平成18年(2006年)がスタートした。今年はどんな年になるだろうか。物流業にあってはいよいよドライバーの不足が深刻化するにちがいない。とりわけ25~34才の若手ドライバーの採用と育成が経営上のテーマとなる。 いわゆる若者は物流業に入っても続かない者もいる。「ケツをわる」タイプである。ドライバーという職に意義を見い出し「よしやるぞ」との想いで業界に入ってくるものが段々と減っているのではあるまいか。どうもその場限りで深い考えもなくヒョッコリというべきか、なんとなくというべきか、フラリと入ってくるものが後を絶たない。従って歩留りが悪い。そこで段々と高齢化が進む。すると無理がきかなくなる。高齢者の事故も増えている。如向にして若手ドライバーを確保し、育成していくかが経営上のテーマとなる。採用段階からキッチリとせねばならない。キッチリとは正しく面接する。入社にあたってはメリハリをつける。導入教育をする。生活面の指導をするなどの事である。正しい面接とは確認すべき事はキチンと行うこと。履歴書はよく見ること。適性検査をする。健康診断をするといったことである。入社にあたってのメリハリとは服務規律の徹底や、たとえ1人でも入社式を行うことである。このような基本に立脚することが物流業界に求められている。基本の立脚とは、言い換えれば人材育成への取組みのことである。ひるがえって、私の活動はここ5年ばかり悪化する収益に対してどう立ち向かうかをテーマとする日々の経営コンサルティングの連続である。一言で言えば生き残りである。果たしてこのままでいいのか。人材育成という基本、原点への取組みを強化しなければと痛感している。このままでは物流業界には人材が入ってこなくなる。危機感を持つ。今こそ“学習する力”を伸ばす時である。平成18年は“学習する力”を自分自身のコンサルティングのテーマとして深めて行く事を決意している。