経営コンサルタンティングに関わるニーズがあればどこでも行くというのがポリシーである。『北は北海道から南は九州まで』というのが、私のコンサルタントとしてのスロ-ガンである。山口百恵さんの歌ではないが、「日本のどこかに私を待っている人がいる」(「いい日旅立ち」)。
北の方では雪が降る。雪の降らない地域ではピンとこないが、雪の存在は重い。経営者の心情にも影響を与えている。『雪のあるうちは、じっとするしかない。春になってからあたらしいことを始めるよ。』とか言ったものである。確かに風土は人格を創るということはある。雪の降り積もるところは雪と共存していかねばならない。共存のための知恵がある。又一方、経済の波がある。地方は都市と比して景気は悪い。公共工事が減っている。商店街の店が消えつつある。大型スーパーのダイエーも撤退しているところが多い。かわりに郊外へと商圏が移動し、かつての中心街がさびれつつある。段々と地方の経済が弱まっていくさまを実感する。とこらが、街を歩いている若者は驚くほど共通化している。若者とは10代のことである。髪は染まっている。服装は全体がしまりなく見える。携帯電話をしっかり持ってる。道端にへたり込んでいるものもいる。どう見てもパッとしない。どうも気力とかガンバリが感じられない。地方の若者は都市を目指していない。この地で生き続けることを願っている。ところがそうはいかない。地方では就職するところも限られている。長男を除けばじっとこのまま地方にとどまることを許されない経済の現実がある。『青雲の志』をもって都会を目ざす日々は遠くなりつつある。やむ得ずしかたなく都会へと流入していく。どうもパワーの不足を感じてならない。パワーとは人生に対する心構えとしての前向きさ、やる気のことである。果たしてこの国はどうなるのか。どこへ向かっていくのであろうか。ところで、私は平成18年は定期的に(月1~2回)韓国の運送会社の経営指導に旅立つ。