視点からすると企業経営もしかりである。現状に安住していては見えないことがある。現状変革にチャレンジすることで開けていく世界もある。従って“脱皮しないヘビは死ぬ” ヘビは脱皮することで成長し、生き延びていく。企業経営も又しかり。

経営コンサルタントの役割として変革を促すということがある。変革のエージェントである。変革エージェントたらんとするからには自らも未知なものに取組むことがいる。今のところその一つが私の場合、ハングルである。